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過去話 ケンタside

俺がゲイに目覚めたきっかけ(4)

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「この水着の生地、薄くて着やすいんですが、ツルツルして肌触りが気持ちいいですし、薄くてモッコリが目立っちゃいますね」
南野選手は笑いながらメーカーのスタッフに話をする。

「確かにそうですね。まぁ、大会に出るときはサポーター着用されているのは知っているので、今回は内布がないタイプを用意しちゃったので、撮影時は我慢してください!そのほうが見栄えも良いですから!」
とメーカースタッフも笑いながら話をしている。

南野選手は参ったなーという表情でも笑いながら、雰囲気を和やかにしていた。
その後、俺の方にも近づいてきて、「君も随分といいモノを持ってるんだね?」と言って、俺のロングスパッツの上から軽くチンコをソフトタッチしてきた。

「えっ!?」

俺は自分の股間を見ると、南野選手同様にモッコリしていた。俺自身、普段はサポーターを履かないが、大会に出る際はゴムのような質感に近い締め付けのある水着を愛用していた。そのため、股間がもっこりすることに意識することはなかった。しかし、今回、南野選手に指摘をされ、自分自身のチンコが他人よりもデカいことをあらためて思い知らされたのだった。

「今日集められた選手は体つきだけじゃなくて、アソコも立派な選手が選ばれたってわけかな?」
南野選手がそういうと、メーカーのスタッフさんたちは苦笑いをした。
本当なのか嘘なのかは今でもわからない。
しかし、その後、ついに事件は起こった。
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