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あとがき

あとがき

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 読者の皆さんお久しぶりです。あるいは初めまして。ライト文芸作家の海獺屋ぼのです。

 今回は拙作「幕張地下街の縫子少女 ~白いチューリップと画面越しの世界~」を読んでいただき誠にありがとうございました。

 本作は私にとって非常に実験的な作品だったと思います。ある種の叙述トリック。それをやってみたかったんですよね。

 作中登場する澪・千歳・まりあは香澄にとってあくまで友人です。そんな彼女たちがそれぞれの思惑で動き、香澄がそれに巻き込まれていく。そんな様を描きたくてこの作品を書かせてただきました。拙い部分も多かったと思いますが自分としては楽しく書けたと思います。

 思えば私の作品は毎回非常に日常的なシーンが多いと思います。今回もその例に漏れないのですが、ややクライム色を混ぜられたのかな? と思っております。次回作はもう少しこのクライム色を強めに書かせていただきますので次回作もよろしくお願いします。

 では簡単ではございますが、本作を掲載させていただいた「アルファポリス様」、表紙イラストを描いていただいた水縹アオ様、そして読者様に最大限の感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

 次回作「時給二百万円の終末魔法少女」でまたお会いしましょう。

 文芸創作工房 海獺屋 海獺屋ぼの
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