ゲイのキャビンアテンダントはイケメンリーマンがお好き?

藤咲レン

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Chapter① 出会い 〜シュンside〜

男との再会(7)

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機体は定刻通りに着陸し、伊丹空港のターミナルビルに横付けされた。ドアが開くと一斉に乗客たちが降りてゆき、あの男も例外なく降りていった。



客室乗務員も機内清掃を地上スタッフに任せてターミナルビルのブリーフィングルームへと移動する。

今日は一便だけだからまだ余裕だな。セックスをする余力も十分ある。まぁ、誰か伊丹空港近辺でアプリでセフレを募集するか。そんなことを考えながら、空港内を歩く。

ブリーフィングも短時間で終わり、俺は会社が予約してくれるいつものエアポートホテルへと全員で移動しフロントで解散した後は各自客室へと移動した。

俺は客室に入ると制服を丁寧にハンガーにかけ、シャワーを浴びた後、持参したNorth Faceのジャージに着替えた。時計を見ると8時45分。そういえば、男には9時に電話してこいとメモを渡したっけ。

「一応、待つか」
俺はそう呟き待つことにする。ただ、内心ではどうせたわいもない話だと思い、アプリで近場にいる男を物色する。そして、何人かヤれそうな男の目星をつけて置いた時、俺の携帯が鳴った。

「もしもし。さっきの乗客の方ですか?」
「はい、そうです。伊丹のエアポートホテルに泊まっていますが、今からヤりませんか?」

俺は驚いた。梅田に泊まりそうなのに、わらざわエアポートホテルに泊まるなんて。興味本位で「わざわざここに変更したんですか?」と聞く。男は何やら言いたげな様子が電話口から伝わってくるが、俺としては無駄なメッセージのやり取りを経てヤレる男を探す手間が省けたと思った。そのため即、快諾の返事をした。
「いいですよ。俺も同じホテルなのでヤりましょう」

流石に俺の部屋に迎えると両隣の同僚にバレるのは避けたい。そのため俺は男の部屋に行くことにした。

こんなにもテンポよく男とまたヤレるとは思っていなかったので、俺は何か運命を感じた気がしたが、とにかく1発ヤって明日の乗務に備えて眠りたいと思い、足早に男の部屋へと向かった。
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