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Chapter② セフレ以上恋人未満 ~タカシside~
セフレとしての関係(2)
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シュンの家に着くと、既にシュンは部屋着に着替えていた。俺も今日は一旦家に帰ってからのシュンの家だったのでラフな格好だ。
「こんばんは」
「来てくれてありがとね。入って」
「お邪魔しますー」
俺はシュンの家に入って、テーブルの上にケーキを置く。
「これ、新宿に寄る用事があったから買ってきた。前に話をした時によく買いに行くって言ってただろ?だから好きなのかなーと思ってさ」
するとシュンは嬉しそうな顔をして、「ええ~!?このケーキ大好きなの。嬉しい!今から一緒に食べよう?」と言って、箱からケーキを取り出す。
用事があると言ったが、正確にはシュンのために立ち寄った。だけど、セフレのためにわざわざ買いに行ったなんて言うと、重いと思われるかと思い嘘をついた。ただ、喜んでくれたのでよかった。
「ケーキに合うあったかい飲み物入れようか?」
シュンからそう言われるが、テーブルの上にはビールの缶が置かれている。俺は軽く持ち上げると、まだ入ったままだったので、1人で飲んでいたのかと思った。
そのため、「紅茶とかじゃなく、お酒飲んでいるなら付き合うよ?前に冷蔵庫にスパークリングワイン入っていたから、ボトル開ける?」と俺が言うと、シュンはまた嬉しそうに、「いいの?やったー!1人じゃ飲みきれないから嬉しい」と言って、ワインのボトルを開けて、グラスに注ぎ始めた。
そして、テーブルにケーキ用のお皿とフォークを綺麗に並べる。さすが客室乗務員というようで、その辺りの手際の良さは上手だ。
「さすが客室乗務員って感じで手際がいいね」
「これが仕事だからね。まぁ、まだ国際線への乗務経験はないけど。さっ、乾杯」
俺とシュンはグラスを合わせる。シュンはグラスに注いだワインを一気に飲み干す。やっぱり何かあったのかな。俺はそう感じた。
「こんばんは」
「来てくれてありがとね。入って」
「お邪魔しますー」
俺はシュンの家に入って、テーブルの上にケーキを置く。
「これ、新宿に寄る用事があったから買ってきた。前に話をした時によく買いに行くって言ってただろ?だから好きなのかなーと思ってさ」
するとシュンは嬉しそうな顔をして、「ええ~!?このケーキ大好きなの。嬉しい!今から一緒に食べよう?」と言って、箱からケーキを取り出す。
用事があると言ったが、正確にはシュンのために立ち寄った。だけど、セフレのためにわざわざ買いに行ったなんて言うと、重いと思われるかと思い嘘をついた。ただ、喜んでくれたのでよかった。
「ケーキに合うあったかい飲み物入れようか?」
シュンからそう言われるが、テーブルの上にはビールの缶が置かれている。俺は軽く持ち上げると、まだ入ったままだったので、1人で飲んでいたのかと思った。
そのため、「紅茶とかじゃなく、お酒飲んでいるなら付き合うよ?前に冷蔵庫にスパークリングワイン入っていたから、ボトル開ける?」と俺が言うと、シュンはまた嬉しそうに、「いいの?やったー!1人じゃ飲みきれないから嬉しい」と言って、ワインのボトルを開けて、グラスに注ぎ始めた。
そして、テーブルにケーキ用のお皿とフォークを綺麗に並べる。さすが客室乗務員というようで、その辺りの手際の良さは上手だ。
「さすが客室乗務員って感じで手際がいいね」
「これが仕事だからね。まぁ、まだ国際線への乗務経験はないけど。さっ、乾杯」
俺とシュンはグラスを合わせる。シュンはグラスに注いだワインを一気に飲み干す。やっぱり何かあったのかな。俺はそう感じた。
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