ゲイのキャビンアテンダントはイケメンリーマンがお好き?

藤咲レン

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Chapter① 出会い 〜タカシside〜

発展場(1)

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「今週は仕事が忙しかったからセックスしていないなぁ。発展場でも寄るか」

新宿三丁目のカラオケ屋からいつもの行きつけの発展場へと歩く。行きつけの発展場は20代を中心としたイケメンが多いので、俺はいつもここで自分の性欲を満たす。

入り口で料金を支払い、ロッカーにスーツをシワにならないように綺麗に畳んで入れる。そしてロッカーキーを左手につける。そして、館内をうろうろしながら、自分のタイプの男かつロッカーキーを右手につけている男にアプローチする。

そう、俺のポジションはウケだ。ウケはロッカーキーを左手につける。そしてタチは右手につけるルールになっている。これで性欲を満たすために最短で相手を見つけられるという訳だ。



館内をウロウロしていると、数人のタチからアプローチされるが、俺のタイプではないのでスルーする。俺は高身長から掘られたいんだ。自分自身も175cmの身長があるので決して低いわけではないが、自分よりも身長の低い男はNG。ヤる相手にはそういった容姿も求める。

しばらくすると、俺のドストライクのイケメンと通路ですれ違う。身長は185cmくらいありそうな長身。そして薄暗い中でもわかるくらいの塩顔イケメンだ。

俺はこのチャンスを逃すまいと、今日初めてアプローチする。方法は相手の身体に軽く触れる。そして俺は奥の部屋へと移動する。すると、そのイケメンも俺に続いて部屋に入ってくる。

これでマッチング完了。発展場はサクッとやれるので最高だ。俺はそう思いながらドアの鍵を閉めた。
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