36 / 48
過去話 ケンタside
俺がゲイに目覚めたきっかけ(5)
しおりを挟む
撮影は順調に進んだ。
まずはカタログ撮影を行い、その後に記者発表のためステージの上でポージングや集合写真を撮影された。その間、歩くたびにチンコと水着が擦れて、思わず気持ち良くなりそうだったのを必死で別のことを考えるようにして我慢していたのは俺だけだったはず。
水泳部員として股間のモッコリは全く気にならないはずなのに、今日は南野選手が一緒にいるからか、撮影だから緊張しているからか、理由はわからないがモッコリに目がいってしまう自分がいた。
ちらっと南野選手を見ると、デカいチンコをモッコリとさせながら堂々と写真撮影に応じていた。もちろん、恥ずかしいことではないし、普通のことなんだろうけど、俺にとっては初めての経験で、早くこの撮影会が終わらないかと思っていた。
撮影が終わると、次は記者会見となった。
主に南野選手などオリンピック選手に対して記者から質問が出される。
水着の質感やどれほど速くなれそうかといった質問に丁寧に南野選手や他のオリンピック選手が答えている間、俺はモッコリとしたロングスパッツを履いたまま南野選手の横で手を後ろに組んでモッコリを見せつけているようで、俺は恥ずかしかった。
そして、記者会見が終わって控え室に全員で戻っている時、メーカースタッフから「すみません、南野選手と山田選手だけはもう1回写真撮影させてもらえますか?」と個別に呼ばれたのだった。
初めての機会に疲労困憊だった俺だが、南野選手が「まだ頑張れるだろ?」と俺の肩に手を回してきて、男同士なのに思わずドキッとしてしまったことで、「あっ、ハイ!」と返事をするしかなかった。
まずはカタログ撮影を行い、その後に記者発表のためステージの上でポージングや集合写真を撮影された。その間、歩くたびにチンコと水着が擦れて、思わず気持ち良くなりそうだったのを必死で別のことを考えるようにして我慢していたのは俺だけだったはず。
水泳部員として股間のモッコリは全く気にならないはずなのに、今日は南野選手が一緒にいるからか、撮影だから緊張しているからか、理由はわからないがモッコリに目がいってしまう自分がいた。
ちらっと南野選手を見ると、デカいチンコをモッコリとさせながら堂々と写真撮影に応じていた。もちろん、恥ずかしいことではないし、普通のことなんだろうけど、俺にとっては初めての経験で、早くこの撮影会が終わらないかと思っていた。
撮影が終わると、次は記者会見となった。
主に南野選手などオリンピック選手に対して記者から質問が出される。
水着の質感やどれほど速くなれそうかといった質問に丁寧に南野選手や他のオリンピック選手が答えている間、俺はモッコリとしたロングスパッツを履いたまま南野選手の横で手を後ろに組んでモッコリを見せつけているようで、俺は恥ずかしかった。
そして、記者会見が終わって控え室に全員で戻っている時、メーカースタッフから「すみません、南野選手と山田選手だけはもう1回写真撮影させてもらえますか?」と個別に呼ばれたのだった。
初めての機会に疲労困憊だった俺だが、南野選手が「まだ頑張れるだろ?」と俺の肩に手を回してきて、男同士なのに思わずドキッとしてしまったことで、「あっ、ハイ!」と返事をするしかなかった。
1
お気に入りに追加
143
あなたにおすすめの小説
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
23時のプール
貴船きよの
BL
輸入家具会社に勤める市守和哉は、叔父が留守にする間、高級マンションの部屋に住む話を持ちかけられていた。
初めは気が進まない和哉だったが、そのマンションにプールがついていることを知り、叔父の話を承諾する。
叔父の部屋に越してからというもの、毎週のようにプールで泳いでいた和哉は、そこで、蓮見涼介という年下の男と出会う。
彼の泳ぎに惹かれた和哉は、彼自身にも関心を抱く。
二人は、プールで毎週会うようになる。
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
禁断の祈祷室
土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。
アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。
それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。
救済のために神は神官を抱くのか。
それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。
神×神官の許された神秘的な夜の話。
※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる