私の口いっぱいに溢れる甘くて美味しい恋の話

いつも口内が砂を噛んだような苦い味しかしない少女カミタは、桜の季節に会った少年タミカと出会ったときから、果実のような甘酸っぱい味が広がるようになった。
それをキッカケにタミカを意識するようなり、積極的に関わりに行く。しかしタミカは人間嫌いであり、カミタを疎ましく思っていた。
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