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Chapter④ 同棲生活 ~タカシside~
ヒロキとシュン(9)
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俺はギャレーを出て座席に戻ると、ヒロキは起きて座席に取り付けられた液晶ディスプレイで映画を見ていた。
「あ、ギャレーでエロいことでもやっていたんですか?」
「そんな訳あるわけないじゃないですか。ところで、今日の夜、飲みに行きませんか?3人で」
一瞬、ヒロキはたじろいだが、何かを察して快諾してくれた。
機体は定刻通りに羽田空港に着陸し、俺とヒロキは天王洲アイルの駅前にある居酒屋に入った。
時間は20時を過ぎて賑わっていたが、俺たちは半個室に座ることができた。
ヒロキはどこか落ち着かない様子だったが、「スペシャルゲストの登場が楽しみですが、先に飲んじゃいますね!」と言って、ビールを飲み始めた。
この店はシュンとよく来る、正確には昔よく来ていたので、美味しいおつまみ系のメニューを数品頼み、シュンが来るのを待った。
20時30分過ぎにようやくシュンが合流した。
「お待たせしましたー」
そういうと、シュンは俺の隣に座り、ビールをオーダーした。
俺と俺の恋人、そして俺に告白してきた取引先の3人という何ともカオスなメンバーでの飲み会が始まった。
「あ、ギャレーでエロいことでもやっていたんですか?」
「そんな訳あるわけないじゃないですか。ところで、今日の夜、飲みに行きませんか?3人で」
一瞬、ヒロキはたじろいだが、何かを察して快諾してくれた。
機体は定刻通りに羽田空港に着陸し、俺とヒロキは天王洲アイルの駅前にある居酒屋に入った。
時間は20時を過ぎて賑わっていたが、俺たちは半個室に座ることができた。
ヒロキはどこか落ち着かない様子だったが、「スペシャルゲストの登場が楽しみですが、先に飲んじゃいますね!」と言って、ビールを飲み始めた。
この店はシュンとよく来る、正確には昔よく来ていたので、美味しいおつまみ系のメニューを数品頼み、シュンが来るのを待った。
20時30分過ぎにようやくシュンが合流した。
「お待たせしましたー」
そういうと、シュンは俺の隣に座り、ビールをオーダーした。
俺と俺の恋人、そして俺に告白してきた取引先の3人という何ともカオスなメンバーでの飲み会が始まった。
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