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ナヨナヨ男の居場所
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「それでーー預かったものって?」
「ーーこれなんだけど」
趣味でスポーツジムに通い、筋肉もそこそこある大輝をもビビらせるほどの筋肉。
茜が暴れないか?考えては、その手紙を渡す手が震えている。
パシッと受け取ると、手紙を広げた。
茜の顔色がみるみる紅葉していく。
「ーーんのやろー!」
そういってから、ほんの数秒間、口を閉ざしていた茜が吐き出すように言った。
「ーーで、あのナヨナヨ男はどこにいったんだ?」
まるで、りんごの様に赤くなった頬。
茜が猛烈に怒っているのは、間違いないだろう。
「わからない」
顔を横に振りながら、大輝が言った。
本当に彼がどこにいったのか?ーーそれは聞いていない。
「ふざけやがって...こうなりゃ、お前ん家に泊まり込んでやるよ!あのバカから!連絡がくるだろうからな」
茜の放つ言葉一つ一つから、彼女の怒りがヒシヒシと伝わってくる。
「ーーはぁぁ。ったくよー!本当に知らねーのかよ?あのバカの居所...」
「ーーこれなんだけど」
趣味でスポーツジムに通い、筋肉もそこそこある大輝をもビビらせるほどの筋肉。
茜が暴れないか?考えては、その手紙を渡す手が震えている。
パシッと受け取ると、手紙を広げた。
茜の顔色がみるみる紅葉していく。
「ーーんのやろー!」
そういってから、ほんの数秒間、口を閉ざしていた茜が吐き出すように言った。
「ーーで、あのナヨナヨ男はどこにいったんだ?」
まるで、りんごの様に赤くなった頬。
茜が猛烈に怒っているのは、間違いないだろう。
「わからない」
顔を横に振りながら、大輝が言った。
本当に彼がどこにいったのか?ーーそれは聞いていない。
「ふざけやがって...こうなりゃ、お前ん家に泊まり込んでやるよ!あのバカから!連絡がくるだろうからな」
茜の放つ言葉一つ一つから、彼女の怒りがヒシヒシと伝わってくる。
「ーーはぁぁ。ったくよー!本当に知らねーのかよ?あのバカの居所...」
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