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『レベル8―僕はスライムより弱かった?―』
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はぁ……。
今僕は、皆さんにお見せできない格好をしています。いえ嘘です。見せたくない格好です。
って、単に制服の上にエプロンをしているだけなんだけどね。
そして、どうしてこんな格好かと言うと、これからお菓子作りをするからです。
あの苦いチョコのお返しにお菓子を作る事になって、人生初のお菓子作り。
あ、忘れてました自己紹介……。
お菓子を作りながらになりますが、ご勘弁を。
僕は、審七生。今年高校生になったばかりだ。登校初日の帰り道に、銀色に光る水色の髪に瞳の少女ミーラさんと出会った。
僕はミーラさんが持参した『杖』で、彼女の世界から召喚したモンスター倒しを押し付けられた! その『杖』はよりによってレア物だったらしく、僕にしか使えないものだった!
向こうの世界では、その杖を造れば名が轟く程の逸品らしい。でも地球じゃ使わないものだし、杖なんて持って歩けない! と言ったらミーラさんの師匠のパスカルさんは、ペン型にしてくれた――大きなお世話だ!!
パスカルさんは、その杖をレベルアップさせたいが為に、ミーラさんを送り込んで来た。彼女は、杖野ミラとして、僕の学校に来た! お蔭で僕は、この世界で杖のレベルを上げるために、モンスター狩りをするはめになったのだった!!
ミーラさんはいつも問題を起こす。――でも、今回は平和だ。何せ、モンスターは絡んでないから。今のところだけど。
今僕は、皆さんにお見せできない格好をしています。いえ嘘です。見せたくない格好です。
って、単に制服の上にエプロンをしているだけなんだけどね。
そして、どうしてこんな格好かと言うと、これからお菓子作りをするからです。
あの苦いチョコのお返しにお菓子を作る事になって、人生初のお菓子作り。
あ、忘れてました自己紹介……。
お菓子を作りながらになりますが、ご勘弁を。
僕は、審七生。今年高校生になったばかりだ。登校初日の帰り道に、銀色に光る水色の髪に瞳の少女ミーラさんと出会った。
僕はミーラさんが持参した『杖』で、彼女の世界から召喚したモンスター倒しを押し付けられた! その『杖』はよりによってレア物だったらしく、僕にしか使えないものだった!
向こうの世界では、その杖を造れば名が轟く程の逸品らしい。でも地球じゃ使わないものだし、杖なんて持って歩けない! と言ったらミーラさんの師匠のパスカルさんは、ペン型にしてくれた――大きなお世話だ!!
パスカルさんは、その杖をレベルアップさせたいが為に、ミーラさんを送り込んで来た。彼女は、杖野ミラとして、僕の学校に来た! お蔭で僕は、この世界で杖のレベルを上げるために、モンスター狩りをするはめになったのだった!!
ミーラさんはいつも問題を起こす。――でも、今回は平和だ。何せ、モンスターは絡んでないから。今のところだけど。
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