60 / 174
昔話
その一
しおりを挟む
「そう言えば仁君」
今やすっかり常連客状態となっている塚原が、入り口近くのカウンター席を陣取って昼間からブレンドコーヒーをすすっている。フロント席近くで事務業務をしている堀江は、一度手を止めてから客の方に顔を向けた。
「はい」
「尼崎ミサさんとの馴れ初めってどんな感じだったの?」
「ったく慣れてきたからっておだつんでね」
と厨房で川瀬のまかない飯を食べに来ていた村木が会話に割って入る。堀江は大丈夫やでと笑顔で村木を窘め、中学生の時ですと答えた。
『礼君、もう要らないの?』
「まだまくらうべさ~」
『だったら飯の途中で席立つんじゃねぇよ』
「したってま~たあんのおサボり刑事がさ~」
村木は一緒に昼食を摂っていた川瀬と小野坂に呼び戻され、多少不服げに塚原を見やってから奥へと引っ込む。
『それを決めんのは仁だろうが、余計な口出しすんなって』
『したってさ、なしてわざわざ……』
厨房から漏れ聞こえてくる小野坂と村木の会話に堀江と塚原は苦笑いした。
「まぁ興味本位で聞いてるだけだから差し支えない範囲で」
「いえ今更どうも無いですよ。グレて学校にも行かんとそこらを徘徊しとった時に廃墟の壁に絵を描いてた彼女と出会ったんです、当時から画力が物凄かったんはよう覚えてますね」
「へぇ」
塚原はコーヒーを啜りながらもその話に興味津々と言った感じで堀江を見つめている。
「彼女もグレてたの?」
「と言うよりは馴染めんかったみたいなんです。学校行くんはイヤ、かと言ってご両親を嫌うてた訳ではなかったみたいですけど家に居っても息が詰まる、絵さえ描ければ何でも良かったって」
「あ~、相当もがいてたんだ。んですぐに仲良く……」
塚原の言葉に堀江は首を横に振った。
「はなりませんでしたね。今思えばただのやっかみやったんですけど、最初の頃は難癖付けたり彼女の絵に黒のカラースプレー吹っ掛けたりしてました」
俺絵心無くて。堀江はそう言って苦笑いを浮かべた。
「廃墟に絵を描くのもアレだけど、人様の力作を汚すのは頂けないなぁ。仁君って案外好きな子いじめるタイプだったの?」
「そんなことは無いんですけど彼女に対してはそうでしたね、当時は無自覚でやってました」
堀江は中学時代の気持ちを思い出し、自然と表情も緩む。
「で、どうやって親しくなってったの?」
塚原は塚原で人様の恋バナをニヤニヤしながら聞いており、話の続きをせがむ。
「そうですね……本人にそのつもりは無かったらしいんですが、彼女が描いた西洋風の女性像を見た時に神々しさを感じて。当時からクリスチャンやったんで俺の中で聖母マリアを彷彿とさせてしまったみたいで、呆然と立ち尽くして何も出来ませんでした。その後からだったと思います、彼女とまともに話をするようになったんは」
「そうかい、当時から信仰心はあったんだね」
「と言うより家に居るんが苦痛やったんです。父親とは元からそりが合いませんでしたし、母親……言うても後妻さんで口なんてほとんど聞いたこと無いですから。水曜の勉強会と日曜のミサは死んだ実母の影響で何も考えんと通うてました」
「きっと似てる何かを感じたんだろうね、尼崎家も確か……近所の教会から出てくるのを何度か見かけた事があってさ」
「えぇ、クリスチャンです。会話の糸口もそこからでした。それと重なるようにあなたとお会いして、徐々につるんどった連中とも段々疎遠になりました」
堀江はそう言って塚原の顔を見る。『君の居場所はそこ?』この言葉は当時からずっと耳に残っており、服役中もその言葉を胸に過去の過ちを悔い、反省し、亡くなった恋人を弔って生きていく原動力ともなっていた。
「それで一気の盛り上がって……」
「いえいえ結構時間掛かりましたよ。どっちもか素直に気持ち晒せるタイプやないですし、引き合うたり反発したりでなかなか……付き合うようになるまでに一年近くかかったと思います、中学卒業するくらいの時期でしたから。ミサと出逢えたことでこっからどう生きていこかとか、彼女とつり合えるええ男になったろとか真剣に考えるようになりました。ただ学校に行って勉強しよういう思考には行き着きませんでしたけど」
「それは別にいいんじゃない? 人生設計なんて人の数だけある訳だし、学歴なんて社会に出てしまえば大した武器じゃないからね。それに高校からなら後でも勉強出来るし、その気になってからでも十分間に合うよ」
「えぇ。当時は何を取ってもミサの事しか頭にありませんでした、中卒自体に後悔はありません……すみません、甘い話どころかちょっと重うなりましたね」
「いや、なかなか聞き応えのある話だね。って事は働き出したの?」
「はい、歳ごまかして居酒屋でバイトしてた時に町工場の社長さんと知り合いまして。ちょうど人手が欲しかったみたいで『ウチで働いてみぃひんか?』ってお誘いを受けて、二年弱社員として働いてました」
「仁君……ちょいちょい頂けないことしてんだね、それ法に触れるから」
刑事としてはちょっと……と塚原は頭を掻く。
「まぁ……今思えばそこそこの悪ガキやったみたいですね。当時は周囲がそんなんばっかやったんで無自覚でしたけど。彼女も絵を描く仕事をするって決めてから学校に通うようになって、美術系の高校を選んでそこでは友達もちゃんと出来て。寂しさで縋り合うてた頃よりも充実して幸せでした、ご両親も寛容過ぎるういか何と言うかすんなり許して頂けたんで」
「多分君らの頑張りをちゃんと見てらしたんじゃないかな、何より娘であるミサさんを立ち直らせてくれたって感謝の思いが大きいと思うよ」
塚原はコーヒーを飲み干して腕時計に視線をやる。
「……そろそろ時間だ、続きはまた今度聞かせて」
彼はそう言い残し、代金を支払っていそいそと店を出て行った。それを見計らったかの様に村木がひょこっと顔を出し、せわしないべと毒吐いている。
「しっかも自分の話はしねえんだべな、相変わらず」
「人の話聞く方が好きなんちがう?」
「にしたって職業病レベルだべアレ。多少マシにはなったにしたって尋問てえかゲスいてえか」
村木はぶちぶちと文句を垂れているが、一時期ほどの嫌悪感は無くなったようで口ほどギスギスしたものは感じられない。
「まぁええがな、それよりお昼ちゃんと食べたん?」
「ん、オレも店に戻んべ」
したっけ。村木も裏口から出て行き、『赤岩青果店』へと戻る。
「アイツも十分忙しないだろ」
村木の背中を見送った小野坂はため息と共に本音をこぼす。その一言がツボにはまった堀江はつい吹き出してしまった。
今やすっかり常連客状態となっている塚原が、入り口近くのカウンター席を陣取って昼間からブレンドコーヒーをすすっている。フロント席近くで事務業務をしている堀江は、一度手を止めてから客の方に顔を向けた。
「はい」
「尼崎ミサさんとの馴れ初めってどんな感じだったの?」
「ったく慣れてきたからっておだつんでね」
と厨房で川瀬のまかない飯を食べに来ていた村木が会話に割って入る。堀江は大丈夫やでと笑顔で村木を窘め、中学生の時ですと答えた。
『礼君、もう要らないの?』
「まだまくらうべさ~」
『だったら飯の途中で席立つんじゃねぇよ』
「したってま~たあんのおサボり刑事がさ~」
村木は一緒に昼食を摂っていた川瀬と小野坂に呼び戻され、多少不服げに塚原を見やってから奥へと引っ込む。
『それを決めんのは仁だろうが、余計な口出しすんなって』
『したってさ、なしてわざわざ……』
厨房から漏れ聞こえてくる小野坂と村木の会話に堀江と塚原は苦笑いした。
「まぁ興味本位で聞いてるだけだから差し支えない範囲で」
「いえ今更どうも無いですよ。グレて学校にも行かんとそこらを徘徊しとった時に廃墟の壁に絵を描いてた彼女と出会ったんです、当時から画力が物凄かったんはよう覚えてますね」
「へぇ」
塚原はコーヒーを啜りながらもその話に興味津々と言った感じで堀江を見つめている。
「彼女もグレてたの?」
「と言うよりは馴染めんかったみたいなんです。学校行くんはイヤ、かと言ってご両親を嫌うてた訳ではなかったみたいですけど家に居っても息が詰まる、絵さえ描ければ何でも良かったって」
「あ~、相当もがいてたんだ。んですぐに仲良く……」
塚原の言葉に堀江は首を横に振った。
「はなりませんでしたね。今思えばただのやっかみやったんですけど、最初の頃は難癖付けたり彼女の絵に黒のカラースプレー吹っ掛けたりしてました」
俺絵心無くて。堀江はそう言って苦笑いを浮かべた。
「廃墟に絵を描くのもアレだけど、人様の力作を汚すのは頂けないなぁ。仁君って案外好きな子いじめるタイプだったの?」
「そんなことは無いんですけど彼女に対してはそうでしたね、当時は無自覚でやってました」
堀江は中学時代の気持ちを思い出し、自然と表情も緩む。
「で、どうやって親しくなってったの?」
塚原は塚原で人様の恋バナをニヤニヤしながら聞いており、話の続きをせがむ。
「そうですね……本人にそのつもりは無かったらしいんですが、彼女が描いた西洋風の女性像を見た時に神々しさを感じて。当時からクリスチャンやったんで俺の中で聖母マリアを彷彿とさせてしまったみたいで、呆然と立ち尽くして何も出来ませんでした。その後からだったと思います、彼女とまともに話をするようになったんは」
「そうかい、当時から信仰心はあったんだね」
「と言うより家に居るんが苦痛やったんです。父親とは元からそりが合いませんでしたし、母親……言うても後妻さんで口なんてほとんど聞いたこと無いですから。水曜の勉強会と日曜のミサは死んだ実母の影響で何も考えんと通うてました」
「きっと似てる何かを感じたんだろうね、尼崎家も確か……近所の教会から出てくるのを何度か見かけた事があってさ」
「えぇ、クリスチャンです。会話の糸口もそこからでした。それと重なるようにあなたとお会いして、徐々につるんどった連中とも段々疎遠になりました」
堀江はそう言って塚原の顔を見る。『君の居場所はそこ?』この言葉は当時からずっと耳に残っており、服役中もその言葉を胸に過去の過ちを悔い、反省し、亡くなった恋人を弔って生きていく原動力ともなっていた。
「それで一気の盛り上がって……」
「いえいえ結構時間掛かりましたよ。どっちもか素直に気持ち晒せるタイプやないですし、引き合うたり反発したりでなかなか……付き合うようになるまでに一年近くかかったと思います、中学卒業するくらいの時期でしたから。ミサと出逢えたことでこっからどう生きていこかとか、彼女とつり合えるええ男になったろとか真剣に考えるようになりました。ただ学校に行って勉強しよういう思考には行き着きませんでしたけど」
「それは別にいいんじゃない? 人生設計なんて人の数だけある訳だし、学歴なんて社会に出てしまえば大した武器じゃないからね。それに高校からなら後でも勉強出来るし、その気になってからでも十分間に合うよ」
「えぇ。当時は何を取ってもミサの事しか頭にありませんでした、中卒自体に後悔はありません……すみません、甘い話どころかちょっと重うなりましたね」
「いや、なかなか聞き応えのある話だね。って事は働き出したの?」
「はい、歳ごまかして居酒屋でバイトしてた時に町工場の社長さんと知り合いまして。ちょうど人手が欲しかったみたいで『ウチで働いてみぃひんか?』ってお誘いを受けて、二年弱社員として働いてました」
「仁君……ちょいちょい頂けないことしてんだね、それ法に触れるから」
刑事としてはちょっと……と塚原は頭を掻く。
「まぁ……今思えばそこそこの悪ガキやったみたいですね。当時は周囲がそんなんばっかやったんで無自覚でしたけど。彼女も絵を描く仕事をするって決めてから学校に通うようになって、美術系の高校を選んでそこでは友達もちゃんと出来て。寂しさで縋り合うてた頃よりも充実して幸せでした、ご両親も寛容過ぎるういか何と言うかすんなり許して頂けたんで」
「多分君らの頑張りをちゃんと見てらしたんじゃないかな、何より娘であるミサさんを立ち直らせてくれたって感謝の思いが大きいと思うよ」
塚原はコーヒーを飲み干して腕時計に視線をやる。
「……そろそろ時間だ、続きはまた今度聞かせて」
彼はそう言い残し、代金を支払っていそいそと店を出て行った。それを見計らったかの様に村木がひょこっと顔を出し、せわしないべと毒吐いている。
「しっかも自分の話はしねえんだべな、相変わらず」
「人の話聞く方が好きなんちがう?」
「にしたって職業病レベルだべアレ。多少マシにはなったにしたって尋問てえかゲスいてえか」
村木はぶちぶちと文句を垂れているが、一時期ほどの嫌悪感は無くなったようで口ほどギスギスしたものは感じられない。
「まぁええがな、それよりお昼ちゃんと食べたん?」
「ん、オレも店に戻んべ」
したっけ。村木も裏口から出て行き、『赤岩青果店』へと戻る。
「アイツも十分忙しないだろ」
村木の背中を見送った小野坂はため息と共に本音をこぼす。その一言がツボにはまった堀江はつい吹き出してしまった。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説

少女のモンタージュ
根本 九ツ
ライト文芸
あの人たちどうして付き合っているのだろう。
この子ならもっといい人がいるだろうに。
お互い妥協しあう恋人達。
傍からみると不思議な恋愛が世の中に溢れている。
この物語はそんな恋の物語。
彼の恋は傍から見れば異常だ。
彼の眼にはどう映るのか。
恋の終わりはハッピーエンドとは限らない。
※計4万字程です。小説家になろう様と重複投稿をしています。こちらの方が一話先行して公開しています。

【悲報】人気ゲーム配信者、身に覚えのない大炎上で引退。~新たに探索者となり、ダンジョン配信して最速で成り上がります~
椿紅颯
ファンタジー
目標である登録者3万人の夢を叶えた葭谷和昌こと活動名【カズマ】。
しかし次の日、身に覚えのない大炎上を経験してしまい、SNSと活動アカウントが大量の通報の後に削除されてしまう。
タイミング良くアルバイトもやめてしまい、完全に収入が途絶えてしまったことから探索者になることを決める。
数日間が経過し、とある都市伝説を友人から聞いて実践することに。
すると、聞いていた内容とは異なるものの、レアドロップ&レアスキルを手に入れてしまう!
手に入れたものを活かすため、一度は去った配信業界へと戻ることを決める。
そんな矢先、ダンジョンで狩りをしていると少女達の危機的状況を助け、しかも一部始終が配信されていてバズってしまう。
無名にまで落ちてしまったが、一躍時の人となり、その少女らとパーティを組むことになった。
和昌は次々と偉業を成し遂げ、底辺から最速で成り上がっていく。
café R ~料理とワインと、ちょっぴり恋愛~
yolu
ライト文芸
café R のオーナー・莉子と、後輩の誘いから通い始めた盲目サラリーマン・連藤が、料理とワインで距離を縮めます。
連藤の同僚や後輩たちの恋愛模様を絡めながら、ふたりの恋愛はどう進むのか?
※小説家になろうでも連載をしている作品ですが、アルファポリスさんにて、書き直し投稿を行なっております。第1章の内容をより描写を濃く、エピソードを増やして、現在更新しております。

スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った

【完結】離婚の危機!?ある日、妻が実家に帰ってしまった!!
つくも茄子
ライト文芸
イギリス人のロイドには国際結婚をした日本人の妻がいる。仕事の家庭生活も順調だった。なのに、妻が実家(日本)に戻ってしまい離婚の危機に陥ってしまう。美貌、頭脳明晰、家柄良しの完璧エリートのロイドは実は生活能力ゼロ男。友人のエリックから試作段階の家政婦ロボットを使わないかと提案され、頷いたのが運のツキ。ロイドと家政婦ロボットとの攻防戦が始まった。
ハピネスカット-葵-
えんびあゆ
キャラ文芸
美容室「ハピネスカット」を舞台に、人々を幸せにするためのカットを得意とする美容師・藤井葵が、訪れるお客様の髪を切りながら心に寄り添い、悩みを解消し新しい一歩を踏み出す手助けをしていく物語。
お客様の個性を大切にしたカットは単なる外見の変化にとどまらず、心の内側にも変化をもたらします。
人生の分岐点に立つ若者、再出発を誓う大人、悩める親子...多様な人々の物語が、葵の手を通じてつながっていく群像劇。
時に笑い、たまに泣いて、稀に怒ったり。
髪を切るその瞬間に、人が持つ新しい自分への期待や勇気を紡ぐ心温まるハートフルストーリー。
未来を重ねる僕と、絵本のように消える君
香澄 翔
ライト文芸
僕はずっと彼女のことを忘れられなかった。
それが初恋だということに気が付いたのは、彼女を失った後だったから。
高校生になっても、それは変わらない。
ただ彼女との思い出の場所を写真に残すだけの毎日。
そんな中、彼女との約束の場所で、僕は「彼女」と出会った。
彼女は自分のことを幼なじみの「未来」だと名乗る。
でも彼女が未来の訳は無いんだ。
だって未来は、七年前に僕をかばって事故で亡くなったのだから。
どうして彼女は「みらい」だと名乗ったのだろう。
彼女は、いったい何者なのだろうか。
それとも本当に彼女は未来なのだろうか。
そんなことはありえないと思いつつも、少しずつ僕は初恋を取り戻していく。
その結末に何が待っているかなんて、わからないまま――
この物語はある少年の切ない恋のお話です。
完結しています。
表紙イラストは花音さんに描いていただきました。

甘えたいだけの。【声劇台本】【二人】【カップル】【ほのぼの】
マグカップと鋏は使いやすい
ライト文芸
酔っぱらいとそれを連れ帰るカップルの話です。
ほのぼの雰囲気です。
性別不問、どちらが彼氏彼女同性でも構いません。
その場合は一人称や語尾の変更をお願いいたします。
動画・音声投稿サイトに使用する場合は、使用許可は不要ですが一言いただけると嬉しいです。
大変喜びます。
自作発言、転載はご遠慮ください。
著作権は放棄しておりません。
使用の際は作者名を記載してください。
性別不問、内容や世界観が変わらない程度の変更や語尾の変更、方言等構いません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる