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ダイゴside
自主トレ(2)
しおりを挟むプール脇のジャグジーにケンタと俺は2人で浸かりつつ、目の前のプールで必死に練習している学生たちには到底聞かれたくない不純な会話を続けている。
「どうせ今も勃起しているんだろ?」
ケンタからそう尋ねられ、俺はコクリと頷く。
「やっぱり、変態パパさん?」
そう言ってケンタがこちらに顔を向け見つめてくる。
既婚ゲイであることを指摘する部分がケンタの意地悪なところだ。
家族に対する罪悪感はある一方で身体は正直だ。
今、俺は勃起している事実は偽ることはできない。
ケンタの手が俺の股間に伸び、競泳水着の上からチンコを触る。
「こんなに勃起しちゃって・・・」
「あぁぁあッッッ♡」
「ここでそんないやらしい声出しちゃったら、監視員に聞かれちゃうよ?声出さないように我慢して」
競泳水着の布を一枚隔てているにも関わず、ケンタの手は強くしっかりと俺のチンコを握り、それを上下に動かし続ける。
俺は気持ち良さに我慢できずにどんどん勃起していく。
自分自身を制御できず、最後の理性を振り絞って「ここでこんなことしちゃ・・・」とケンタに声を掛けた。
だが、俺の言葉に被せるようケンタに「ダメって言いたいの?」と遮られる。
ケンタと目が合う。
ダメだ。
やっぱりケンタともっとエロいことしたい。
掘られたい。
10秒ほど、無言でお互い見つめ合う。
「佐藤ちゃんのパパさん、こんなに勃起してるのに止めてほしいなら止めますけど?」
「嫌だ・・・」
俺は本音を口から漏らしてしまう。
そして、再びケンタに堕とされ始める。
「ケンタのイジワル・・・やっぱりもっと触ってほしいし、もっと激しいのをヤッてほしい」
俺はジャグジーの中でケンタのチンコを競泳水着の上から触る。
やっぱりケンタも勃起している。
「早くケンタに掘られたいよぉー♡」
「じゃあ移動しましょ?」
そう言われ、ケンタは勃起した状態でジャグジーから出る。
ボックスタイプの競泳水着には勃起したチンコがくっきりと浮かび上がっている。
それにも関わらずケンタは堂々として、プールサイドを歩いて更衣室とシャワー室に続く通路に向かい始めた。
プールでは相変わらず学生が水しぶきを上げながら練習を続けている。
その脇を通って、ケンタは通路に消えていった。
俺も早くケンタとヤりたい気持ちで勃起したまま、プールサイドを小走りで進む。
「勃起している姿を見られたらどうしよう・・・恥ずかしい・・・けど、何だろう、この高まる気持ちは・・・」
勃起してもっこりした股間を見られることに対して俺は興奮しそうな気持ちを抑え、ケンタの後に続いてプールを後にした。
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