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閃いてプリントアウト
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普通の枝が全部、四角い木材になった。たぶん、100個ぐらいになったんじゃないかな。
さて、これをどうすればいいんだ?
「コレクト!」
うん? 一瞬で四角い木材は消え一枚のカードになった。
「便利だなそれ……」
俺が言うと、サトシは頷きカードを拾う。覗くと『角材100個』と書いてある。
サトシがスライドすると、詳しい表示が出た。
『カテゴリー:木材 重量:100 材料』
角材は、一個1Kgらしい。重くないか? そんなもんか?
「で、これからどうすればいいんだろうな」
「うーん。どうすればいいんだろうね」
聞いても答えは返って来なかった。
仕方がないので座って、タブレットで検索する。
ひとつわかった。
レシピって閃くらしい。それはこのタブレットに保存され、そのレシピを使って物を作る。
俺はいつの間にか、『紙』というレシピを閃いていた。
レシピは、カードだけじゃなかったようだ。
「プリントアウト!」
レシピを指定してそう言うと、文字が書かさった紙が手の上に出現した。いやもう、すでにこれが紙なのですが……。
まあそれは、置いていて。
このレシピに書いてある材料とこのレシピを一緒に魔法陣に放り込めば、出来上がるらしい。
「なあ、サトシ。角材一個だして」
俺が出したレシピを覗き込んでいたサトシが顔を上げた。
「たぶん、一個とか無理」
「うん? なんで?」
「だって、カードになったのを解除みたいな感覚だから……」
そういう事なのか。じゃ、一旦100個ださないといけないって事か。
まあじゃ、面倒だけど一旦100個だしてもらうか。
「一個しか使わないけど、一旦100個だして」
「OK。アウト!」
目の前に角材100個が出現した。
さて、これをどうすればいいんだ?
「コレクト!」
うん? 一瞬で四角い木材は消え一枚のカードになった。
「便利だなそれ……」
俺が言うと、サトシは頷きカードを拾う。覗くと『角材100個』と書いてある。
サトシがスライドすると、詳しい表示が出た。
『カテゴリー:木材 重量:100 材料』
角材は、一個1Kgらしい。重くないか? そんなもんか?
「で、これからどうすればいいんだろうな」
「うーん。どうすればいいんだろうね」
聞いても答えは返って来なかった。
仕方がないので座って、タブレットで検索する。
ひとつわかった。
レシピって閃くらしい。それはこのタブレットに保存され、そのレシピを使って物を作る。
俺はいつの間にか、『紙』というレシピを閃いていた。
レシピは、カードだけじゃなかったようだ。
「プリントアウト!」
レシピを指定してそう言うと、文字が書かさった紙が手の上に出現した。いやもう、すでにこれが紙なのですが……。
まあそれは、置いていて。
このレシピに書いてある材料とこのレシピを一緒に魔法陣に放り込めば、出来上がるらしい。
「なあ、サトシ。角材一個だして」
俺が出したレシピを覗き込んでいたサトシが顔を上げた。
「たぶん、一個とか無理」
「うん? なんで?」
「だって、カードになったのを解除みたいな感覚だから……」
そういう事なのか。じゃ、一旦100個ださないといけないって事か。
まあじゃ、面倒だけど一旦100個だしてもらうか。
「一個しか使わないけど、一旦100個だして」
「OK。アウト!」
目の前に角材100個が出現した。
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