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合宿2日目(1)
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翌朝は5時にアラームが鳴った。
それを止める瞬間、鳴るのが分かるくらい、自分でも眠りが浅かったことを感じた。
そして、股間が冷たいことにふと気が付きスウェットを下にずり下ろすと、ボクサーパンツが先走りでシミだらけになっていた。
そして、俺のチンコは朝立ちでギンギンになっていた。
「昨日の夜はあれだけ捕手の男集団のことを想像していたからな・・・無理もないが、抜くのは我慢しないと・・・」
そう部屋で独り言を呟き食堂に向かった。
食堂に着くと、ちらほら他のメンバーも起床していた。
しかし、厨房を見ると誰もいなかった。
そして、本来であれば料理が並べられているはずの場所にはA4用紙のみが置かれ、連絡事項が箇条書きで記載されていた。
・使用予定のグラウンド及びブルペンが昨夜より電気設備のトラブルで使用できなくなったため会場を変更します。
・朝食はバスの車内でお配りします。
・本日メニューはブルペン練習のみとします。
・集合時間9時ではなく7時に裏口集合とします。バスで移動します。
・詳細はバスの車内で説明します。
・移動先には更衣室がないため、各自ホテルの自室で着替え(ユニフォーム・防具着用)を済ませてください。
・尚、練習では使用しない貴重品や携帯電話はホテルの部屋に置いてください。(練習に持ち込み禁止)
先輩も起床したようで食堂に書かれた紙を読んで「なんだよ・・・モチベーションが下がるな。まぁこれも選抜試験の一環だったりして!」と沈んだ雰囲気を明るく変えててくれた。
俺も「しょうがないっすね。とりあえず俺は部屋に戻って着替えます」
そう言って俺は部屋に戻り、ユニフォームと防具を着用した。
集合時間が近づき宿舎の裏口へと向かうとマイクロバスが1台横付けされており乗り込んだ。
俺が最後の乗車だったようで、俺が乗り込むとバスのドアが閉まった。
そして、各席には予め弁当ボックスが置かれていたようで、最後方の空席がひとつあり、そこに座った。
野球のユニフォームを着たひとりの男性が運転席からマイクを使ってアナウンスをし始めた。
「えー、突然の変更をまずはお詫びします。監督は後から合流しますので、バスの運転と練習場までの案内は本日のコーチを務める私から案内させてもらいます。代替練習場に着きましたらすぐに練習を始めますので、朝食はバスの車内でお召し上がりください。それでは出発します。約1時間ほどです。」
男はコーチと名乗った。
そして、バスはすぐに発車した。
睡眠不足からの眠気が残っていたが、練習に向けて腹に何かを入れておかなければならない。
膝の上に置いていた弁当ボックスを空けるとおにぎりが2つとペットボトルのお茶が1つ入っていた。あまり食欲が無かったのでちょうど良い。俺はさっさとおにぎり2つを食べ、お茶で流し込んだ。
食べ終えたころにはバスは山道を走っていた。
本当にこんなところに練習場なんてあるのだろうか。
そうボーっととしながら外を見ていた。
他の捕手たちの様子を見ると、朝食を食べ終えて窓ガラスに寄りかかりながら仮眠をとっている者がほとんどだった。
(「捕手の防具を全てつけたままなのによく眠れるな・・・」)
そう思っている自分がいたが、次第に自分の瞼も閉じ始め、最後には眠ってしまっていた。
どのくらいの時間が経ったのだろうか。
気が付くと、バスは既に止まっていた。
それを止める瞬間、鳴るのが分かるくらい、自分でも眠りが浅かったことを感じた。
そして、股間が冷たいことにふと気が付きスウェットを下にずり下ろすと、ボクサーパンツが先走りでシミだらけになっていた。
そして、俺のチンコは朝立ちでギンギンになっていた。
「昨日の夜はあれだけ捕手の男集団のことを想像していたからな・・・無理もないが、抜くのは我慢しないと・・・」
そう部屋で独り言を呟き食堂に向かった。
食堂に着くと、ちらほら他のメンバーも起床していた。
しかし、厨房を見ると誰もいなかった。
そして、本来であれば料理が並べられているはずの場所にはA4用紙のみが置かれ、連絡事項が箇条書きで記載されていた。
・使用予定のグラウンド及びブルペンが昨夜より電気設備のトラブルで使用できなくなったため会場を変更します。
・朝食はバスの車内でお配りします。
・本日メニューはブルペン練習のみとします。
・集合時間9時ではなく7時に裏口集合とします。バスで移動します。
・詳細はバスの車内で説明します。
・移動先には更衣室がないため、各自ホテルの自室で着替え(ユニフォーム・防具着用)を済ませてください。
・尚、練習では使用しない貴重品や携帯電話はホテルの部屋に置いてください。(練習に持ち込み禁止)
先輩も起床したようで食堂に書かれた紙を読んで「なんだよ・・・モチベーションが下がるな。まぁこれも選抜試験の一環だったりして!」と沈んだ雰囲気を明るく変えててくれた。
俺も「しょうがないっすね。とりあえず俺は部屋に戻って着替えます」
そう言って俺は部屋に戻り、ユニフォームと防具を着用した。
集合時間が近づき宿舎の裏口へと向かうとマイクロバスが1台横付けされており乗り込んだ。
俺が最後の乗車だったようで、俺が乗り込むとバスのドアが閉まった。
そして、各席には予め弁当ボックスが置かれていたようで、最後方の空席がひとつあり、そこに座った。
野球のユニフォームを着たひとりの男性が運転席からマイクを使ってアナウンスをし始めた。
「えー、突然の変更をまずはお詫びします。監督は後から合流しますので、バスの運転と練習場までの案内は本日のコーチを務める私から案内させてもらいます。代替練習場に着きましたらすぐに練習を始めますので、朝食はバスの車内でお召し上がりください。それでは出発します。約1時間ほどです。」
男はコーチと名乗った。
そして、バスはすぐに発車した。
睡眠不足からの眠気が残っていたが、練習に向けて腹に何かを入れておかなければならない。
膝の上に置いていた弁当ボックスを空けるとおにぎりが2つとペットボトルのお茶が1つ入っていた。あまり食欲が無かったのでちょうど良い。俺はさっさとおにぎり2つを食べ、お茶で流し込んだ。
食べ終えたころにはバスは山道を走っていた。
本当にこんなところに練習場なんてあるのだろうか。
そうボーっととしながら外を見ていた。
他の捕手たちの様子を見ると、朝食を食べ終えて窓ガラスに寄りかかりながら仮眠をとっている者がほとんどだった。
(「捕手の防具を全てつけたままなのによく眠れるな・・・」)
そう思っている自分がいたが、次第に自分の瞼も閉じ始め、最後には眠ってしまっていた。
どのくらいの時間が経ったのだろうか。
気が付くと、バスは既に止まっていた。
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