10 / 150
Chapter① 出会い 〜タカシside〜
男との再会(6)
しおりを挟む
俺が本来泊まるホテルは梅田だった。しかし、伊丹のホテルじゃないと距離が離れ過ぎていてヤれない。そのため俺は機内Wi-Fiを通じて今夜のホテル予約をキャンセルし、伊丹空港周辺のホテルを新たに予約した。
明日のプレゼン準備は万全なので、伊丹空港周辺であっても梅田であっても問題はない。ただ、性欲を満たしたい。俺は本能に駆られていた。
機体は俺が着席した直後、シートベルト着用サインが点灯し、あの男もテキパキと着陸に向けた準備を行なっている様子が見てとれた。
そして、定刻通りに機体は大阪伊丹空港に着陸した。何事もなくいつも通り搭乗口に横付けされて次々に乗客が降りてゆく。その中で、男は最後部から降りてゆく乗客を見守っている。
俺は立ち上がり出口ではなく男の方を向き会釈をすると、初めてその男も笑顔を浮かべて会釈を返してきた。
なんだ。笑顔もできるじゃん。
そう思いながら俺は多くの客室乗務員に見送られながら空港ターミナルビルへと入っていった。
俺の泊まるホテルは空港直結の立地なので、そのままチェックインを済ませ、部屋で夜の9時になるのを待った。おそらく男は仕事後のミーティングや明日の準備があるのだろうと想定したので、俺はシャワーを浴び終えて指定された時間まで明日の仕事準備をしながらホテルの部屋で待っていた。
そして9時になった瞬間、俺は指定された番号に電話をした。男はすぐに出た。
「もしもし。さっきの乗客の方ですか?」
「はい、そうです。伊丹のエアポートホテルに泊まっていますが、今からヤりませんか?」
「わざわざここに変更したんですか?」
「そういう訳じゃ・・・」
「いいですよ。俺も同じホテルなのでヤりましょう。部屋行ってもいいですか?隣に同僚が泊まっているんで」
「了解です。部屋は1004号室です。酒はどうしますか?」
「明日は始発便への乗務なので飲めないんです」
「分かりました。じゃあ部屋で待っています」
俺は電話を切った。男が俺の部屋にやりにくる。出張先でのセックスは久しぶりだったので、俺は興奮が止まらなかった。
明日のプレゼン準備は万全なので、伊丹空港周辺であっても梅田であっても問題はない。ただ、性欲を満たしたい。俺は本能に駆られていた。
機体は俺が着席した直後、シートベルト着用サインが点灯し、あの男もテキパキと着陸に向けた準備を行なっている様子が見てとれた。
そして、定刻通りに機体は大阪伊丹空港に着陸した。何事もなくいつも通り搭乗口に横付けされて次々に乗客が降りてゆく。その中で、男は最後部から降りてゆく乗客を見守っている。
俺は立ち上がり出口ではなく男の方を向き会釈をすると、初めてその男も笑顔を浮かべて会釈を返してきた。
なんだ。笑顔もできるじゃん。
そう思いながら俺は多くの客室乗務員に見送られながら空港ターミナルビルへと入っていった。
俺の泊まるホテルは空港直結の立地なので、そのままチェックインを済ませ、部屋で夜の9時になるのを待った。おそらく男は仕事後のミーティングや明日の準備があるのだろうと想定したので、俺はシャワーを浴び終えて指定された時間まで明日の仕事準備をしながらホテルの部屋で待っていた。
そして9時になった瞬間、俺は指定された番号に電話をした。男はすぐに出た。
「もしもし。さっきの乗客の方ですか?」
「はい、そうです。伊丹のエアポートホテルに泊まっていますが、今からヤりませんか?」
「わざわざここに変更したんですか?」
「そういう訳じゃ・・・」
「いいですよ。俺も同じホテルなのでヤりましょう。部屋行ってもいいですか?隣に同僚が泊まっているんで」
「了解です。部屋は1004号室です。酒はどうしますか?」
「明日は始発便への乗務なので飲めないんです」
「分かりました。じゃあ部屋で待っています」
俺は電話を切った。男が俺の部屋にやりにくる。出張先でのセックスは久しぶりだったので、俺は興奮が止まらなかった。
0
お気に入りに追加
109
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
目覚ましに先輩の声を使ってたらバレた話
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
サッカー部の先輩・ハヤトの声が密かに大好きなミノル。
彼を誘い家に泊まってもらった翌朝、目覚ましが鳴った。
……あ。
音声アラームを先輩の声にしているのがバレた。
しかもボイスレコーダーでこっそり録音していたことも白状することに。
やばい、どうしよう。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/youth.png?id=ad9871afe441980cc37c)
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる