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アルファポリスをご利用の皆様。どうも木村です。私は今終点のカピス丘協会前で車内の清掃作業をしております。床が血だらけです。折り返しに間に合うか心配なレベルで血だらけです。モップで水ぶきしてますがダメです。遅れそうです。運行管理さんにあとで怒られそうです。めっっちゃ汚れています。焦ります。正直口調が変わってしまいます。で、話は30分くらい前に戻ります。
俺が運転するバスは途中の停留所やフリー乗降区間でお客様が乗ったり、降りたりとあったが林を抜けいくつかの村を通過した後は最初に乗った修道女っ子しかいない。彼女はずっと窓の外を眺めている。たしかに馬車より早いから気になるんでしょうね。で、さらに途中、また林や森を抜けなければならないところがあるんだが・・・その辺にさしかかったら事件は起きた。
人が倒れていた。歳は14~16歳で、服装はいわゆる冒険者って感じの女の子。だが血だらけです。そして手には血が大量についた剣を握っていた。
最初みたとき
(うわ・・・人?えっ!!てかしんでる!!??)
と思っていて道端に人が倒れている!全身が血だらけ。やばいなにこれ!?研修でなんどもこの道を通ったがこんなのは初めてだ!どうしようなんて心のなかで焦っていた時、
「止めて!降ろして!!」
乗客である、修道女っ娘がそう言った。なんか突然大声でそう言ったのだ。
「は、はい!」
俺は言われるがままにバスを止めて彼女を下した。あ、しまった。ここ運行規則で降ろしちゃいけないところだ・・・。まあ、報告しなきゃ大丈夫だろう・・・。
彼女はバスを降りたらダッシュで倒れている人の所に駆け寄った。俺は運転席からそれを見ていた。
「???????????・・・・~~~~!!!!」
ドアは開けっぱなしで彼女はなにかいっていた。俺は最初、彼女は人横にしゃがんだでなにか宗教的な儀式をして死者を弔っているのかと思った。なにをいっているのかわからない呪文のようなものをブツブツ言っていたからだ。が、違った。彼女がそのなんのかわからない呪文を唱える終わると、突然、その人らしきものを白い光が包んだのだ。
光が倒れている人を包んで、そしてそれが消えて数秒だろうか。彼女はどうやら目を覚ましたようだ。が、相変わらず血だらけである。俺ははじめて魔法というものをみた。
「gyuuuuuuuuuu!!!」
余韻にひたる時間はないようだ。突然、森の方から魔物の鳴き声が聞こえてきた。やばい。武器もないし、てかそもそも俺のような一般ピーポーは魔物と戦うのは危険すぎる。やばい近い!接近してる!?こういう時は・・・・
黙って逃げるに限る。これだ。
「おい!早く乗って!!魔物が来た!出るぞ!」
倒れていた人と修道女っ娘に車外放送機器を用いて伝える。が、遅かった。茂みからゴブリンが二匹でてきた。一言でいうと大変危険な状態に俺らはいる。
「kjhgfdhcv!!!!!!」
倒れていた人が立ち上がって何かを叫んだ。そして突然空から雷がニ匹のゴブリンに降った。すごい。跡形もない。
そしてまた倒れた。
その後、その人を放置しておくわけにはいかないので俺と修道女っ娘でバス車内に運んで、終点のカピス丘協会へ運んだ。車内が血だらけになったのは彼女を車内に運んで寝かせたからだ。
俺が運転するバスは途中の停留所やフリー乗降区間でお客様が乗ったり、降りたりとあったが林を抜けいくつかの村を通過した後は最初に乗った修道女っ子しかいない。彼女はずっと窓の外を眺めている。たしかに馬車より早いから気になるんでしょうね。で、さらに途中、また林や森を抜けなければならないところがあるんだが・・・その辺にさしかかったら事件は起きた。
人が倒れていた。歳は14~16歳で、服装はいわゆる冒険者って感じの女の子。だが血だらけです。そして手には血が大量についた剣を握っていた。
最初みたとき
(うわ・・・人?えっ!!てかしんでる!!??)
と思っていて道端に人が倒れている!全身が血だらけ。やばいなにこれ!?研修でなんどもこの道を通ったがこんなのは初めてだ!どうしようなんて心のなかで焦っていた時、
「止めて!降ろして!!」
乗客である、修道女っ娘がそう言った。なんか突然大声でそう言ったのだ。
「は、はい!」
俺は言われるがままにバスを止めて彼女を下した。あ、しまった。ここ運行規則で降ろしちゃいけないところだ・・・。まあ、報告しなきゃ大丈夫だろう・・・。
彼女はバスを降りたらダッシュで倒れている人の所に駆け寄った。俺は運転席からそれを見ていた。
「???????????・・・・~~~~!!!!」
ドアは開けっぱなしで彼女はなにかいっていた。俺は最初、彼女は人横にしゃがんだでなにか宗教的な儀式をして死者を弔っているのかと思った。なにをいっているのかわからない呪文のようなものをブツブツ言っていたからだ。が、違った。彼女がそのなんのかわからない呪文を唱える終わると、突然、その人らしきものを白い光が包んだのだ。
光が倒れている人を包んで、そしてそれが消えて数秒だろうか。彼女はどうやら目を覚ましたようだ。が、相変わらず血だらけである。俺ははじめて魔法というものをみた。
「gyuuuuuuuuuu!!!」
余韻にひたる時間はないようだ。突然、森の方から魔物の鳴き声が聞こえてきた。やばい。武器もないし、てかそもそも俺のような一般ピーポーは魔物と戦うのは危険すぎる。やばい近い!接近してる!?こういう時は・・・・
黙って逃げるに限る。これだ。
「おい!早く乗って!!魔物が来た!出るぞ!」
倒れていた人と修道女っ娘に車外放送機器を用いて伝える。が、遅かった。茂みからゴブリンが二匹でてきた。一言でいうと大変危険な状態に俺らはいる。
「kjhgfdhcv!!!!!!」
倒れていた人が立ち上がって何かを叫んだ。そして突然空から雷がニ匹のゴブリンに降った。すごい。跡形もない。
そしてまた倒れた。
その後、その人を放置しておくわけにはいかないので俺と修道女っ娘でバス車内に運んで、終点のカピス丘協会へ運んだ。車内が血だらけになったのは彼女を車内に運んで寝かせたからだ。
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