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『レベル7―チョコにはご用心!?―』
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これは、どうしたらいいんだろう……。
僕の上に、学校のマドンナの生徒会副会長様が、なまめかしい目つきでまたがっている!
黒く長いストレートの髪は、艶めいていて、頬は高揚して赤く染まっている。
「審くん……」
色っぽく囁かれ、僕は……いやいやダメだろう! これ犯罪だろう!
こんな事を引き起こした張本人のミーラさんは、どこいったんだ~!!
僕は、審七生。今年高校生になったばかりだ。登校初日の帰り道に、銀色に光る水色の髪に瞳の少女ミーラさんと出会った。
僕はミーラさんが持参した『杖』で、彼女の世界から召喚したモンスター倒しを押し付けられた! その『杖』はよりによってレア物だったらしく、僕にしか使えないものだった!
向こうの世界では、その杖を造れば名が轟く程の逸品らしい。でも地球じゃ使わないものだし、杖なんて持って歩けない! と言ったらミーラさんの師匠のパスカルさんは、ペン型にしてくれた――大きなお世話だ!!
パスカルさんは、その杖をレベルアップさせたいが為に、ミーラさんを送り込んで来た。彼女は、杖野ミラとして、僕の学校に来た! お蔭で僕は、この世界で杖のレベルを上げるために、モンスター狩りをするはめになったのだった!!
そして今回は、とうとう関係ない人まで、まきこんじゃったよ!!
マジやばいんですけど――!
僕の上に、学校のマドンナの生徒会副会長様が、なまめかしい目つきでまたがっている!
黒く長いストレートの髪は、艶めいていて、頬は高揚して赤く染まっている。
「審くん……」
色っぽく囁かれ、僕は……いやいやダメだろう! これ犯罪だろう!
こんな事を引き起こした張本人のミーラさんは、どこいったんだ~!!
僕は、審七生。今年高校生になったばかりだ。登校初日の帰り道に、銀色に光る水色の髪に瞳の少女ミーラさんと出会った。
僕はミーラさんが持参した『杖』で、彼女の世界から召喚したモンスター倒しを押し付けられた! その『杖』はよりによってレア物だったらしく、僕にしか使えないものだった!
向こうの世界では、その杖を造れば名が轟く程の逸品らしい。でも地球じゃ使わないものだし、杖なんて持って歩けない! と言ったらミーラさんの師匠のパスカルさんは、ペン型にしてくれた――大きなお世話だ!!
パスカルさんは、その杖をレベルアップさせたいが為に、ミーラさんを送り込んで来た。彼女は、杖野ミラとして、僕の学校に来た! お蔭で僕は、この世界で杖のレベルを上げるために、モンスター狩りをするはめになったのだった!!
そして今回は、とうとう関係ない人まで、まきこんじゃったよ!!
マジやばいんですけど――!
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