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僕達4人は、軽やかに森の中を進んでいた。
全員の荷物をテリトリーにしまう事が出来たんだ。
しかも、指定すれば個々に出庫も可能だとわかった。
リストがないと大変だ。と思っていたら、目の前に文字が浮かんできて、それがリストだった。
それは僕にしか見えないみたい。
入れた順になっていて、個々に出せるけど入れた時の量なので、数個まとめて入れると出す時もまとめて出て来る事もわかった。
テリトリーってなんて便利なんだろう。
ガッツさん曰く、収納系のスキルは珍しいらしい。
魔道具で用意しようとしたら、魔三金貨数枚だとか!
自身が弱いうちは、知られないようにしたほうがいいと言われた。
お金が溜まったら攻撃系スキルを買おう。
「そういえば、ラシルさんはスキルを何買うか決めているのかい?」
「いいえ。よくわからなくて。ガッツさんのお薦めってありますか?」
歩きながら楽しく移動していた。
「そうだな。攻撃系スキルは、炎も水も攻撃用なのでそれ以外には使えない。例えば、焚火に火をつけるとか体を洗う為に水を出すとかな」
なるほど。そういう発想はなかったけど、どちらにしても出来ないんだ。残念。
「ただ炎系のスキルは、攻撃して火をつける。だからこの森の中では使いづらいスキルだな」
「え! 火がついちゃうですか?」
「魔獣から攻撃がそれればな。だから炎系のスキルを授かった者は、違う種類の攻撃を覚えて一体化させて使う」
そうなのか。最初から覚えている攻撃スキルでも使いづらい事があるんだ。
「俺は、水がいいと思うぜ。ランクが上がれば、川の水も応用できるって聞いた」
タイルさんが、川がある方を指さし言った。ここからでは川は見えないけどね。
「どのスキルにでも言える事だけど、魔獣に攻撃するように作られたスキルだから、外すと水なら場所をえぐるだけではなく、水浸しになる。それを踏まえて買った方がいいかもね」
メーンさんの意見はごもっともだ。
僕は、買ったらすぐに使いこなせると思っていたけど、そうじゃないよね。
でもブラックの人は、いつスキルを買ったんだろう。
「あの、失礼を承知で聞きますけど、タイルさんとメーンさんは、いつスキルを買ったんですか? 高いですよね?」
「15歳の時に、冒険者ギルド協会で買った」
タイルさんの答えにメーンさんが頷く。
「俺達、幼馴染でさ。一緒に冒険者になったんだ。冒険者ギルドでは、ブラックの人に半額でスキルを売ってくれるんだ。その代わり、必ずギルドに所属して分割で返して行く」
「え! 冒険者ギルドで買えば半額なの?」
そんな事は言っていなかったのに。
「ブラックって言っただろう。俺達シルバーは対象外。本来は、スキル隊で討伐するんだからな」
「あ、そっか」
もし農業スキルの様に半額で買えて10年分割だったら、僕だって今すぐに買うのになぁ。
「ところでどこら辺までいくんですか?」
「前回狩った所の更に奥だ。数日前に狩ったからこの辺はいないだろう。少し早いが休もう」
「はい!」
3人がテキパキと用意していく。
焚火の為の枝を集めて、火を起こす。僕も枝集めを手伝った。みんなからあまり離れないようにしてね。
魔道具で明かりを灯す。
村の実家にはランプがあったけど、滅多に使わなかった。なぜなら燃料が高いから。
これは、何が燃料なんだろう。
「これって何が燃料なんですか?」
「さあ、なんだろうな。これは使い捨てのランプなんだ。点かなくなったら錬金ギルド協会に持っていけば、10,000ハカリで買い取ってくれる」
「へえ」
10,000ハカリで買い取るという事は、買うときはもっと高いって事だよね。
このランプは、円を作った3本の棒がクロスして、見た目球を作っている。その中に明るい玉があって光っているんだよね。
別にガラスがあるわけじゃないし、あの玉はなぜクロスした棒の中で浮いているのだろうか。
「俺も初めて見た時は、物珍しくてジッと見ていたな」
「あ……」
つい、見つめていた。
「そうだ。食べ物出しておきますね」
えーと。リストを表示。
「3,4,5,6を出庫」
番号を言うだけで、出せるんだから便利だ。
「本当に凄いね」
タイルさんが、感動して言うと2人もうんうんと頷く。
こんなに喜んでもらえてうれしいな。
スキルは、みんなの攻撃を見て選ぼうかな。
魔獣と出会うのが待ち遠しいような、怖い様な変な気分だ。
夜は、彼らが持ってきた毛布を出し、一つを僕が借りて寝た。
見張りの人が、毛布を使わないで起きているので、申し訳ないなと思いつつ、使わせてもらう。
ちなみに僕は、見張りは免除された。
全員の荷物をテリトリーにしまう事が出来たんだ。
しかも、指定すれば個々に出庫も可能だとわかった。
リストがないと大変だ。と思っていたら、目の前に文字が浮かんできて、それがリストだった。
それは僕にしか見えないみたい。
入れた順になっていて、個々に出せるけど入れた時の量なので、数個まとめて入れると出す時もまとめて出て来る事もわかった。
テリトリーってなんて便利なんだろう。
ガッツさん曰く、収納系のスキルは珍しいらしい。
魔道具で用意しようとしたら、魔三金貨数枚だとか!
自身が弱いうちは、知られないようにしたほうがいいと言われた。
お金が溜まったら攻撃系スキルを買おう。
「そういえば、ラシルさんはスキルを何買うか決めているのかい?」
「いいえ。よくわからなくて。ガッツさんのお薦めってありますか?」
歩きながら楽しく移動していた。
「そうだな。攻撃系スキルは、炎も水も攻撃用なのでそれ以外には使えない。例えば、焚火に火をつけるとか体を洗う為に水を出すとかな」
なるほど。そういう発想はなかったけど、どちらにしても出来ないんだ。残念。
「ただ炎系のスキルは、攻撃して火をつける。だからこの森の中では使いづらいスキルだな」
「え! 火がついちゃうですか?」
「魔獣から攻撃がそれればな。だから炎系のスキルを授かった者は、違う種類の攻撃を覚えて一体化させて使う」
そうなのか。最初から覚えている攻撃スキルでも使いづらい事があるんだ。
「俺は、水がいいと思うぜ。ランクが上がれば、川の水も応用できるって聞いた」
タイルさんが、川がある方を指さし言った。ここからでは川は見えないけどね。
「どのスキルにでも言える事だけど、魔獣に攻撃するように作られたスキルだから、外すと水なら場所をえぐるだけではなく、水浸しになる。それを踏まえて買った方がいいかもね」
メーンさんの意見はごもっともだ。
僕は、買ったらすぐに使いこなせると思っていたけど、そうじゃないよね。
でもブラックの人は、いつスキルを買ったんだろう。
「あの、失礼を承知で聞きますけど、タイルさんとメーンさんは、いつスキルを買ったんですか? 高いですよね?」
「15歳の時に、冒険者ギルド協会で買った」
タイルさんの答えにメーンさんが頷く。
「俺達、幼馴染でさ。一緒に冒険者になったんだ。冒険者ギルドでは、ブラックの人に半額でスキルを売ってくれるんだ。その代わり、必ずギルドに所属して分割で返して行く」
「え! 冒険者ギルドで買えば半額なの?」
そんな事は言っていなかったのに。
「ブラックって言っただろう。俺達シルバーは対象外。本来は、スキル隊で討伐するんだからな」
「あ、そっか」
もし農業スキルの様に半額で買えて10年分割だったら、僕だって今すぐに買うのになぁ。
「ところでどこら辺までいくんですか?」
「前回狩った所の更に奥だ。数日前に狩ったからこの辺はいないだろう。少し早いが休もう」
「はい!」
3人がテキパキと用意していく。
焚火の為の枝を集めて、火を起こす。僕も枝集めを手伝った。みんなからあまり離れないようにしてね。
魔道具で明かりを灯す。
村の実家にはランプがあったけど、滅多に使わなかった。なぜなら燃料が高いから。
これは、何が燃料なんだろう。
「これって何が燃料なんですか?」
「さあ、なんだろうな。これは使い捨てのランプなんだ。点かなくなったら錬金ギルド協会に持っていけば、10,000ハカリで買い取ってくれる」
「へえ」
10,000ハカリで買い取るという事は、買うときはもっと高いって事だよね。
このランプは、円を作った3本の棒がクロスして、見た目球を作っている。その中に明るい玉があって光っているんだよね。
別にガラスがあるわけじゃないし、あの玉はなぜクロスした棒の中で浮いているのだろうか。
「俺も初めて見た時は、物珍しくてジッと見ていたな」
「あ……」
つい、見つめていた。
「そうだ。食べ物出しておきますね」
えーと。リストを表示。
「3,4,5,6を出庫」
番号を言うだけで、出せるんだから便利だ。
「本当に凄いね」
タイルさんが、感動して言うと2人もうんうんと頷く。
こんなに喜んでもらえてうれしいな。
スキルは、みんなの攻撃を見て選ぼうかな。
魔獣と出会うのが待ち遠しいような、怖い様な変な気分だ。
夜は、彼らが持ってきた毛布を出し、一つを僕が借りて寝た。
見張りの人が、毛布を使わないで起きているので、申し訳ないなと思いつつ、使わせてもらう。
ちなみに僕は、見張りは免除された。
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