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「…いくら辺境地でも、これは……!」
息をつく間もなく俺は愕然とした。予想はしていたものの、まさかこれ程とは……と異常気象の脅威に言葉を失った。
北の辺境地・シアリン領はランドール王国のなかでもひときわ大自然に恵まれた緑豊かな土地だった……。
それが、一年前に起こった異常気象のせいで見る影もなく白い雪で覆われた凍てつく要塞のようになっていた。
国王が座す王都ラオスをはじめ周辺の村は、国王と魔術師たちの力により、甚大な被害は免れた。
しかし、王都からはるか遠く離れた辺境の地まではその力は及ばなかったようだ。
やむことなくしんしんと降り続ける雪の中を、俺は一縷の望みを胸に目的の場所へと向かった。
王都を出る数日前、
シアリンからある極秘情報が入った。
“麓の村にひとりの見慣れぬ娘が行き倒れていた。風貌、格好から異国の者の可能性がありーー”と。
その内容からして娘はフラワラルドの人間ではないことが伺える。その場にいた者は一筋の光を感じたに違いない。待ち望んだ“娘”が現れたーーーと。
ただその娘が本当に我々が待ち望んだ“娘”かどうかを確かめる必要がある。事の詳細も含めて。
大臣たちは至急シアリンに派遣する者を選抜した。
そして、選ばれたのがーーー王宮騎士団・第三騎士団の副団長を任されているライアス・ユーザイン……俺だ。
愛馬のラルクといくつもの雪山と凍結した川を越え、何日もかけてこの辺境地へとやって来た。
せめて娘が希望の“娘”であることを願い……。
シアリン伯に挨拶を済ませると、俺はすぐに娘が世話なっているという麓の村にある児童施設に向った。なぜ辺境伯邸で保護しないのかを尋ねると、娘が大層嫌がったのだという。仕方なく村の児童施設で面倒を見てもらうよう頼んだらしい。
ただシアリン伯によると娘は記憶を失くしているらしく、自分の名前もどこから来たのかも、なぜ行き倒れになっていたのかも……覚えていないとのことだった。
それでは“娘”という何かしらの確証を得ることが出来ないのでは……俺は希望が削がれる思いでラルクを走らせた。
「これは騎士様。遠い所をわざわざ御足労頂きまして申し訳ありません」
「それは気にしないで下さい、すぐにでも娘に会いたいのですが」
「それが“メイ”は今、子供たちと夕飯の調達に出ておりまして……」
「メイ?」
「娘の名前です」
「記憶を失くしていると聞きましたが?」
「はい、当初は本当に自分の名前すらわからない状態だったのです。ですが……少しずつ思い出してきているようで……」
「そうですか……」
「本当はもっと早くお伝えするべきだったのですが、領主様のお屋敷に行くには……この雪では少々難しく、遅くなってしまいました。申し訳ございません」
「確かに……私もシアリンに来るまではこれ程とは思いませんでした」
辺境伯邸は山間の少々辺鄙かつ麓の村からも離れている為、この雪では大の男でも辺境伯邸まで行くのは難しい。それでも雪の頃合いをみて知らせてくれたのだろう。早くこの状況をどうにかしなければ、俺の中に焦燥感だけが募った。
「もうすぐメイたちも帰って来ます。こちらで温かい飲み物でもいかがですか?」
「ありがとうございます。頂きます」
“メイ”……どんな娘だろう?
俺はお茶を頂きながら、シスターから“メイ”のことを聞いた。
年の頃は二十歳前後。
茶色い瞳に黒髪の小柄な娘だという。
茶色い瞳に黒髪……とても興味深い。
「シスター!」
少し離れたところから子供のはしゃぐ元気な声が聞こえてくる。
「帰って来たみたいですわ」
子供たちが元気に手を振っている。
そして子供たちに囲まれて微笑む娘がいる。
「あれが“メイ”ですわ」
俺の心臓がドクンと鳴った。なんだ……今のは?
「ご苦労様メイ、こちらにいらっしゃい」
どうしたんだ俺は……!?
「こちら王都からいらした騎士団のライアス・ユーザイン様。メイを訪ねて来たのよ」
「私を……ですか?」
娘はなぜ? と大きな瞳を向ける。
茶色いというより琥珀色に近い……。それに、なんて艶やかで魅惑的な黒髪……触ってみたい……。
そんな衝動に駆られた。これでは俺が危ない男のようではないか……!
「メイです、なんでしょうか?」
どことなく素っ気ない娘の態度に、
これは記憶を失くしているせいなのか……? 子供たちとは笑っていたのに……と、心なしかムッとする。それを察してかシスターが慌ててとりなした。
「メイはもともと人見知りのようで、この児童施設に来た時もなかなか心を開かなくて、最近やっと子供たちとも打ち解けてきたのです……ですが、知らぬ者が来ると無意識に警戒するようで……」
……俺はなんて浅はかな人ことを!
この娘は突然見知らぬ世界に来てしまったんだぞ……しかも記憶も失くしている……警戒しても仕方のないことではないか……。
何を苛立っているんだ……?
騎士団の副団長を務める俺が感情を露にしてしまうとは、情けない……。
「シスター申し訳ありません、気を遣わせてしまいました」
シスターに謝罪し改めて娘に向き直した。
「ライアス・ユーザインだ。メイあなたに確かめたいことがあるのだ」
………ザインの……三男坊…………
「「え!?」」
ふいに聞こえた声に俺と娘が同時に反応する。娘にも “声” が聞こえたようだ。すると淡い緑色の光がふわふわと現れ勢いよく弾けた。すると小さな生き物がヒラヒラと優雅に飛行する姿が目尻の先に入ってきた。
『久しぶりだね! ユーザイン家の三男』
親し気に話しかける緑の精霊……に俺は見覚えがあった。
「お……前、ルルド……か?」
『そうだよ!』
「どこから現れた!?」
ルルドは気まぐれで人をおちょくるのが好きな緑の精霊。俺をユーザインの三男坊といっては揶揄かってくる憎らしいヤツだ。
『うん! なんかね~ 女神様に言われて“娘”を探しに行ってたんだ~』
「何を言って…え? “女神の娘”を探しに!?」
『そうだよ! オイラが連れてきたんだ!』
「では……この娘、本当に“女神の娘”なのか?」
エッヘン! と、ルルドは得意気な顔をして見せる。
まさか……本当に? ルルドの嘘ではないのか? にわかには信じられず、俺は訝しげにルルドを睨み付けた。
『あ~ 信じてないな~』
ルルドはぷぅと頬を膨らませる。
「あ……の、ここはどこですか? わたしはどうして、こんな所に?」
「!」
娘が今、夢から覚めたようにポツリと呟いた。
「メイ!? 思い出したのですか?」
シスターは胸元で両手を組み、女神に感謝の祈りを捧げている。
『連れてきた時の影響か何かで、一時的に記憶が失くなったみたいなんだけど、オイラが起きたのがキッカケで記憶が戻ったみたいだ。
「お前ずっと眠ってたのか?」
『うん! 人間を連れて来るのは沢山の力が必要だからね。しばらくメイの中で眠らせて貰ってたんだ~』
呑気なルルドに呆れつつ、不安を滲ませる娘に何から説明していいのか頭を悩ませる。
それでもヤンチャな緑の精霊のお陰で、我々は幸運にも“女神の娘”を手に入れることができた。
ーーー何をどう説明しよう……。
息をつく間もなく俺は愕然とした。予想はしていたものの、まさかこれ程とは……と異常気象の脅威に言葉を失った。
北の辺境地・シアリン領はランドール王国のなかでもひときわ大自然に恵まれた緑豊かな土地だった……。
それが、一年前に起こった異常気象のせいで見る影もなく白い雪で覆われた凍てつく要塞のようになっていた。
国王が座す王都ラオスをはじめ周辺の村は、国王と魔術師たちの力により、甚大な被害は免れた。
しかし、王都からはるか遠く離れた辺境の地まではその力は及ばなかったようだ。
やむことなくしんしんと降り続ける雪の中を、俺は一縷の望みを胸に目的の場所へと向かった。
王都を出る数日前、
シアリンからある極秘情報が入った。
“麓の村にひとりの見慣れぬ娘が行き倒れていた。風貌、格好から異国の者の可能性がありーー”と。
その内容からして娘はフラワラルドの人間ではないことが伺える。その場にいた者は一筋の光を感じたに違いない。待ち望んだ“娘”が現れたーーーと。
ただその娘が本当に我々が待ち望んだ“娘”かどうかを確かめる必要がある。事の詳細も含めて。
大臣たちは至急シアリンに派遣する者を選抜した。
そして、選ばれたのがーーー王宮騎士団・第三騎士団の副団長を任されているライアス・ユーザイン……俺だ。
愛馬のラルクといくつもの雪山と凍結した川を越え、何日もかけてこの辺境地へとやって来た。
せめて娘が希望の“娘”であることを願い……。
シアリン伯に挨拶を済ませると、俺はすぐに娘が世話なっているという麓の村にある児童施設に向った。なぜ辺境伯邸で保護しないのかを尋ねると、娘が大層嫌がったのだという。仕方なく村の児童施設で面倒を見てもらうよう頼んだらしい。
ただシアリン伯によると娘は記憶を失くしているらしく、自分の名前もどこから来たのかも、なぜ行き倒れになっていたのかも……覚えていないとのことだった。
それでは“娘”という何かしらの確証を得ることが出来ないのでは……俺は希望が削がれる思いでラルクを走らせた。
「これは騎士様。遠い所をわざわざ御足労頂きまして申し訳ありません」
「それは気にしないで下さい、すぐにでも娘に会いたいのですが」
「それが“メイ”は今、子供たちと夕飯の調達に出ておりまして……」
「メイ?」
「娘の名前です」
「記憶を失くしていると聞きましたが?」
「はい、当初は本当に自分の名前すらわからない状態だったのです。ですが……少しずつ思い出してきているようで……」
「そうですか……」
「本当はもっと早くお伝えするべきだったのですが、領主様のお屋敷に行くには……この雪では少々難しく、遅くなってしまいました。申し訳ございません」
「確かに……私もシアリンに来るまではこれ程とは思いませんでした」
辺境伯邸は山間の少々辺鄙かつ麓の村からも離れている為、この雪では大の男でも辺境伯邸まで行くのは難しい。それでも雪の頃合いをみて知らせてくれたのだろう。早くこの状況をどうにかしなければ、俺の中に焦燥感だけが募った。
「もうすぐメイたちも帰って来ます。こちらで温かい飲み物でもいかがですか?」
「ありがとうございます。頂きます」
“メイ”……どんな娘だろう?
俺はお茶を頂きながら、シスターから“メイ”のことを聞いた。
年の頃は二十歳前後。
茶色い瞳に黒髪の小柄な娘だという。
茶色い瞳に黒髪……とても興味深い。
「シスター!」
少し離れたところから子供のはしゃぐ元気な声が聞こえてくる。
「帰って来たみたいですわ」
子供たちが元気に手を振っている。
そして子供たちに囲まれて微笑む娘がいる。
「あれが“メイ”ですわ」
俺の心臓がドクンと鳴った。なんだ……今のは?
「ご苦労様メイ、こちらにいらっしゃい」
どうしたんだ俺は……!?
「こちら王都からいらした騎士団のライアス・ユーザイン様。メイを訪ねて来たのよ」
「私を……ですか?」
娘はなぜ? と大きな瞳を向ける。
茶色いというより琥珀色に近い……。それに、なんて艶やかで魅惑的な黒髪……触ってみたい……。
そんな衝動に駆られた。これでは俺が危ない男のようではないか……!
「メイです、なんでしょうか?」
どことなく素っ気ない娘の態度に、
これは記憶を失くしているせいなのか……? 子供たちとは笑っていたのに……と、心なしかムッとする。それを察してかシスターが慌ててとりなした。
「メイはもともと人見知りのようで、この児童施設に来た時もなかなか心を開かなくて、最近やっと子供たちとも打ち解けてきたのです……ですが、知らぬ者が来ると無意識に警戒するようで……」
……俺はなんて浅はかな人ことを!
この娘は突然見知らぬ世界に来てしまったんだぞ……しかも記憶も失くしている……警戒しても仕方のないことではないか……。
何を苛立っているんだ……?
騎士団の副団長を務める俺が感情を露にしてしまうとは、情けない……。
「シスター申し訳ありません、気を遣わせてしまいました」
シスターに謝罪し改めて娘に向き直した。
「ライアス・ユーザインだ。メイあなたに確かめたいことがあるのだ」
………ザインの……三男坊…………
「「え!?」」
ふいに聞こえた声に俺と娘が同時に反応する。娘にも “声” が聞こえたようだ。すると淡い緑色の光がふわふわと現れ勢いよく弾けた。すると小さな生き物がヒラヒラと優雅に飛行する姿が目尻の先に入ってきた。
『久しぶりだね! ユーザイン家の三男』
親し気に話しかける緑の精霊……に俺は見覚えがあった。
「お……前、ルルド……か?」
『そうだよ!』
「どこから現れた!?」
ルルドは気まぐれで人をおちょくるのが好きな緑の精霊。俺をユーザインの三男坊といっては揶揄かってくる憎らしいヤツだ。
『うん! なんかね~ 女神様に言われて“娘”を探しに行ってたんだ~』
「何を言って…え? “女神の娘”を探しに!?」
『そうだよ! オイラが連れてきたんだ!』
「では……この娘、本当に“女神の娘”なのか?」
エッヘン! と、ルルドは得意気な顔をして見せる。
まさか……本当に? ルルドの嘘ではないのか? にわかには信じられず、俺は訝しげにルルドを睨み付けた。
『あ~ 信じてないな~』
ルルドはぷぅと頬を膨らませる。
「あ……の、ここはどこですか? わたしはどうして、こんな所に?」
「!」
娘が今、夢から覚めたようにポツリと呟いた。
「メイ!? 思い出したのですか?」
シスターは胸元で両手を組み、女神に感謝の祈りを捧げている。
『連れてきた時の影響か何かで、一時的に記憶が失くなったみたいなんだけど、オイラが起きたのがキッカケで記憶が戻ったみたいだ。
「お前ずっと眠ってたのか?」
『うん! 人間を連れて来るのは沢山の力が必要だからね。しばらくメイの中で眠らせて貰ってたんだ~』
呑気なルルドに呆れつつ、不安を滲ませる娘に何から説明していいのか頭を悩ませる。
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