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Chapter④ 同棲生活 ~タカシside~
同棲開始(2)
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同棲してみると一緒にいる時間は長くなった分、色々なことで喧嘩もした。
「シュン!また食器洗わずに寝ただろ~?必ず食器は洗ってから寝ることってルール作っただろ?」
「しょうがないだろ!?昨日は乗務した便が遅延して家に着いたのは0時過ぎだったんだから。冷蔵庫に夕飯入れててくれたから温めて食べたら眠くなっちゃって・・・」
「せめて食洗機に入れてくれよ?」
「そうやってガミガミ言うなって。ホント、タカシって典型的なA型だよね!」
「それって褒めてんの?それともディスってんの?」
俺は朝ごはんの準備をしながらスウェット姿でまだ眠そうなシュンを起こして朝ごはんをダイニングテーブルに並べる。
「今日から午後便でしょ?昨日の便が遅延しても出社時間が変わらないのは大変だな。はい、これ味噌汁」
「同棲してガミガミ言われるのは気に食わないけど、こうやってタカシの美味しい手料理が食べられるのは嬉しいよなぁ」
「そうやって食器洗わなかったこと、はぐらかそうとして・・・!」
俺は今日は在宅勤務にしている。シュンが仕事に行くところを見送りたいからだ。次に帰ってくるのは明日の夜だけど、今度は俺が3日間の出張に出掛けてしまうのですれ違いになってしまう。なかなか二人でゆっくりとした時間を過ごすことはできないけど、同棲することで顔を合わせて話す時間も増え、よりお互いのことが理解できるようになった気がする。
「朝飯の食器は俺が洗っておくから、タカシは仕事の準備を始めたら?」
「そうだな。今日は朝からウェブ会議が入っているから、そろそろ歯を磨いて着替えるよ」
こういった普通の日常を一緒に過ごすことのできる人がいるってすごく素敵だとお思う。俺は同棲の喜びを噛み締めている。
昼前になり、俺の会議はひと段落すると、今度はシュンが制服に着替えて出勤の準備をし始める。
「今日はどういうルートでの乗務なの?」
「今日は新千歳の1往復からの伊丹ステイ」
「新千歳やスノボシーズンで混んでそうだな」
「そう!大学生とか若い人ですごく混んでるよ!あとは外国人、特にオーストラリアの人ね」
「そうなんだ」
俺は制服のネクタイを鏡の前で結ぶ後ろから抱きついて、上はネクタイをしたワイシャツ、下は部屋着のスウェットの下で勃起したチンコを押し付ける。
「今度会う時まで抜かずに我慢しておくから・・・」
「じゃあタカシが出張から帰ってきた夜に気持ち良いことしよっか?掘ってやるからさ?」
「おう・・・」
シュンはネクタイを結び終えると俺にキスをした。
「シュン!また食器洗わずに寝ただろ~?必ず食器は洗ってから寝ることってルール作っただろ?」
「しょうがないだろ!?昨日は乗務した便が遅延して家に着いたのは0時過ぎだったんだから。冷蔵庫に夕飯入れててくれたから温めて食べたら眠くなっちゃって・・・」
「せめて食洗機に入れてくれよ?」
「そうやってガミガミ言うなって。ホント、タカシって典型的なA型だよね!」
「それって褒めてんの?それともディスってんの?」
俺は朝ごはんの準備をしながらスウェット姿でまだ眠そうなシュンを起こして朝ごはんをダイニングテーブルに並べる。
「今日から午後便でしょ?昨日の便が遅延しても出社時間が変わらないのは大変だな。はい、これ味噌汁」
「同棲してガミガミ言われるのは気に食わないけど、こうやってタカシの美味しい手料理が食べられるのは嬉しいよなぁ」
「そうやって食器洗わなかったこと、はぐらかそうとして・・・!」
俺は今日は在宅勤務にしている。シュンが仕事に行くところを見送りたいからだ。次に帰ってくるのは明日の夜だけど、今度は俺が3日間の出張に出掛けてしまうのですれ違いになってしまう。なかなか二人でゆっくりとした時間を過ごすことはできないけど、同棲することで顔を合わせて話す時間も増え、よりお互いのことが理解できるようになった気がする。
「朝飯の食器は俺が洗っておくから、タカシは仕事の準備を始めたら?」
「そうだな。今日は朝からウェブ会議が入っているから、そろそろ歯を磨いて着替えるよ」
こういった普通の日常を一緒に過ごすことのできる人がいるってすごく素敵だとお思う。俺は同棲の喜びを噛み締めている。
昼前になり、俺の会議はひと段落すると、今度はシュンが制服に着替えて出勤の準備をし始める。
「今日はどういうルートでの乗務なの?」
「今日は新千歳の1往復からの伊丹ステイ」
「新千歳やスノボシーズンで混んでそうだな」
「そう!大学生とか若い人ですごく混んでるよ!あとは外国人、特にオーストラリアの人ね」
「そうなんだ」
俺は制服のネクタイを鏡の前で結ぶ後ろから抱きついて、上はネクタイをしたワイシャツ、下は部屋着のスウェットの下で勃起したチンコを押し付ける。
「今度会う時まで抜かずに我慢しておくから・・・」
「じゃあタカシが出張から帰ってきた夜に気持ち良いことしよっか?掘ってやるからさ?」
「おう・・・」
シュンはネクタイを結び終えると俺にキスをした。
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