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45話「齟齬」
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公園に入るのなんて何年振りだろう。それこそ緑と一緒に住んでいた時は2人で遊びに行ったこともあるような気がするけど、この歳で理由もなく立ち入ることはまずない。
滑り台と鉄棒、それから砂浜があるだけの小さな公園だった。敷地と公道を区切るフェンスに沿って置かれたベンチに並んで腰掛ける。
俺達は様々な話をした。撮影の話、舞台で共演した芸能人の話、学校の話、家族の話。子供の頃の話。
緑は黙って俺の目をじっと見つめ、話を聞いていた。緑の瞳はまるで、森の奥にひっそりと隠れている湖のように、澄んでいて、透き通っていた。
好きだ、と思った。俺は緑が好きだ。
緑が俺だけを見ていれば良いのに。俺の話だけを聞いて、一生そばにいてくれれば良いのに。
俺だけを見て。他の誰にも目を奪われないで。これ以上俺から、何も奪わないで。
「俺、頑張ったんだよ。いつかお前みたいになれたらさ、またお前が会いにきてくれるんじゃないかと思ったんだ」
「……お前はそうやって昔から俺の真似をしようとするよな」
「真似じゃない。元々、俺達はふたりでひとつだったんだ。俺はただ、元に戻ろうとしてるだけだよ」
小学生の頃、まだ両親が離婚するよりも前のこと。春休みが終わる直前に体調を崩した俺は、新しいクラスが始まってからの1週間を、学校に行かずに家で過ごした。今思えばあれから、全ての歯車が狂い始めたのだ。
クラスの雰囲気に馴染めなかった。からかわれるようになった。ちょっとしたことが切っ掛けで虐められるようになった。
前のクラスで一緒だった友達は助けてくれなかった。担任の先生も俺のことを知らないフリした。俺を虐めてきたあいつは何かあればすぐに父親に言いつけるから、その父親は学校内でも有名なクレーマーだったから、大人達は面倒事に首を突っ込みたくなかったんだ。
俺を助けてくれるのは緑だけだった。緑だけは何があっても俺の味方でいてくれた。
嬉しかった。だけど辛かった。悔しかった。
ねえ、緑。お前が今親しくしてるあいつらは、俺が虐められてるのを知ってたのに助けてくれなかったんだ。俺のこと助けてくれたくせに、何であいつらとまだ一緒に仲良くしてるの?
俺も緑みたいに強かったら、お前の手を借りずにあいつらに言い返してやれたのに。やり返してやれたのに。どうして俺は何もできないんだろう。
悔しいよ、緑。ずるいよ、緑。
俺も、お前みたいになれたら_____
「……俺がお前で、お前が俺だった頃に戻りたいだけだよ」
俺は緑の手を取った。かつて俺を殴っていたとは思えないほどに滑らかな肌の表面を指でなぞり、そっと唇を寄せる。緑が手を引っ込めようと身動いだ。俺の手の中で、緑の手にぐっと力が込められる。
「お前、気持ち悪いよ」
緑は眉間にシワを寄せ、軽蔑するような眼差しを俺に送る。
「どうしてそんなことを言うんだよ。酷いよ。血を分けた兄弟なのにさぁ……俺はお前のこと、好きなのに。こんなにも、大好きなのに」
「……お前が好きなのは俺じゃないだろ」
そうやって緑はいつも俺の言うことを否定する。拒絶する。
「なぁ赤槻、本当はお前だって分かってんだろ。本当に『良い』奴が弟のことを殴ったりするか? 連絡をずっと無視したりするか? 俺はお前の思うような奴じゃないんだよ」
「違うよ。あれは俺が悪かったんだ。俺が間違ってたから、お前が正してくれたんだ。お前のおかげで俺は自分の間違いに気がつけた。あの時のこと、俺はすごく感謝してるんだよ」
「そうやって俺のこと肯定しようとすんなよ!」
緑の声に、肌がビリビリと痺れる。まるで勢い良く頬を叩かれたようだった。
「お前のそういうとこ、キモいんだよ。俺を神様みたいに崇拝するくせに、本当の俺のことなんて見てくれない。俺がなんで怒ってるのかも分かってくれない。お前が好きなのは、お前の頭の中にある『秋葉緑』だ。お前が見てるものは、現実には存在しないんだよ」
緑が怒っている。ああ、俺はまた間違えたのか。
謝らなければ。正さなければ。
「ごめん、緑。俺だってお前を怒らせたくなんてないんだ。お願い。俺のどこが間違ってるか教えて。ちゃんと直すから。お前の言う通りにするから…だから、許して」
緑は苦虫を噛み潰したような顔をして頭を振った。「もう良いよ」と唇が小さく振動する。
「お前がそうやって俺の全てを肯定しようとするから、俺は俺の全てを否定するしかないんだよ。お前の望む秋葉緑の全てを壊して、原型がなくなるくらいにぐちゃぐちゃにして、これが本当の俺なんだってお前に証明してやりたかった。
弱くて、汚くて、頭のてっぺんから爪先まで腐敗し切った俺が本当の俺なんだって見せつけてやりたかった。それが俺にとっての復讐だった……『リコリス』になったのも、それが理由だ」
リコリス。その言葉が耳を捉える。耳鳴りがした。冷たい風が俺の手足から感覚を奪っていく。
『リコリスって何のこと』
『緑、今どこにいるの』
『どうして何も言ってくれないの』
リコリスは緑じゃない。ただの質の悪いイタズラだ。緑がこんなことをするなんてありえない。
希望に縋る頭とは裏腹に、指先が勝手に動いて、気がつけばメッセージを送っていた。すぐに消すつもりだった。だけどお前がすぐに既読を付けたから、俺は引き返せなくなってしまった。
何であんな時に限って既読付けるの早いんだよ、馬鹿。
「リコリスは俺だ。でも、事務所に動画を送ったのは俺じゃない。他に犯人がいるんだ」
「違う、違うよ。お前はリコリスなんかじゃない。俺はリコリスなんて知らない」
「俺はお前の事務所に本当のことを話すつもりだ。話してどうにかなることじゃないかもしれないけど、お前にかかってる疑いの目は晴れると思う。お前には事前に話を通しておくべきだから、今日はお前に会いにきたんだ」
話が噛み合わない。俺が悪いのか?
緑は俺と目を合わせようとしない。
「違う。緑は俺のことが好きだから、会いたいから会いにきてくれたんでしょ。ねえ、そう言ってよ」
「……こんなことが起きなければ、お前に会うつもりはなかった」
心が、引き裂かれるような強い痛みを覚える。
どうしてそんな酷いことを言えるんだよ。
「母さんから連絡は来てたんだ。親父のとこじゃなくて、うちに来いって。でも、俺はずっと断ってた。じいちゃんとばあちゃんには迷惑かけるけど、それなりに生活はできてたし……それに、お前と顔を合わせたくなかった」
どうして俺を傷つけるようなことを言うんだよ。
「お前と一緒に暮らしてたらきっと、あの時と同じことを繰り返してた。気に食わないことがあったらお前のこと殴って、傷つけて、泣かせてたあの時に逆戻りするんだって思ったら、怖くなったんだ」
何度も言ってるじゃんか。あれは俺が悪かったんだよ。
どうして俺の言うことを全て否定するんだよ。
「お前が俺にしたこと、多分一生許せないと思う。でも、あの時お前を殴ったことは後悔してる。二度とあんなことはしたくない。お前を傷つけたくない」
握りしめた手を、はなされる。
「ごめんな、彼方。俺はお前の望むような人間にはなれないよ」
俺の知っている緑なら、ここで俺を抱きしめていたはずだ。俺の背中を撫で、優しい声で「お前に会いたかった」と言ったはずだ。だけど緑は一度として俺に「会いたかった」とは言わなかった。好きだとも言ってくれなかった。俺に正しさを教えてくれなかった。
俺は緑のことが好きだった。憧れていた。お前みたいになりたいと思った。お前みたいにならなければと思った。
でもお前は、そんな俺のことを裏切るんだな。お前は俺から、緑という存在を奪おうとするんだな。
……許せない。許せないよ、緑。
俺は緑をベンチに押さえつけ、手を振り上げた。
滑り台と鉄棒、それから砂浜があるだけの小さな公園だった。敷地と公道を区切るフェンスに沿って置かれたベンチに並んで腰掛ける。
俺達は様々な話をした。撮影の話、舞台で共演した芸能人の話、学校の話、家族の話。子供の頃の話。
緑は黙って俺の目をじっと見つめ、話を聞いていた。緑の瞳はまるで、森の奥にひっそりと隠れている湖のように、澄んでいて、透き通っていた。
好きだ、と思った。俺は緑が好きだ。
緑が俺だけを見ていれば良いのに。俺の話だけを聞いて、一生そばにいてくれれば良いのに。
俺だけを見て。他の誰にも目を奪われないで。これ以上俺から、何も奪わないで。
「俺、頑張ったんだよ。いつかお前みたいになれたらさ、またお前が会いにきてくれるんじゃないかと思ったんだ」
「……お前はそうやって昔から俺の真似をしようとするよな」
「真似じゃない。元々、俺達はふたりでひとつだったんだ。俺はただ、元に戻ろうとしてるだけだよ」
小学生の頃、まだ両親が離婚するよりも前のこと。春休みが終わる直前に体調を崩した俺は、新しいクラスが始まってからの1週間を、学校に行かずに家で過ごした。今思えばあれから、全ての歯車が狂い始めたのだ。
クラスの雰囲気に馴染めなかった。からかわれるようになった。ちょっとしたことが切っ掛けで虐められるようになった。
前のクラスで一緒だった友達は助けてくれなかった。担任の先生も俺のことを知らないフリした。俺を虐めてきたあいつは何かあればすぐに父親に言いつけるから、その父親は学校内でも有名なクレーマーだったから、大人達は面倒事に首を突っ込みたくなかったんだ。
俺を助けてくれるのは緑だけだった。緑だけは何があっても俺の味方でいてくれた。
嬉しかった。だけど辛かった。悔しかった。
ねえ、緑。お前が今親しくしてるあいつらは、俺が虐められてるのを知ってたのに助けてくれなかったんだ。俺のこと助けてくれたくせに、何であいつらとまだ一緒に仲良くしてるの?
俺も緑みたいに強かったら、お前の手を借りずにあいつらに言い返してやれたのに。やり返してやれたのに。どうして俺は何もできないんだろう。
悔しいよ、緑。ずるいよ、緑。
俺も、お前みたいになれたら_____
「……俺がお前で、お前が俺だった頃に戻りたいだけだよ」
俺は緑の手を取った。かつて俺を殴っていたとは思えないほどに滑らかな肌の表面を指でなぞり、そっと唇を寄せる。緑が手を引っ込めようと身動いだ。俺の手の中で、緑の手にぐっと力が込められる。
「お前、気持ち悪いよ」
緑は眉間にシワを寄せ、軽蔑するような眼差しを俺に送る。
「どうしてそんなことを言うんだよ。酷いよ。血を分けた兄弟なのにさぁ……俺はお前のこと、好きなのに。こんなにも、大好きなのに」
「……お前が好きなのは俺じゃないだろ」
そうやって緑はいつも俺の言うことを否定する。拒絶する。
「なぁ赤槻、本当はお前だって分かってんだろ。本当に『良い』奴が弟のことを殴ったりするか? 連絡をずっと無視したりするか? 俺はお前の思うような奴じゃないんだよ」
「違うよ。あれは俺が悪かったんだ。俺が間違ってたから、お前が正してくれたんだ。お前のおかげで俺は自分の間違いに気がつけた。あの時のこと、俺はすごく感謝してるんだよ」
「そうやって俺のこと肯定しようとすんなよ!」
緑の声に、肌がビリビリと痺れる。まるで勢い良く頬を叩かれたようだった。
「お前のそういうとこ、キモいんだよ。俺を神様みたいに崇拝するくせに、本当の俺のことなんて見てくれない。俺がなんで怒ってるのかも分かってくれない。お前が好きなのは、お前の頭の中にある『秋葉緑』だ。お前が見てるものは、現実には存在しないんだよ」
緑が怒っている。ああ、俺はまた間違えたのか。
謝らなければ。正さなければ。
「ごめん、緑。俺だってお前を怒らせたくなんてないんだ。お願い。俺のどこが間違ってるか教えて。ちゃんと直すから。お前の言う通りにするから…だから、許して」
緑は苦虫を噛み潰したような顔をして頭を振った。「もう良いよ」と唇が小さく振動する。
「お前がそうやって俺の全てを肯定しようとするから、俺は俺の全てを否定するしかないんだよ。お前の望む秋葉緑の全てを壊して、原型がなくなるくらいにぐちゃぐちゃにして、これが本当の俺なんだってお前に証明してやりたかった。
弱くて、汚くて、頭のてっぺんから爪先まで腐敗し切った俺が本当の俺なんだって見せつけてやりたかった。それが俺にとっての復讐だった……『リコリス』になったのも、それが理由だ」
リコリス。その言葉が耳を捉える。耳鳴りがした。冷たい風が俺の手足から感覚を奪っていく。
『リコリスって何のこと』
『緑、今どこにいるの』
『どうして何も言ってくれないの』
リコリスは緑じゃない。ただの質の悪いイタズラだ。緑がこんなことをするなんてありえない。
希望に縋る頭とは裏腹に、指先が勝手に動いて、気がつけばメッセージを送っていた。すぐに消すつもりだった。だけどお前がすぐに既読を付けたから、俺は引き返せなくなってしまった。
何であんな時に限って既読付けるの早いんだよ、馬鹿。
「リコリスは俺だ。でも、事務所に動画を送ったのは俺じゃない。他に犯人がいるんだ」
「違う、違うよ。お前はリコリスなんかじゃない。俺はリコリスなんて知らない」
「俺はお前の事務所に本当のことを話すつもりだ。話してどうにかなることじゃないかもしれないけど、お前にかかってる疑いの目は晴れると思う。お前には事前に話を通しておくべきだから、今日はお前に会いにきたんだ」
話が噛み合わない。俺が悪いのか?
緑は俺と目を合わせようとしない。
「違う。緑は俺のことが好きだから、会いたいから会いにきてくれたんでしょ。ねえ、そう言ってよ」
「……こんなことが起きなければ、お前に会うつもりはなかった」
心が、引き裂かれるような強い痛みを覚える。
どうしてそんな酷いことを言えるんだよ。
「母さんから連絡は来てたんだ。親父のとこじゃなくて、うちに来いって。でも、俺はずっと断ってた。じいちゃんとばあちゃんには迷惑かけるけど、それなりに生活はできてたし……それに、お前と顔を合わせたくなかった」
どうして俺を傷つけるようなことを言うんだよ。
「お前と一緒に暮らしてたらきっと、あの時と同じことを繰り返してた。気に食わないことがあったらお前のこと殴って、傷つけて、泣かせてたあの時に逆戻りするんだって思ったら、怖くなったんだ」
何度も言ってるじゃんか。あれは俺が悪かったんだよ。
どうして俺の言うことを全て否定するんだよ。
「お前が俺にしたこと、多分一生許せないと思う。でも、あの時お前を殴ったことは後悔してる。二度とあんなことはしたくない。お前を傷つけたくない」
握りしめた手を、はなされる。
「ごめんな、彼方。俺はお前の望むような人間にはなれないよ」
俺の知っている緑なら、ここで俺を抱きしめていたはずだ。俺の背中を撫で、優しい声で「お前に会いたかった」と言ったはずだ。だけど緑は一度として俺に「会いたかった」とは言わなかった。好きだとも言ってくれなかった。俺に正しさを教えてくれなかった。
俺は緑のことが好きだった。憧れていた。お前みたいになりたいと思った。お前みたいにならなければと思った。
でもお前は、そんな俺のことを裏切るんだな。お前は俺から、緑という存在を奪おうとするんだな。
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