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第四章 大人気ダンチューバー、南あさり編
第94話 告白
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「援護、ありがとうございました」
レイピアを鞘に収めながら、あさりさんがこちらを振り返る。
その顔は――感謝しているというよりも、むしろ不満げな様子が見て取れた。
「どうしたんですか?」
「どうしたんですか? じゃありません! そりゃまあ、アレですよ! 強いって知ってましたよ? でも、なんですかアレ!? 反則じゃないですか! 1人でドラゴン100匹くらい余裕で倒せちゃうんじゃないですか!?」
「それは流石に無理ですよ。せめて10匹とかですかね」
「じゅっ……」
何かを言いかけたあさりさんは、そのまま肩を落としてため息をついた。
「冗談でもなんでもなく、ドラゴンを複数体倒せるビジョンがあるのが恐ろしいです。そのうち、戦略兵器とか日本の切り札とか言われちゃいますよ」
「いやいや、まさか」
俺は、それこそ冗談半分で笑い飛ばす。
――ちなみに、現在進行形でトイッターのトレンドに「戦略核兵器」「最終防衛ライン」などというワードが溢れかえっているのは、知るよしもない。
ちなみに、スキルなどはダンジョン内でのみ有効なので、外に出たら無力な一般人Aである。
「はぁ……遠いとは思っていたけど、こういう意味でも遠いんですね」
「? どういう意味ですか?」
「いえ、こちらの話です」
そう言って、あさりさんは誤魔化すようにはにかんだ。
が、その表情が彼女の本音であることは間違い無い。
亜利沙は、こんな自分の心を食い潰すような寂しげな表情など、絶対に浮かべないからだ。
このときだけ。
南あさりという一人の少女といるこのときだけは、俺も1人の少年でいることを決めたのだった。
――。
それから俺達は、様々にダンジョン攻略を楽しんだ。
いつしか、南あさりが息吹亜利沙だということを忘れるくらい、1人の女の子として接していたと思う。
ただ、楽しい時間というのは永遠には続かない。
南あさりは確かに1人の女の子だ。
だけど――本質的に俺の妹であることに変わりは無い。今まで向きあった気になって、ちゃんと彼女の心を理解してやれなかった、その責任をとるときがやって来る――
――。
三時間後。
コラボ配信はつつがなく終了し、俺とあさりさんはスタッフへの挨拶を終えた後、私服に着替えてダンジョンの外へ出ていた。
空は、薄らと明るい西の空を除いて濃紺に染まっていて、星が小さく瞬いている。
「お疲れ様でした」
不意に、隣を歩くあさりさんがそう告げてきたので、こちらも「お疲れ様でした。今日はどうもありがとうございました」と返す。
「今日の配信、すごく盛り上がっていたみたいですよ。スタッフさんから聞いたんですが、終了間際の同接者数が35万人を越えてたみたいです」
「そ、それは凄いですね……回線が重くなりそう」
「ですね」
そう言って、あさりさんはクスクスと楽しそうに笑う。
昼間は暑くとも、日が沈むとまだ冷え込むのが五月という季節。
吹き付ける風は冷たく、俺は思わず身震いをした。
それから2人、何を言うでもなく歩く。
帰り道が同じだから、自然と曲がり角も同じになる。
――伝えるべきことを、伝えなければ。
このまま、南あさりという1人の少女と別れてしまう前に。
帰り道が同じだからと言って、別れるのも同じ場所とは限らない。ここを逃したら、きっと俺達の関係はずっと間違ったまま進むことになる。
それだけは、なんとしても避けたい。
なのに、喉は渇いて張り付いたように言葉が出てこない。
この歪んだ関係を終わらせることを望みながら、同時に恐れているから。
そんな風に、何も言い出せないまま俺とあさりさんは歩道橋の階段を上る。
国道の上に架かっている歩道橋ゆえに、それなりの長さがある。
上に昇って下を覗くと、灰色の川の上を、ライトを付けた車が絶えず行き来しているのが見えた。
下を行く忙しい彼等は、頭上にいる2人のことなどまったく気に留めていないのだろう。
「あ、あの! 翔、さん!」
不意に後ろを歩いていたあさりさんから声が投げかけられる。
後ろを振り向いた俺は、思わず息を飲んだ。
暗闇に慣れた目に映るその表情は、とても美しく、それでいて真夏の線香花火のように儚く見えてしまったから。
「私……前々からずっと、翔さんのことが気になってたんです。……話題になったのつい最近なのに、何言ってるんだって話かもしれないけど」
早口で。
自分の胸に手を当てながら。
俺が進めたくて止めていた時計の針を、あさりさんは早回しで進めていく。
「今日、一緒に配信して、すごく楽しくて! だからずっとこんなときが続けばいいなって、思ってるんです、だから――ッ!」
一気に述べたあと、少女は決意を固めるように一つ深呼吸をした。
そして――俺の方を真っ直ぐに見据えながら、告げた。
「――お友達からでも構いません。私と、付き合っていただけませんか」
レイピアを鞘に収めながら、あさりさんがこちらを振り返る。
その顔は――感謝しているというよりも、むしろ不満げな様子が見て取れた。
「どうしたんですか?」
「どうしたんですか? じゃありません! そりゃまあ、アレですよ! 強いって知ってましたよ? でも、なんですかアレ!? 反則じゃないですか! 1人でドラゴン100匹くらい余裕で倒せちゃうんじゃないですか!?」
「それは流石に無理ですよ。せめて10匹とかですかね」
「じゅっ……」
何かを言いかけたあさりさんは、そのまま肩を落としてため息をついた。
「冗談でもなんでもなく、ドラゴンを複数体倒せるビジョンがあるのが恐ろしいです。そのうち、戦略兵器とか日本の切り札とか言われちゃいますよ」
「いやいや、まさか」
俺は、それこそ冗談半分で笑い飛ばす。
――ちなみに、現在進行形でトイッターのトレンドに「戦略核兵器」「最終防衛ライン」などというワードが溢れかえっているのは、知るよしもない。
ちなみに、スキルなどはダンジョン内でのみ有効なので、外に出たら無力な一般人Aである。
「はぁ……遠いとは思っていたけど、こういう意味でも遠いんですね」
「? どういう意味ですか?」
「いえ、こちらの話です」
そう言って、あさりさんは誤魔化すようにはにかんだ。
が、その表情が彼女の本音であることは間違い無い。
亜利沙は、こんな自分の心を食い潰すような寂しげな表情など、絶対に浮かべないからだ。
このときだけ。
南あさりという一人の少女といるこのときだけは、俺も1人の少年でいることを決めたのだった。
――。
それから俺達は、様々にダンジョン攻略を楽しんだ。
いつしか、南あさりが息吹亜利沙だということを忘れるくらい、1人の女の子として接していたと思う。
ただ、楽しい時間というのは永遠には続かない。
南あさりは確かに1人の女の子だ。
だけど――本質的に俺の妹であることに変わりは無い。今まで向きあった気になって、ちゃんと彼女の心を理解してやれなかった、その責任をとるときがやって来る――
――。
三時間後。
コラボ配信はつつがなく終了し、俺とあさりさんはスタッフへの挨拶を終えた後、私服に着替えてダンジョンの外へ出ていた。
空は、薄らと明るい西の空を除いて濃紺に染まっていて、星が小さく瞬いている。
「お疲れ様でした」
不意に、隣を歩くあさりさんがそう告げてきたので、こちらも「お疲れ様でした。今日はどうもありがとうございました」と返す。
「今日の配信、すごく盛り上がっていたみたいですよ。スタッフさんから聞いたんですが、終了間際の同接者数が35万人を越えてたみたいです」
「そ、それは凄いですね……回線が重くなりそう」
「ですね」
そう言って、あさりさんはクスクスと楽しそうに笑う。
昼間は暑くとも、日が沈むとまだ冷え込むのが五月という季節。
吹き付ける風は冷たく、俺は思わず身震いをした。
それから2人、何を言うでもなく歩く。
帰り道が同じだから、自然と曲がり角も同じになる。
――伝えるべきことを、伝えなければ。
このまま、南あさりという1人の少女と別れてしまう前に。
帰り道が同じだからと言って、別れるのも同じ場所とは限らない。ここを逃したら、きっと俺達の関係はずっと間違ったまま進むことになる。
それだけは、なんとしても避けたい。
なのに、喉は渇いて張り付いたように言葉が出てこない。
この歪んだ関係を終わらせることを望みながら、同時に恐れているから。
そんな風に、何も言い出せないまま俺とあさりさんは歩道橋の階段を上る。
国道の上に架かっている歩道橋ゆえに、それなりの長さがある。
上に昇って下を覗くと、灰色の川の上を、ライトを付けた車が絶えず行き来しているのが見えた。
下を行く忙しい彼等は、頭上にいる2人のことなどまったく気に留めていないのだろう。
「あ、あの! 翔、さん!」
不意に後ろを歩いていたあさりさんから声が投げかけられる。
後ろを振り向いた俺は、思わず息を飲んだ。
暗闇に慣れた目に映るその表情は、とても美しく、それでいて真夏の線香花火のように儚く見えてしまったから。
「私……前々からずっと、翔さんのことが気になってたんです。……話題になったのつい最近なのに、何言ってるんだって話かもしれないけど」
早口で。
自分の胸に手を当てながら。
俺が進めたくて止めていた時計の針を、あさりさんは早回しで進めていく。
「今日、一緒に配信して、すごく楽しくて! だからずっとこんなときが続けばいいなって、思ってるんです、だから――ッ!」
一気に述べたあと、少女は決意を固めるように一つ深呼吸をした。
そして――俺の方を真っ直ぐに見据えながら、告げた。
「――お友達からでも構いません。私と、付き合っていただけませんか」
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