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Chapter④ 同棲生活 ~タカシside~
念願の沖縄旅行(4)
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シュンと俺は支度を済ませ、出発の1時間前に空港に着いた。
「久しぶりにプライベートで空港に来たよ。ワクワクする~」
シュンはいつもと違い、少しテンションが高そうに思えた。
俺たちはキャリーバッグ2個を預けた後、手荷物検査を受けてラウンジへと向かった。ここでもシュンはいつもと違ってテンションが高めだった。
「俺、ラウンジに入るのも久しぶりだな~。良い匂いがする」
「そうだよな、クルーがラウンジでくつろぐことってないもんな」
「そうそう。自社のマイレージ上級会員になることってないからさ。タカシ様、いつもご利用ありがとうございます」
そう言ってラウンジに向かうエスカレータの上でシュンがペコリとお辞儀をする。
俺は何だか接客を受けているようで心地よかったが、周囲の目もあったので、「今日はお互い乗客だよ!」と言ってエスカレータを降りてラウンジ内へと入っていった。
さすが三連休の朝ということでどの席も混んでいたが、運よく駐機場を見渡せる席が2つ空いていたので、そこに座る。
「あっ、あそこに停まっているのは昨夜に俺が乗務したA359だ。今日の那覇行きになるんだー」
シュンはまるで子供のように窓ガラス越しに駐機場を見渡している。その間に俺はビールとおつまみを手に取り持ってくる。
「はいどうぞ。乾杯しよう?」
「気が利くね~。そういえば、ラウンジにビールあることすら忘れてたよ。乾杯!」
俺たちはビールグラスに口をつける。休日の朝に飲む生ビールは最高だ。
「あ~、休日に飲むビールって最高!シュンと一緒に旅行できて良かった」
「おいおい、まだ始まったばっかりじゃん!」
「付き合ってから初めての泊まりでの旅行じゃん。俺はすごく楽しみにしてたんだからさ」
「俺もだよ?タカシと早く旅行したかった。ようやく一緒に行けることになって嬉しい。あ、今離陸した機体、俺が初めて乗務した機体だ!」
「シュン、まるで子供だな~。飛行機を前にするとこんなにもはしゃぐなら、喧嘩した時、今度から空港まで連れてこようかな?」
俺がそういうと、シュンが俺の耳元に手を当てて、「そんな手を使っても無駄だよ?いつものようにタカシがごめんって言うまで責めるよ?」
俺はドキッとした。そう、喧嘩した時はいつもシュンが勝つ。なぜなら俺は折れる性格だし、シュンがSっ気満点で俺を責めるから。最後は俺が泣きながら謝ることもある。俺だって言いたいことは言っているけど、所詮夫婦喧嘩のようなもんで結論は出ないことばかりだ。そして、ベッドでチンコをケツに突っ込まれて抱かれたら最後、俺はシュンに屈服してしまう。
そんなことをラウンジで考えてしまった。そして、俺のチンコは勃起し、誰も見ていないテーブルの下でこっそりシュンが俺のチンコをスキニージーンズの上から触ってきた。
「・・・ッッ♡」
「どうしたの?」再びシュンが小声で俺の耳元で囁く。
「誰かに見られたらヤバいって」
「誰も見ていないよ?だけどここまで。続きはホテルでね?」
そう言ってシュンは俺の分のビールのおかわりを取りに行った。勃起して俺が立ち上がれないことを知っているから。
「久しぶりにプライベートで空港に来たよ。ワクワクする~」
シュンはいつもと違い、少しテンションが高そうに思えた。
俺たちはキャリーバッグ2個を預けた後、手荷物検査を受けてラウンジへと向かった。ここでもシュンはいつもと違ってテンションが高めだった。
「俺、ラウンジに入るのも久しぶりだな~。良い匂いがする」
「そうだよな、クルーがラウンジでくつろぐことってないもんな」
「そうそう。自社のマイレージ上級会員になることってないからさ。タカシ様、いつもご利用ありがとうございます」
そう言ってラウンジに向かうエスカレータの上でシュンがペコリとお辞儀をする。
俺は何だか接客を受けているようで心地よかったが、周囲の目もあったので、「今日はお互い乗客だよ!」と言ってエスカレータを降りてラウンジ内へと入っていった。
さすが三連休の朝ということでどの席も混んでいたが、運よく駐機場を見渡せる席が2つ空いていたので、そこに座る。
「あっ、あそこに停まっているのは昨夜に俺が乗務したA359だ。今日の那覇行きになるんだー」
シュンはまるで子供のように窓ガラス越しに駐機場を見渡している。その間に俺はビールとおつまみを手に取り持ってくる。
「はいどうぞ。乾杯しよう?」
「気が利くね~。そういえば、ラウンジにビールあることすら忘れてたよ。乾杯!」
俺たちはビールグラスに口をつける。休日の朝に飲む生ビールは最高だ。
「あ~、休日に飲むビールって最高!シュンと一緒に旅行できて良かった」
「おいおい、まだ始まったばっかりじゃん!」
「付き合ってから初めての泊まりでの旅行じゃん。俺はすごく楽しみにしてたんだからさ」
「俺もだよ?タカシと早く旅行したかった。ようやく一緒に行けることになって嬉しい。あ、今離陸した機体、俺が初めて乗務した機体だ!」
「シュン、まるで子供だな~。飛行機を前にするとこんなにもはしゃぐなら、喧嘩した時、今度から空港まで連れてこようかな?」
俺がそういうと、シュンが俺の耳元に手を当てて、「そんな手を使っても無駄だよ?いつものようにタカシがごめんって言うまで責めるよ?」
俺はドキッとした。そう、喧嘩した時はいつもシュンが勝つ。なぜなら俺は折れる性格だし、シュンがSっ気満点で俺を責めるから。最後は俺が泣きながら謝ることもある。俺だって言いたいことは言っているけど、所詮夫婦喧嘩のようなもんで結論は出ないことばかりだ。そして、ベッドでチンコをケツに突っ込まれて抱かれたら最後、俺はシュンに屈服してしまう。
そんなことをラウンジで考えてしまった。そして、俺のチンコは勃起し、誰も見ていないテーブルの下でこっそりシュンが俺のチンコをスキニージーンズの上から触ってきた。
「・・・ッッ♡」
「どうしたの?」再びシュンが小声で俺の耳元で囁く。
「誰かに見られたらヤバいって」
「誰も見ていないよ?だけどここまで。続きはホテルでね?」
そう言ってシュンは俺の分のビールのおかわりを取りに行った。勃起して俺が立ち上がれないことを知っているから。
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