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それから一年が経ち、四月。春嵐の候を迎え、葉奈は小学校に通っていた。
「いってきまぁーす」
元気に挨拶を言って葉奈は、大きなランドセルを左右に揺らしながら登校班が集まる集合場所に向かって歩いて行った。
「いってらっしゃい」
容子は、黄色の帽子が離れて行くのを愛おしそうに見つめた。
「時間が経つのって早いね。葉奈も、もう小学生かァ」
明日夏は後ろから母に話しかけた。
「あら、行ってらっしゃい」
「行ってきます」
葉奈の後を追うように明日夏は駅に向かって歩いて行った。
そして季節が巡り、葉奈は二年生になっていた。
「じゃあ、班長さんは班のみんながちゃんといるか、調べて先生に教えてくださぁーい」
柔らかい雲が気持ちよく泳いでいる晴天の空。担任の先生が班長の児童に点呼を確認させていた。
「ねー、みんないるー?」
班長の児童が他の児童に声をかける。
「せんせー。みんないましたー」
「せんせー。おしっこ行ってきていいですかー」
今日は校外学習の日。葉奈の学年は、学校から少し離れた森林公園に向けて出発する準備をしていた。
「それではみなさん、これから森林公園まで歩いて行きますが、きちんと一列で歩いてくださーい。では出発しまーす」
先生の合図で、葉奈の学年二クラスが一列になって歩き出した。
学校を出発してから二十分ほど経ったころ、児童たちは森林公園の入り口に無事到着した。
小粒の児童たちがざわつく中、先生が口を開く。
「はーい。それではここからは、クラスに分かれて行動しまーす。公園にどんなお花や、昆虫がいるのか、よーく観察してください。一組はこのまま観察場所に向かいます。二組は担任の先生の後について行ってください」
「はーい」
「こっち、こっち」
児童たちは、それぞれの担任の先生の下に集まり出す。
「みんないるかな? じゅあ広場に行きますよー」
葉奈のクラスの先生は人数を確認すると、広場に向け歩き出した。その後を児童たちがゾロゾロと付いて行く。そして見通しの良い雑木林の遊歩道を通り抜け、芝生に覆われた広場にさしかかったその時、一人の児童が声を上げた。
「いてっ!」
続いて他の児童たちも驚いた声を出した。
「きゃあー」
「おわっ!」
児童たちが、あちこちに逃げ回る。
「どしたー!」
「どうしたの!」
先頭と後尾の先生が一斉に騒ぎたてる児童の下に駆け寄った。
虎模様の飛行体が数匹、児童の回りを執拗に駆け回る。
「ハチだ! スズメバチだッ! みんな走って! 広場に走ってェー!」
児童たちは声を上げて一目散に広場に向かって走り出した。二人の先生が児童を覆うように手を広げてその後を追う。
「広場まで走れーッ!」
広場に出ると、先生が叫んだ。
「みんなかがんでー!」
児童たちは、その場に屈んだ。二人の先生がスズメバチの姿を確認する。広場までは追いかけて来なかった。
「誰か刺されたかッ!」
息を切らしながら担任の先生が、児童を見回し尋ねた。
「せんせー。はなちゃんが痛がってるー」
一人の女子児童が、うずくまって泣いている葉奈を指さした。
「せんせー、こうきくんも痛がってる」
男子児童が、隣で泣いている児童に寄り添いながら先生に告げる。
「ほ、他にいないか!」
担任の先生は急いで携帯を取り出すと、消防署に連絡を入れた。
「……もしもし、U市森林公園で児童がスズメバチに刺されました! ……はい、二人です。東門から入って、今は広場にいます。……香西小学校の担任の加嶋と言います。すぐにお願いします!」
副担任の先生は急いで葉奈の下に駆け寄った。
「葉奈ちゃん、どこ刺された?」
「……ここっ。いたっ、いたいー」
葉奈は帽子の上から頭の後ろを指さした。
「帽子のメッシュのすき間から刺されたのね!」
副担任の先生は険しい表情で葉奈の頭を見た。
十数分後、甲高いサイレンの音と共に二台の救急車が森林公園の広場に乗り上げてきた。
「こっちです!」
担任の先生が手を上げて救急車を促した。
「先生! 葉奈ちゃんの顔色、変ですよ!」
副担任の先生が声を上げる。葉奈は、うずくまったまま呼吸を荒くしていた。
車内から救急士が一斉に飛び降りてくる。
「刺された生徒さんはどこですか!」
「こ、この二名です! みんな! ちょっとどいてー!」
担任の先生は、刺されていない他の児童を端に移動させた。
救急士は膝を落として葉奈の様子を見る。
「……! おいッ! ストレッチャー! 急げッ!」
救急士が後方に向かって大声で叫んだ。後方の救急士が急いでストレッチャーを引きずり葉奈の下に走る。
「呼吸が荒い! この子先に連れていくぞ!」
救急士は葉奈をストレッチャーに乗せると、そのまま引きずり救急車に乗せた。緊急車両は、再び甲高いサイレンを鳴らすと、急ぎ森林公園を後にした。
「……さてと、取りあえず書類は提出したから、家に戻るか」
午後二時過ぎ。右手にカバンを握り、二賀斗は市役所の正面玄関から出てきた。その時、スラックスのバックポケットに入れてあったスマホから着信音がけたたましく鳴った。二賀斗はポケットからスマホを取り出すと、画面を見た。
「明日夏か。……もしもし、どうした?」
「あ、ニーさん。……一応の連絡ね。今日、葉奈が校外学習で森林公園に行ったんだけど、そこでスズメバチに刺されちゃったんだって」
「ええっ! 大丈夫なのか!」
二賀斗はスマホを耳に当てながら大声を上げた。
「……ん。刺された後に呼吸が荒くなっちゃって。昔、ムカデに刺されたことあったでしょう」
二賀斗は、場所を移動して話を続けた。
「ああ! でも何年も前のことじゃないだろッ」
「それでね、過敏症の症状が出たっぽいのよ。だから大事を取って今日は様子見で病院に泊まることになったから」
「それで、葉奈の様子は?」
「処置はしてもらったから、今は安静にしてる。それとウチのお母さんが今、付き添ってるわ」
「やっぱり……。やっぱりあの時、俺が注意していればこんなことにならずにすんだのにッ!」
そう言うと、二賀斗は険しい表情のまま、無意識に右手の親指の爪を噛んだ。
「ニーさん、いつまでも過ぎたことイジイジ言わないでよ。……とりあえず、また電話するね」
そう言って通話は切れた。
「……」
とげとげしい明日夏の声で耳に傷をつけながら、二賀斗は待ち受けになった画面をジッと見つめる。
〈ハア。……また明日夏のこと怒らせちまった。なんか最近、明日夏と波長が合わねえなァ。葉奈とは仲良くできてるのに……〉
スマホをポケットにしまうと、二賀斗は弱々しく肩を落として駐車場に向かって歩き出した。
病院内にある携帯電話専用の部屋から、通話を終えた明日夏がドアを開けて姿を現す。
「……はぁ」
大きな溜め息をその場で一つ吐くと、明日夏は苦々しい顔で葉奈が眠っている個室に向かった。
入り口に吊るされたカーテンを開けて個室の中に入る。
「お母さん、ニーさんには電話しておいたわ」
眉間にしわを寄せた我が子の姿を、容子は椅子に座ったまま横目で見る。
「陽生さんは来るって言ってた?」
「ううん。来なくて大丈夫って言っておいた」
明日夏はさらりと言うと、寝ている葉奈を上から覗いた。
「陽生さん心配してたでしょ。いいの? そんなこと言って」
容子は怪訝な顔をして尋ねた。
「いいのよ。葉奈のこの姿見れば、またニーさんここで自分のこと責めるんだから」
目を細めて明日夏は母に言い放った。母は明日夏をなだめるようにこう言う。
「それだけ葉奈のこと大事に思ってるのよ。病院に泊まり込みまでして犬の面倒を見てるあなたと何ら違いはないんじゃないの?」
明日夏は葉奈の寝顔を見ながら拗ねた顔をして母の言葉を耳に入れる。容子は立ち上がると、明日夏のそばに寄った。
「ねえ、一日中鎖でつながれてうずくまってる犬がいたらどうする?」
明日夏は母の方を向いて答える。
「助けるわ。飼い主に“どうしたんですか”って言うわ」
容子は続けて尋ねる。
「飼い主が“大きなお世話です”って言ったら?」
「“大きなお世話じゃないです。この子が心配なんです!”って言うわ。……あっ」
明日夏は口を開いたまま、バツが悪そうな顔をした。
「……この様子じゃ、多分明日で退院になるでしょうけど。……明日夏と同じくらい陽生さんも心配してるのよ、葉奈のこと」
容子は、諭すように明日夏に優しく声をかけた。
明日夏は葉奈に視線を戻すと、物憂げな顔をした。
〈はぁ……。嫉妬してるのかなぁ、ニーさんに。葉奈も最近、ことさらニーさんに懐いてるし。……ふぅ。私ってそんなに嫉妬深かったんだっけ。やだなぁ、そんなの〉
容子はその顔を見ると少し微笑んだ。
「今日はもう職場に戻らないの?」
「……うん。休みもらっちゃった」
「じゃあ、今日は私が泊まるから、お父さんのお世話お願いね」
「うん。でもお父さん、お母さんいないとすぐ出前取っちゃうかもよ」
明日夏は母の方を向いて微笑んだ。
「しょうがないわよ。その位しか楽しみが無いんだもの、お父さんは」
容子も同じように微笑んで答えた。
「いってきまぁーす」
元気に挨拶を言って葉奈は、大きなランドセルを左右に揺らしながら登校班が集まる集合場所に向かって歩いて行った。
「いってらっしゃい」
容子は、黄色の帽子が離れて行くのを愛おしそうに見つめた。
「時間が経つのって早いね。葉奈も、もう小学生かァ」
明日夏は後ろから母に話しかけた。
「あら、行ってらっしゃい」
「行ってきます」
葉奈の後を追うように明日夏は駅に向かって歩いて行った。
そして季節が巡り、葉奈は二年生になっていた。
「じゃあ、班長さんは班のみんながちゃんといるか、調べて先生に教えてくださぁーい」
柔らかい雲が気持ちよく泳いでいる晴天の空。担任の先生が班長の児童に点呼を確認させていた。
「ねー、みんないるー?」
班長の児童が他の児童に声をかける。
「せんせー。みんないましたー」
「せんせー。おしっこ行ってきていいですかー」
今日は校外学習の日。葉奈の学年は、学校から少し離れた森林公園に向けて出発する準備をしていた。
「それではみなさん、これから森林公園まで歩いて行きますが、きちんと一列で歩いてくださーい。では出発しまーす」
先生の合図で、葉奈の学年二クラスが一列になって歩き出した。
学校を出発してから二十分ほど経ったころ、児童たちは森林公園の入り口に無事到着した。
小粒の児童たちがざわつく中、先生が口を開く。
「はーい。それではここからは、クラスに分かれて行動しまーす。公園にどんなお花や、昆虫がいるのか、よーく観察してください。一組はこのまま観察場所に向かいます。二組は担任の先生の後について行ってください」
「はーい」
「こっち、こっち」
児童たちは、それぞれの担任の先生の下に集まり出す。
「みんないるかな? じゅあ広場に行きますよー」
葉奈のクラスの先生は人数を確認すると、広場に向け歩き出した。その後を児童たちがゾロゾロと付いて行く。そして見通しの良い雑木林の遊歩道を通り抜け、芝生に覆われた広場にさしかかったその時、一人の児童が声を上げた。
「いてっ!」
続いて他の児童たちも驚いた声を出した。
「きゃあー」
「おわっ!」
児童たちが、あちこちに逃げ回る。
「どしたー!」
「どうしたの!」
先頭と後尾の先生が一斉に騒ぎたてる児童の下に駆け寄った。
虎模様の飛行体が数匹、児童の回りを執拗に駆け回る。
「ハチだ! スズメバチだッ! みんな走って! 広場に走ってェー!」
児童たちは声を上げて一目散に広場に向かって走り出した。二人の先生が児童を覆うように手を広げてその後を追う。
「広場まで走れーッ!」
広場に出ると、先生が叫んだ。
「みんなかがんでー!」
児童たちは、その場に屈んだ。二人の先生がスズメバチの姿を確認する。広場までは追いかけて来なかった。
「誰か刺されたかッ!」
息を切らしながら担任の先生が、児童を見回し尋ねた。
「せんせー。はなちゃんが痛がってるー」
一人の女子児童が、うずくまって泣いている葉奈を指さした。
「せんせー、こうきくんも痛がってる」
男子児童が、隣で泣いている児童に寄り添いながら先生に告げる。
「ほ、他にいないか!」
担任の先生は急いで携帯を取り出すと、消防署に連絡を入れた。
「……もしもし、U市森林公園で児童がスズメバチに刺されました! ……はい、二人です。東門から入って、今は広場にいます。……香西小学校の担任の加嶋と言います。すぐにお願いします!」
副担任の先生は急いで葉奈の下に駆け寄った。
「葉奈ちゃん、どこ刺された?」
「……ここっ。いたっ、いたいー」
葉奈は帽子の上から頭の後ろを指さした。
「帽子のメッシュのすき間から刺されたのね!」
副担任の先生は険しい表情で葉奈の頭を見た。
十数分後、甲高いサイレンの音と共に二台の救急車が森林公園の広場に乗り上げてきた。
「こっちです!」
担任の先生が手を上げて救急車を促した。
「先生! 葉奈ちゃんの顔色、変ですよ!」
副担任の先生が声を上げる。葉奈は、うずくまったまま呼吸を荒くしていた。
車内から救急士が一斉に飛び降りてくる。
「刺された生徒さんはどこですか!」
「こ、この二名です! みんな! ちょっとどいてー!」
担任の先生は、刺されていない他の児童を端に移動させた。
救急士は膝を落として葉奈の様子を見る。
「……! おいッ! ストレッチャー! 急げッ!」
救急士が後方に向かって大声で叫んだ。後方の救急士が急いでストレッチャーを引きずり葉奈の下に走る。
「呼吸が荒い! この子先に連れていくぞ!」
救急士は葉奈をストレッチャーに乗せると、そのまま引きずり救急車に乗せた。緊急車両は、再び甲高いサイレンを鳴らすと、急ぎ森林公園を後にした。
「……さてと、取りあえず書類は提出したから、家に戻るか」
午後二時過ぎ。右手にカバンを握り、二賀斗は市役所の正面玄関から出てきた。その時、スラックスのバックポケットに入れてあったスマホから着信音がけたたましく鳴った。二賀斗はポケットからスマホを取り出すと、画面を見た。
「明日夏か。……もしもし、どうした?」
「あ、ニーさん。……一応の連絡ね。今日、葉奈が校外学習で森林公園に行ったんだけど、そこでスズメバチに刺されちゃったんだって」
「ええっ! 大丈夫なのか!」
二賀斗はスマホを耳に当てながら大声を上げた。
「……ん。刺された後に呼吸が荒くなっちゃって。昔、ムカデに刺されたことあったでしょう」
二賀斗は、場所を移動して話を続けた。
「ああ! でも何年も前のことじゃないだろッ」
「それでね、過敏症の症状が出たっぽいのよ。だから大事を取って今日は様子見で病院に泊まることになったから」
「それで、葉奈の様子は?」
「処置はしてもらったから、今は安静にしてる。それとウチのお母さんが今、付き添ってるわ」
「やっぱり……。やっぱりあの時、俺が注意していればこんなことにならずにすんだのにッ!」
そう言うと、二賀斗は険しい表情のまま、無意識に右手の親指の爪を噛んだ。
「ニーさん、いつまでも過ぎたことイジイジ言わないでよ。……とりあえず、また電話するね」
そう言って通話は切れた。
「……」
とげとげしい明日夏の声で耳に傷をつけながら、二賀斗は待ち受けになった画面をジッと見つめる。
〈ハア。……また明日夏のこと怒らせちまった。なんか最近、明日夏と波長が合わねえなァ。葉奈とは仲良くできてるのに……〉
スマホをポケットにしまうと、二賀斗は弱々しく肩を落として駐車場に向かって歩き出した。
病院内にある携帯電話専用の部屋から、通話を終えた明日夏がドアを開けて姿を現す。
「……はぁ」
大きな溜め息をその場で一つ吐くと、明日夏は苦々しい顔で葉奈が眠っている個室に向かった。
入り口に吊るされたカーテンを開けて個室の中に入る。
「お母さん、ニーさんには電話しておいたわ」
眉間にしわを寄せた我が子の姿を、容子は椅子に座ったまま横目で見る。
「陽生さんは来るって言ってた?」
「ううん。来なくて大丈夫って言っておいた」
明日夏はさらりと言うと、寝ている葉奈を上から覗いた。
「陽生さん心配してたでしょ。いいの? そんなこと言って」
容子は怪訝な顔をして尋ねた。
「いいのよ。葉奈のこの姿見れば、またニーさんここで自分のこと責めるんだから」
目を細めて明日夏は母に言い放った。母は明日夏をなだめるようにこう言う。
「それだけ葉奈のこと大事に思ってるのよ。病院に泊まり込みまでして犬の面倒を見てるあなたと何ら違いはないんじゃないの?」
明日夏は葉奈の寝顔を見ながら拗ねた顔をして母の言葉を耳に入れる。容子は立ち上がると、明日夏のそばに寄った。
「ねえ、一日中鎖でつながれてうずくまってる犬がいたらどうする?」
明日夏は母の方を向いて答える。
「助けるわ。飼い主に“どうしたんですか”って言うわ」
容子は続けて尋ねる。
「飼い主が“大きなお世話です”って言ったら?」
「“大きなお世話じゃないです。この子が心配なんです!”って言うわ。……あっ」
明日夏は口を開いたまま、バツが悪そうな顔をした。
「……この様子じゃ、多分明日で退院になるでしょうけど。……明日夏と同じくらい陽生さんも心配してるのよ、葉奈のこと」
容子は、諭すように明日夏に優しく声をかけた。
明日夏は葉奈に視線を戻すと、物憂げな顔をした。
〈はぁ……。嫉妬してるのかなぁ、ニーさんに。葉奈も最近、ことさらニーさんに懐いてるし。……ふぅ。私ってそんなに嫉妬深かったんだっけ。やだなぁ、そんなの〉
容子はその顔を見ると少し微笑んだ。
「今日はもう職場に戻らないの?」
「……うん。休みもらっちゃった」
「じゃあ、今日は私が泊まるから、お父さんのお世話お願いね」
「うん。でもお父さん、お母さんいないとすぐ出前取っちゃうかもよ」
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