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第一章 災厄の神子と呪われた王子

おまけ 第一章 登場人物 紹介

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 第一章に登場する人の紹介です、と言うか補足と言うか作者覚書です。
 そのため、読まなくても支障はありませんし、第一章を読んでいないとネタバレになります。
 物語の表現は海里の主観なので、実際と違っている点もあります。


◎海里
 23歳(獣人からは見た目が14・5歳くらいに見える) 
 保育士三年目 
 黒髪ショート、黒目、身長はもう少しで180いくかなぁ。
 細身で小柄な印象
 シングルマザーの母親が私立のこども園を経営しており、その影響もあり世話好きで子ども好き。
 純粋で元気で人懐っこいが、少し自己肯定感の低い面もある。本人はあまり自覚ないが、寂しがりやの怖がり。意地っ張りで短気。
 幼馴染みの雄吾と蒼士と特に仲が良く、「箱入り」はそこら辺が原因。

◎レオンハルト…レオ、レオン君、銀様、銀狼
 狼の獣人:銀色の毛並み、実は3mくらいある。
 85歳 ※獣人の寿命は400歳で成人は80歳のため、獣人からしたら100歳未満=若造くらいの認識です。
 海里からの見た目には30代くらい(一般的には20代後半の見た目。)
 金髪ミディアムくらい。濃い金色の瞳。 
 身長は海里の頭が鎖骨あたり。
 鍛練していて、見た目にも頑丈そう。 
 獣化の呪いで銀狼の姿から人へ変身できない。
 雷、風、氷の魔法が使える。実は炎の魔法が得意だが、森のなかでは自粛していた。
 海里から空間魔法を付与された。
 海里に出会い、たまに人へと戻れるようになった。戻るタイミングは不明。
 人生に特に不満もなく、人になんと呼ばれようと、思われようと気にしていないが、海里と出会ってからは心が良く動くようになったことを、本人はあまり自覚していない。

◎ツヴァイル
 鳥族の第二王子 鷹の獣人
 80歳 海里からの見た目は25歳くらい
 緑がかった金髪のロングヘアー。
 アンバーの瞳。
 身長は海里の頭が肩くらい。
 口が悪く、思っていたことと反対のことを口走ることが多い。
 短気だが、実は世話焼きで優しい。
 家族や部下、国民を大切にしていて、災厄をもたらす神子の存在が許せなかった。
 本人は王族として、自分に厳しく他人にも厳しくしているつもりだが、なぜか部下や国民からはよく親しまれている。

◎アッシュ
 鬼族の第三王子 青鬼の鬼人
 85歳 海里の感覚は30代(一般的には20代後半)
 身長は海里の頭が胸あたり。
 鬼の姿のときは、さらに大きい。
 群青色の短髪、赤い瞳
 戦士として鍛え上げていて、好戦的。
 普段は温厚で、暇さえあれば鍛練を欠かさない。
 中の国に災厄の神子が現れた、猿族の王子に大怪我を負わせ、鳥族の王子を魅了し、世界の混乱を引き起こすために逃亡していると聞き、桜の宮に駆けつけようとしていた。
 魔法も使えるが槍で戦う方が好き。


◎オルさん…オルセラン・デ・ヴァイデル
 北の奥院の主、鳥族の王弟、ツヴァイルの叔父
 実は中の国筆頭の外交官を務めている。その関係で、レオとも知り合い。
 仕事柄情報通
 フクロウの獣人
 海里から癒しの力を付与された。
 140歳 海里の感覚だと40代だが、一般的には30代。
 茶色の髪を肩くらいまでの長さで緩くウェーブしている。
 以前レオや海里に渡した袋には、フクロウの紋章が入れてあり、海里はそれをコウモリと間違えていた。

◎シマ君…クラシマール・ディ・ヴァイデル・ロア・オンデリア。
 シマエナガ鳥の獣人
 鳥族第四王子
 五歳くらいの、金茶色のくるくるの癖っ毛。
 実は四歳。獣化していても言葉が話せる。
 海里の微笑みで初恋を覚えた。

◎櫻子
 海里の母親。桜の宮の女神。五大神の一人
 明朗快活。家出先でお世話になったお婆さんから土地と仕事を譲り受け、仕事をしながら、海里を育てた。
 坂又のことが好きだが、浮気は許せない。
 同じく五大神の一人の翠子とは、坂又を取り合った恋敵。

◎坂又さん…櫻子にはしーちゃんと呼ばれる。
 シャチの海人 
 海人の代表を務める海人王。
 実はとてもつよくて偉い人。
 海里の父親。 
 濃紺の長髪。

◎アグナン国の第三王子
 猿族 チンパンジーの獣人 赤毛




 今後も第一章について書き足す場合があります。
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