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第3話 一撃必殺の弓使い
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「まじか、ワイバーンて。78階層なんかで湧いていいモンスターじゃ……!」
一体、どうしてこんな場所に?
いや、考えるのは後だ。
辺り一帯が火の海で、一瞬気が付かなかったが、その火の海の中に数人の冒険者が倒れている。
「マズい!」
俺は、反射的に駆けだした。
いくら手練れの冒険者が集まったパーティで挑んでも、ワイバーンは倒せない。
本来ワイバーンは、最低でもBランク以上の冒険者で構成されたパーティが、10組以上集まって、ようやく倒せるか倒せないかくらいの大物だ。
が、ここにいるのは数人だけ。
おそらく、1パーティだ。それか、この灼熱の炎に焼かれて、残りの数十人が塵芥《ちりあくた》と成り果てたかだが――
「いや、今はそんなことどうでもいい!」
俺は燃えさかる炎の中へ飛び込み、浮遊するワイバーンの近くへひた走る。
目立つのは性分じゃない。
が、人の命とプライドを天秤にかけようとするほど、俺は安い人間じゃない。
こういうときのために、Sランク冒険者の称号があるんじゃないか。
俺の持つ銀のバッジは、命を賭けるダンジョン内において、自分を誇るための王冠じゃない。
ただ、自分の能力を誇示するための銀メッキとは違う重みが、このバッジには宿っている。
だから俺は、燃えさかる地面を踏みしめ、真っ向からワイバーンと対峙するのだ。
「おい、そこのトカゲモドキ。しつけの時間だ」
俺はワイバーンを挑発するように、口角を上げる。
ワイバーンの真っ赤な瞳が俺の方に向けられ、閉じた口の隙間から火の粉が吹き出した。
臆せず、俺は聖弓 《イルムテッド》を構える。
それから、矢筒に入った矢を取り出し、弦につがえた。
「スキル《水流操作》、《状態変化》」
スキルの出し惜しみはなしだ。
Sランクと言えど、この相手には全身全霊をぶつけるしかない。
そうでもしないと倒せない相手だ。
スキルポイントを全て消費してでも、必ず葬り去る。
「絶対に外さない至近距離で、最大威力の一撃をぶつける……!」
ゆっくりと弓を引き絞ると、それに合わせてどこからともなく水が集まり、弓と矢に集っていく。
《状態変化》のスキルで空気中や地中にある水分を液体に変換。
それを《水流操作》のスキルで弓矢に引きよせているのだ。
膨大な量の水が弓矢に集い、ぎゅるぎゅると音を立てる。
それに合わせて、ワイバーンが咆哮を上げた。
大気を震撼させるほどの大音量が、空間全体に響き渡る。
「あ、あなたは……?」
不意に、後ろから声が聞こえて俺は少しだけ振り返った。
昂ぶる炎のせいで気が付かなかったが、女の子が一人近くに倒れていた。
絹のように滑らかな頬は血と煤で汚れ、綺麗な金髪は炎で縮れてしまっている。
あれ、この人どこかで見たような……?
そう思ったが、今はそんなこと気にしている場合じゃない。
「心配ない。すぐに終わらせる」
言葉短くそう答え、弦を引く手に更に力を込めていく。
水の塊が弓矢全体に集約されていき――それに応えるように、ワイバーンは口を開く。
開いた口に炎の塊が生まれ、瞬く間に肥大化してゆく。
ジリジリと熱気が頬を焦がす中、どこまでも冷えてゆく水を集約させ、限界まで弓を引き絞り――そして。
「《瑠璃水矢》ッ!」
『グォオオオオオオオオッ!』
咆哮とともに、水の矢と火球が同時に放たれる。
真っ赤な隕石のごとき圧が降りかかってくるそのど真ん中に、俺が放った水の矢が激突。
膨大な量の水の戦鎚《せんつい》は、真っ白に煙る水蒸気を撒き散らしながら炎すら一瞬で溶かし――一撃でワイバーンの頭部を貫いた。
豆腐に爆竹を仕込んだかのようにはじけ飛ぶワイバーンの頭部。
頭部を失った胴体は、飛ぶ力を失い、真っ逆さまに落下。
水の一閃はなおも勢いを緩めず、高く昇っていき――ダンジョンの天井に激突した。
青い衝撃が天井で弾け、大量の水が洪水のように降り注ぐ。
降り注ぐ水は夕立のように一瞬で地面を舐め上げ、地面を這う炎を瞬く間に鎮火した。
「はぁ~」
静寂の戻ったダンジョンの中で、俺は安堵の息を吐く。
「さっきの人は……!」
俺は、後ろで倒れている金髪の女子の方に駆け寄る。
よかった。気を失っているが、命に別状はないようだ。
「他の人達は」
水浸しの一帯を見まわした、そのときだ。
「――凄い音が聞こえたぞ!」
「大丈夫か? 何があったんだ!」
決戦の振動は、ダンジョンの奥まで響いていたらしい。
ただならぬ気配を察した他の冒険者が、ドーム内になだれ込んできた。
「――って、うおっ! なんだこの死体は!? デッケェ」
「ワイバーン!? 嘘だろ、こんな少人数で討伐したっていうのか……?」
「ま、まあ……そうですね。なんとか」
とりあえずそういうことにした。
この時点でかなり無理があるが、“単騎討伐した”と思われるよりはマシだ。
ちなみに、胸のバッジも速攻隠した。
「それより、回復スキルを持ってる方がいたら、手当てして回ってください。手が空いている方は、ダンジョン運営にエマージェンシー・コールを! ご協力お願いします。俺も、可能なら手伝いたいんですが、スキルポイントを全て消費してしまっていて」
「構わねぇよ。兄ちゃんは休んでろ。あとは俺等でなんとかすっから」
「ありがとうございます」
なんとか、目立ちすぎずに済みそうだ。
俺は、ちらりと気を失っている金髪の少女を見る。
やはり、どこかで見たような気がするのだが――まあ、気のせいだろう。
「それじゃ、俺はこの辺で」
そう言って、その場を立ち去る。
とくに大きく目立つこともなく、一件落着だ。
そう思っていたが――このときの俺は知らなかった。
この単騎討伐が、一人の大人気ダン・チューバーの生配信によって、リアルタイムで配信されていたということを。
一体、どうしてこんな場所に?
いや、考えるのは後だ。
辺り一帯が火の海で、一瞬気が付かなかったが、その火の海の中に数人の冒険者が倒れている。
「マズい!」
俺は、反射的に駆けだした。
いくら手練れの冒険者が集まったパーティで挑んでも、ワイバーンは倒せない。
本来ワイバーンは、最低でもBランク以上の冒険者で構成されたパーティが、10組以上集まって、ようやく倒せるか倒せないかくらいの大物だ。
が、ここにいるのは数人だけ。
おそらく、1パーティだ。それか、この灼熱の炎に焼かれて、残りの数十人が塵芥《ちりあくた》と成り果てたかだが――
「いや、今はそんなことどうでもいい!」
俺は燃えさかる炎の中へ飛び込み、浮遊するワイバーンの近くへひた走る。
目立つのは性分じゃない。
が、人の命とプライドを天秤にかけようとするほど、俺は安い人間じゃない。
こういうときのために、Sランク冒険者の称号があるんじゃないか。
俺の持つ銀のバッジは、命を賭けるダンジョン内において、自分を誇るための王冠じゃない。
ただ、自分の能力を誇示するための銀メッキとは違う重みが、このバッジには宿っている。
だから俺は、燃えさかる地面を踏みしめ、真っ向からワイバーンと対峙するのだ。
「おい、そこのトカゲモドキ。しつけの時間だ」
俺はワイバーンを挑発するように、口角を上げる。
ワイバーンの真っ赤な瞳が俺の方に向けられ、閉じた口の隙間から火の粉が吹き出した。
臆せず、俺は聖弓 《イルムテッド》を構える。
それから、矢筒に入った矢を取り出し、弦につがえた。
「スキル《水流操作》、《状態変化》」
スキルの出し惜しみはなしだ。
Sランクと言えど、この相手には全身全霊をぶつけるしかない。
そうでもしないと倒せない相手だ。
スキルポイントを全て消費してでも、必ず葬り去る。
「絶対に外さない至近距離で、最大威力の一撃をぶつける……!」
ゆっくりと弓を引き絞ると、それに合わせてどこからともなく水が集まり、弓と矢に集っていく。
《状態変化》のスキルで空気中や地中にある水分を液体に変換。
それを《水流操作》のスキルで弓矢に引きよせているのだ。
膨大な量の水が弓矢に集い、ぎゅるぎゅると音を立てる。
それに合わせて、ワイバーンが咆哮を上げた。
大気を震撼させるほどの大音量が、空間全体に響き渡る。
「あ、あなたは……?」
不意に、後ろから声が聞こえて俺は少しだけ振り返った。
昂ぶる炎のせいで気が付かなかったが、女の子が一人近くに倒れていた。
絹のように滑らかな頬は血と煤で汚れ、綺麗な金髪は炎で縮れてしまっている。
あれ、この人どこかで見たような……?
そう思ったが、今はそんなこと気にしている場合じゃない。
「心配ない。すぐに終わらせる」
言葉短くそう答え、弦を引く手に更に力を込めていく。
水の塊が弓矢全体に集約されていき――それに応えるように、ワイバーンは口を開く。
開いた口に炎の塊が生まれ、瞬く間に肥大化してゆく。
ジリジリと熱気が頬を焦がす中、どこまでも冷えてゆく水を集約させ、限界まで弓を引き絞り――そして。
「《瑠璃水矢》ッ!」
『グォオオオオオオオオッ!』
咆哮とともに、水の矢と火球が同時に放たれる。
真っ赤な隕石のごとき圧が降りかかってくるそのど真ん中に、俺が放った水の矢が激突。
膨大な量の水の戦鎚《せんつい》は、真っ白に煙る水蒸気を撒き散らしながら炎すら一瞬で溶かし――一撃でワイバーンの頭部を貫いた。
豆腐に爆竹を仕込んだかのようにはじけ飛ぶワイバーンの頭部。
頭部を失った胴体は、飛ぶ力を失い、真っ逆さまに落下。
水の一閃はなおも勢いを緩めず、高く昇っていき――ダンジョンの天井に激突した。
青い衝撃が天井で弾け、大量の水が洪水のように降り注ぐ。
降り注ぐ水は夕立のように一瞬で地面を舐め上げ、地面を這う炎を瞬く間に鎮火した。
「はぁ~」
静寂の戻ったダンジョンの中で、俺は安堵の息を吐く。
「さっきの人は……!」
俺は、後ろで倒れている金髪の女子の方に駆け寄る。
よかった。気を失っているが、命に別状はないようだ。
「他の人達は」
水浸しの一帯を見まわした、そのときだ。
「――凄い音が聞こえたぞ!」
「大丈夫か? 何があったんだ!」
決戦の振動は、ダンジョンの奥まで響いていたらしい。
ただならぬ気配を察した他の冒険者が、ドーム内になだれ込んできた。
「――って、うおっ! なんだこの死体は!? デッケェ」
「ワイバーン!? 嘘だろ、こんな少人数で討伐したっていうのか……?」
「ま、まあ……そうですね。なんとか」
とりあえずそういうことにした。
この時点でかなり無理があるが、“単騎討伐した”と思われるよりはマシだ。
ちなみに、胸のバッジも速攻隠した。
「それより、回復スキルを持ってる方がいたら、手当てして回ってください。手が空いている方は、ダンジョン運営にエマージェンシー・コールを! ご協力お願いします。俺も、可能なら手伝いたいんですが、スキルポイントを全て消費してしまっていて」
「構わねぇよ。兄ちゃんは休んでろ。あとは俺等でなんとかすっから」
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俺は、ちらりと気を失っている金髪の少女を見る。
やはり、どこかで見たような気がするのだが――まあ、気のせいだろう。
「それじゃ、俺はこの辺で」
そう言って、その場を立ち去る。
とくに大きく目立つこともなく、一件落着だ。
そう思っていたが――このときの俺は知らなかった。
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