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ダイゴside
シャワー室(2)
しおりを挟む俺は男の気配に全く気付かず、競泳水着の上からチンコを擦る。
最初は手のひらで薄い生地を通じて刺激を与えていたが、次第に膨らみを増すごとに俺は指先でチンコの形に沿ってより強い刺激を加え始める。
「くっ・・・はぁぁぁぁーーーー・・・・気持ちいい♡♡」
先走りによるシミは競泳水着の内側の布を通り越した上に1センチを越え始めた。
シャーッッッ!
瞬間、突然カーテンが開けらる
「あっっっっ!!!!」
誰が開けたのか認識する前に俺は声を上げた。
目の前にいたのはケンタだった。
「トレーニングするために仕事は休みですが来てみたら・・・ひとりでも普段からこんなエロい顔して、こんな変態なことやっているんですか?」
ケンタはARENAの白いジャージ上下を着用し、腕組みをしながらこちらを見ている。
「ちっ、違うんだ!これは、たまたま・・・」
「たまたまなんだー。でも、こんなところでエロいことやっちゃダメなことは分かってますよね?もしバレたら退会っすよ?」
ケンタがニヤリと笑い、俺をまっすぐ見つめる。
すごく悪い顔をしている。
「そっ、それだけは勘弁してください・・・秘密にしてください・・・」
「娘や奥さんにもバレたらやばいっすよね?」
「そっ、それは・・・・ヤバいです・・・・」
俺はケンタに次々と浴びせられる言葉から堕ちる世界を想像し始める。
俺のチンコはだんだんと萎え始め、競泳水着のもっこりはすっかり小さくなり、先走りによるシミだけが残った。
ケンタはシャワーの蛇口に手をのばし、キュッと音を立てて水が止められる。
そして、俺の耳元でケンタはいつもの甘い声で囁く。
「12時。自主トレ終わらせた後にここで一発ヤらせろよ?そしたら今日の光景、チャラにするのを考えてやるからさ」
「いや、12時だと学生とか他の利用者がいるかも」と俺は呟くが、ケンタはそれを遮るように、「断ったら分かってんの?」と一言。
俺はコクリと頷くしかなかった。
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