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Chapter④ 同棲生活 ~タカシside~
旅行1日目(1)
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今日泊まるホテルは世の中で言われている高級ホテルにカテゴライズされるタイプだ。俺自身も過去には数えるくらいしか泊まったことのないクラスだ。しかも、部屋によってもグレードが異なることから、チェックイン方法や場所すらも異なっている。
バスを降りると一般客室に泊まる宿泊者向けエントランスの横に、離れにある特別客室に泊まるグループ専用のバスが待機していた。もちろん俺とシュンは特別客室を予約している。そのため、バスに乗り込んだ時、ゲイバーのママさんグループも同じバスに乗り込んできた。
「あらっ!あんたたちも特別客室なのね!嬉しいわ~!こんなイケメン二人と一緒にクラブラウンジで一緒にお酒が飲めるなんて!!ねぇ~、みんな!?」
ガッチリとした体型でかつ短パンタンクトップのゲイ達がオネエ言葉で話しているのを横でシュンが聞いていたが、明らかに嫌そうな顔をしていることはサングラスを掛けていても分かった。
そのため、ゲイバーのママさんはシュンを茶化すように、「あら?彼氏さんはガチムチがお嫌いかしら?」と挑発してきた。
俺は「ママさん、まだこいつはゲイの世界のこと、あんまり分かっていないので、絡まないでもらえますか?」と伝えたが、「あら?そうなの?それならもっと教えてあげないと!」と絡み始めたのだ。
しかし、シュンはサングラスをずらし、「チッ」と舌打ちし、ママさんを睨みつけると、ママさんも流石にうざ絡みしていることを自覚したようで、「カップルの旅行を邪魔して悪かったわ~」と言ってグループの元へ戻っていった。
俺はシュンの機嫌が今までにないほど悪くなっていることを悟り、この後どうしようか悩んでしまった。頭が痛いとはこのことだ・・・。
バスを降りると一般客室に泊まる宿泊者向けエントランスの横に、離れにある特別客室に泊まるグループ専用のバスが待機していた。もちろん俺とシュンは特別客室を予約している。そのため、バスに乗り込んだ時、ゲイバーのママさんグループも同じバスに乗り込んできた。
「あらっ!あんたたちも特別客室なのね!嬉しいわ~!こんなイケメン二人と一緒にクラブラウンジで一緒にお酒が飲めるなんて!!ねぇ~、みんな!?」
ガッチリとした体型でかつ短パンタンクトップのゲイ達がオネエ言葉で話しているのを横でシュンが聞いていたが、明らかに嫌そうな顔をしていることはサングラスを掛けていても分かった。
そのため、ゲイバーのママさんはシュンを茶化すように、「あら?彼氏さんはガチムチがお嫌いかしら?」と挑発してきた。
俺は「ママさん、まだこいつはゲイの世界のこと、あんまり分かっていないので、絡まないでもらえますか?」と伝えたが、「あら?そうなの?それならもっと教えてあげないと!」と絡み始めたのだ。
しかし、シュンはサングラスをずらし、「チッ」と舌打ちし、ママさんを睨みつけると、ママさんも流石にうざ絡みしていることを自覚したようで、「カップルの旅行を邪魔して悪かったわ~」と言ってグループの元へ戻っていった。
俺はシュンの機嫌が今までにないほど悪くなっていることを悟り、この後どうしようか悩んでしまった。頭が痛いとはこのことだ・・・。
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