井の頭第三貯水池のラッコ

海獺屋ぼの

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第二章 菱沼浩之の場合

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今までありがとうって
笑って別れる事が出来れば、
どんなに楽だろう…。

キミの為に離れる事が
正しいってことぐらい、
分かってるよ。

でもボクは、
そんなにカッコいい離れ方知らないし、
諦めが悪いんだ。

キミが悲しい顔してたり、
強がってるキミを見てると、
抱きしめたくなる。

やっぱり、ボクはキミが好きなんだ。 


※以上です。一人称改変、アドリブ自由です。
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