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世間話のこと

世間話 そのに

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自己承認欲求。というものについて時々考えます。

誰かに評価されることを求めるあれですね。

文芸、イラスト、音楽、映像の分野においてもそれがとても重要な要素だと思います。

クリエイターって大なり小なり自己承認欲求はあるものなんですよね。

ネット上での評価(閲覧数やお気に入り数)もやはり気にかけると思います。

第三者の評価って実はすごく大事でモチベーションや利益に繋がるんですよね。

僕自身、なろうとかアルファポリスで投稿した時は閲覧数を多少は気にしています。

『ああ、これだけの人が僕の作品を読んでくれている』

と思うとモチベーションは上がるんですよね。

同人即売会も同じで、購入してくれるのはもちろん嬉しいですし、立ち読みして貰えただけですごく嬉しいです。

やはり、第三者の評価ってすごく大切なんだなーとつくづく思いますね。


さて、では承認欲求が満たされない場合はどうなるでしょう?

文芸に限って言えば、閲覧数が伸びない・お気に入りブックマークが増えない。などがあった場合です。

これには良い面と悪い面があると思うんですよね。

良い面は、向上心が生まれることです。

やはり自身の作品をもっと良くしたいと思えることは大事なんですよね。

現状に満足せず、さらに良い物を作りたいという欲求は至極まっとうで、人間の成長に繋がると思います。

一方、悪い面もあります。

評価を過剰に気にすると、自分らしさが消えて楽しさがなくなってしまうことです。

最初は楽しくて始めた執筆が、他者評価に依存しすぎることで『評価されるためだけ』になってしまうと思うんです。

一長一短ありますが、承認欲求とはうまく付き合っていきたいものです。


ここまで文芸に限ってお話してきましたが、これは全てに通じることだと思います。

『好きな異性に振り向いてもらいたい』とか『会社の上司に認めて貰いたい』とか『友達にちやほやされたらい』とかです。

前述の通り、これは向上心に結びつく反面、本来の自分を失うリスクが含まれます。

何事もバランスが大切で、ときどき自分を省みる時間は必要ですよね。

完全に他人の評価を気にするのはあまりにもナンセンスですから……。


僕自身は他人の評価を極力気にしない方針で活動しています。

文芸で言えば閲覧数やお気に入りは『グリコのオマケ』程度だと考えているわけです。

オマケをメインにしてしまうのは本質からかけ離れる気がするので。

まず自分らしく、良くするために他者の評価を参考にする。

そう念頭に置いて行動したいですね。

世間話といいながら、僕のスタンスについて書かせて頂きました。

次回はまた別のテーマで書かせて頂きます。

では、近日中にまたお会いしましょう。

ありがとうございました。

次回『目標設定の弊害』お楽しみに。
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