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第一部 一章 遭難と書いてソロキャンと読もう!
異世界イノシシのフルコース料理
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「ほるもん、とは何の事じゃ?
お主の世界では猪の事をそう呼ぶのか?」
「いや、まぁ…平たく言うと、動物の内臓の事をホルモンって呼ぶんだけど」
それまで満面の笑みを浮かべていた初音の顔が、気の毒な程に青ざめていく。
この感じはザリガニの時と同じ、食べる習慣のない物に対する拒絶反応だな。
「安心しろ。しっかり下処理したから臭みもなく食べられると思うぞ」
「…天はワシを試そうとしておるのか?
なぜ…こうも過酷な試練ばかりお与えになるんじゃあ~」
相変わらず大袈裟な奴だ。
兎に角、食べてみれば分かると伝えたが、まだ疑心暗鬼といった感じだろう。
ギンレイは崩れ落ちた初音を気遣い、悲しげな声で鼻を鳴らしている。
鬼の気持ちまで察してくれるとは、全くもって本当にお利口なワンちゃんだと感心するばかりだ。
さて、焼き肉の初手はどの部位から?
そう聞かれたなら半数以上がタンと答えるだろう、俺も全力で同意する。
タンは根元にあるタン下と呼ばれる筋肉の塊を切り取り、流水で丁寧に水洗いを行った。
焼き肉で使うのは柔らかい部分で、舌先の硬い所は鍋用に回した。
「おっと忘れてはならない。
タンは塩で頂くのが個人的大正義だ」
異論は無いだろう?
と言いたいが、有名な仙台牛タンは味噌で味付けするという事を付け加えておく。
どっちにしろ、今回は絶対に塩タン一択だ。
異論は認めない。
これでもかという位、分厚くスライスされたタンを脂身の引かれた平石に並べ、心踊る音を伴って焼き上げていく。
表面に降り注ぐ岩塩と油が大自然の中で一つに溶け合い、口に運ばれる時を今や遅しと待ち受けるようだ。
芳ばしい香りが漂うと意気消沈していたギンレイも目を覚まし、絶好の御馳走に目を輝かせる。
初音は未だ懐疑的な視線を送っているが、徐々に平石へ顔を近付けている所を見るに、興味を惹かれつつあるのだろう。
「野生の猪から取れた天然塩タンだ!
箸先で丸めて口に含めると…おぉ、分厚いタンの歯応え! 厚切りにした肉からは豪快な音が聞こえる…!
噛むと旨味がどんどん溢れてくる一方、後味は驚く程スッキリしてて無限に喰える。マジで!」
アカン、これは止まらんぞ。
平石からタンが次々と消えていく。
その様子にギンレイが抗議すると俺もようやく正気を取り戻し、塩抜きの物を配膳してあげると一瞬で地上から姿を消してしまった。
「……あの、ワシも……」
無言で竹皿に塩タンを配膳してやるが、このくだりは朝もやったなぁ。
初音はザリガニの時よりも抵抗感がなくなったのか、一口食べただけで味の虜になったようだ。
「お…おぉ!? 旨い……。
こんな旨い肉は初めて食すぞ!」
確かに、日本でも牛や豚のタンを食べるようになったのは近世に入ってから。
この世界の習慣はまだ詳しくないが、恐らく相当にマイナーである事は想像に難くない。
「うまいうまい! もっとくれ!!」
…マジに一瞬だな。
俺は『食べきれないかも』という不安よりも『足りるかな』という新たな心配を抱えていた。
当初は肉塊と言っても過言ではなかった程の大きさを誇った猪のタン。
それが瞬く間に消滅するなど、一体誰が予想できたであろうか。
「ぜ、全滅……あれだけの量の塩タンが?
3分も経たずにか!?」
実際、それ位の勢いで食べ尽くされてしまった。
恐るべきは鬼娘と狼の食欲。
「あしな! まだあるんじゃろ?
あれだけ大きな猪じゃもんな?」
「あぁ、けど慌てるな。今度は趣向を変えて、新鮮なハツとレバーの刺身だ」
先にタンを出した理由は、いきなり生のホルモンを見せると初音が怖がるのではないかと懸念した為。
食欲を刺激された今なら大丈夫だと思うが…どうだろうか?
「これは…火を通さんのか…?」
案の定、不安を口にしたが問題ない。
痛みやすいホルモンだが取れ立てのハツとレバーなら話は別。
特に馬のレバ刺しは居酒屋でも人気メニューで、俺も飲み会の席では必ず注文する一品だ。
丁寧に血抜きを行った後に軽く湯通ししておき、濃口醤油にカドデバナの果汁と千切り、サンシュウショウの粉末を加えて味を整えた。
「肉の刺身は魚とは味わいが全く違う。
けど、慣れるとヤミツキの旨さだよ」
刺身はどちらも鮮やかな紅色をしており、本当に新鮮だからなのか、店で提供される物よりも弾力に富み、仄かな甘味と僅かな血の味を感じた。
そのままだと若干の獣臭はあったが、カドデバナが上手くマッチしたお陰で爽やかな酸味が口内に残り、サンシュウショウの辛味が舌を刺激する。
「最初はどうかと思ったんじゃが、これも旨いのう! ちょっぴりオトナの味って奴か」
初めて居酒屋のメニューを口にした子供みたいなコメントだな。
まぁ、新しい食の扉が開いたようで何より。
「けど、今日はこれだけじゃないんだぜ?」
そう、むしろココからが本番。
ダッチオーブンからは調理の完了を祝う音がグツグツと鳴り、猪のあらゆるホルモンを集めた贅沢鍋が遂に降臨する。
やたらと重たい鋳鉄製のフタを取り外すと、鍋を覗き込む俺達の顔を真っ白な蒸気が包み、そこから姿を現した御馳走に自然と声が漏れ出る。
「これは…絶対ウマイ奴じゃろ!?
ワシの鋭い勘が言うておるよ!」
初音の勘とやらは置いとくとして、絶対旨いってのは同感だ。
こちらはサワグリで取った出汁に薄口醤油を加え、輪切りにしたカドデバナと大量のサワダイコンをすり卸した特製だ。
異世界の食材で作った、みぞれ鍋風の酸っぱ辛い味付けに挑戦してみた。
まず始めにカドデバナの果肉から漂う爽やかな香りが出迎え、次いで雪のように白いサワダイコンのすり卸しが全体を優しく包み込む。
「あしな、あしな! 早く!」
待ちきれないといった感じの初音とギンレイに配膳し、俺も鍋の具材を掬う。
これだけ色々なホルモンが一度に集結していると、さながらソシャゲのガチャを思わせる。
さて、最初の一口目はどこの部位だ?
「これは…柔らかいが強い旨味を感じる。
テッポウ(シロコロホルモン)か」
焼き肉でも定番中の定番、テッポウ。
白い肉質に噛めば噛むほど引き出される旨味が特徴で、俺の最も好きな部位。
一般的にホルモンといえば、これを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
「こっちも、柔らかいのぉ。
ところで何の肉なんじゃ?」
初音が食べているのはハラミ。
横隔膜にあたる部分でホルモンの中でも取れる量が少なく、希少性が高くて人気だ。
ギンレイの方を見ると…あ~、やっぱり熱いのは苦手なのか。
代わりに取っておいた猪の足先を投げてやると、野生の本能全開といった感じでかぶりつく。
あの勢いなら4本全部食べきってしまうだろう。
旺盛な食欲からも分かる通り、もう怪我からは完全に復帰したと見て良い。
「お前も今日は大変な一日だったな」
愛犬の成長に目を細めつつ、再び魅惑の鍋に注目する。
今回の鍋では岩塩を殆んど使わなかった理由として、サワダイコンは火の通りが悪い一方、すり卸すと強い辛味を発揮するので十分に薬味として機能すると予想した。
それによって塩とは一風違った方向の味付けに成功した訳だ。
「この独特の苦味はレバーか。
刺身も旨かったが鍋もイケル」
「こっちのタンは蕩けるように柔らかい! さっき焼いたのとは全然違う。
どうやったのじゃ?」
タン先は筋肉質で硬く、焼き料理には不向きなので他の具材よりも先に鍋へ入れて煮込んでおいた。
部位に合わせた適切な調理をする事で、肉の味や食感は様々な変化を見せる。
夜空の星を眺めながら続く騒がしい夕食、いつ以来の事だろうか。
俺は誰かと夕食を囲むという、実に当たり前の日常が戻ってきたような感覚を久しぶりに味わう。
お主の世界では猪の事をそう呼ぶのか?」
「いや、まぁ…平たく言うと、動物の内臓の事をホルモンって呼ぶんだけど」
それまで満面の笑みを浮かべていた初音の顔が、気の毒な程に青ざめていく。
この感じはザリガニの時と同じ、食べる習慣のない物に対する拒絶反応だな。
「安心しろ。しっかり下処理したから臭みもなく食べられると思うぞ」
「…天はワシを試そうとしておるのか?
なぜ…こうも過酷な試練ばかりお与えになるんじゃあ~」
相変わらず大袈裟な奴だ。
兎に角、食べてみれば分かると伝えたが、まだ疑心暗鬼といった感じだろう。
ギンレイは崩れ落ちた初音を気遣い、悲しげな声で鼻を鳴らしている。
鬼の気持ちまで察してくれるとは、全くもって本当にお利口なワンちゃんだと感心するばかりだ。
さて、焼き肉の初手はどの部位から?
そう聞かれたなら半数以上がタンと答えるだろう、俺も全力で同意する。
タンは根元にあるタン下と呼ばれる筋肉の塊を切り取り、流水で丁寧に水洗いを行った。
焼き肉で使うのは柔らかい部分で、舌先の硬い所は鍋用に回した。
「おっと忘れてはならない。
タンは塩で頂くのが個人的大正義だ」
異論は無いだろう?
と言いたいが、有名な仙台牛タンは味噌で味付けするという事を付け加えておく。
どっちにしろ、今回は絶対に塩タン一択だ。
異論は認めない。
これでもかという位、分厚くスライスされたタンを脂身の引かれた平石に並べ、心踊る音を伴って焼き上げていく。
表面に降り注ぐ岩塩と油が大自然の中で一つに溶け合い、口に運ばれる時を今や遅しと待ち受けるようだ。
芳ばしい香りが漂うと意気消沈していたギンレイも目を覚まし、絶好の御馳走に目を輝かせる。
初音は未だ懐疑的な視線を送っているが、徐々に平石へ顔を近付けている所を見るに、興味を惹かれつつあるのだろう。
「野生の猪から取れた天然塩タンだ!
箸先で丸めて口に含めると…おぉ、分厚いタンの歯応え! 厚切りにした肉からは豪快な音が聞こえる…!
噛むと旨味がどんどん溢れてくる一方、後味は驚く程スッキリしてて無限に喰える。マジで!」
アカン、これは止まらんぞ。
平石からタンが次々と消えていく。
その様子にギンレイが抗議すると俺もようやく正気を取り戻し、塩抜きの物を配膳してあげると一瞬で地上から姿を消してしまった。
「……あの、ワシも……」
無言で竹皿に塩タンを配膳してやるが、このくだりは朝もやったなぁ。
初音はザリガニの時よりも抵抗感がなくなったのか、一口食べただけで味の虜になったようだ。
「お…おぉ!? 旨い……。
こんな旨い肉は初めて食すぞ!」
確かに、日本でも牛や豚のタンを食べるようになったのは近世に入ってから。
この世界の習慣はまだ詳しくないが、恐らく相当にマイナーである事は想像に難くない。
「うまいうまい! もっとくれ!!」
…マジに一瞬だな。
俺は『食べきれないかも』という不安よりも『足りるかな』という新たな心配を抱えていた。
当初は肉塊と言っても過言ではなかった程の大きさを誇った猪のタン。
それが瞬く間に消滅するなど、一体誰が予想できたであろうか。
「ぜ、全滅……あれだけの量の塩タンが?
3分も経たずにか!?」
実際、それ位の勢いで食べ尽くされてしまった。
恐るべきは鬼娘と狼の食欲。
「あしな! まだあるんじゃろ?
あれだけ大きな猪じゃもんな?」
「あぁ、けど慌てるな。今度は趣向を変えて、新鮮なハツとレバーの刺身だ」
先にタンを出した理由は、いきなり生のホルモンを見せると初音が怖がるのではないかと懸念した為。
食欲を刺激された今なら大丈夫だと思うが…どうだろうか?
「これは…火を通さんのか…?」
案の定、不安を口にしたが問題ない。
痛みやすいホルモンだが取れ立てのハツとレバーなら話は別。
特に馬のレバ刺しは居酒屋でも人気メニューで、俺も飲み会の席では必ず注文する一品だ。
丁寧に血抜きを行った後に軽く湯通ししておき、濃口醤油にカドデバナの果汁と千切り、サンシュウショウの粉末を加えて味を整えた。
「肉の刺身は魚とは味わいが全く違う。
けど、慣れるとヤミツキの旨さだよ」
刺身はどちらも鮮やかな紅色をしており、本当に新鮮だからなのか、店で提供される物よりも弾力に富み、仄かな甘味と僅かな血の味を感じた。
そのままだと若干の獣臭はあったが、カドデバナが上手くマッチしたお陰で爽やかな酸味が口内に残り、サンシュウショウの辛味が舌を刺激する。
「最初はどうかと思ったんじゃが、これも旨いのう! ちょっぴりオトナの味って奴か」
初めて居酒屋のメニューを口にした子供みたいなコメントだな。
まぁ、新しい食の扉が開いたようで何より。
「けど、今日はこれだけじゃないんだぜ?」
そう、むしろココからが本番。
ダッチオーブンからは調理の完了を祝う音がグツグツと鳴り、猪のあらゆるホルモンを集めた贅沢鍋が遂に降臨する。
やたらと重たい鋳鉄製のフタを取り外すと、鍋を覗き込む俺達の顔を真っ白な蒸気が包み、そこから姿を現した御馳走に自然と声が漏れ出る。
「これは…絶対ウマイ奴じゃろ!?
ワシの鋭い勘が言うておるよ!」
初音の勘とやらは置いとくとして、絶対旨いってのは同感だ。
こちらはサワグリで取った出汁に薄口醤油を加え、輪切りにしたカドデバナと大量のサワダイコンをすり卸した特製だ。
異世界の食材で作った、みぞれ鍋風の酸っぱ辛い味付けに挑戦してみた。
まず始めにカドデバナの果肉から漂う爽やかな香りが出迎え、次いで雪のように白いサワダイコンのすり卸しが全体を優しく包み込む。
「あしな、あしな! 早く!」
待ちきれないといった感じの初音とギンレイに配膳し、俺も鍋の具材を掬う。
これだけ色々なホルモンが一度に集結していると、さながらソシャゲのガチャを思わせる。
さて、最初の一口目はどこの部位だ?
「これは…柔らかいが強い旨味を感じる。
テッポウ(シロコロホルモン)か」
焼き肉でも定番中の定番、テッポウ。
白い肉質に噛めば噛むほど引き出される旨味が特徴で、俺の最も好きな部位。
一般的にホルモンといえば、これを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
「こっちも、柔らかいのぉ。
ところで何の肉なんじゃ?」
初音が食べているのはハラミ。
横隔膜にあたる部分でホルモンの中でも取れる量が少なく、希少性が高くて人気だ。
ギンレイの方を見ると…あ~、やっぱり熱いのは苦手なのか。
代わりに取っておいた猪の足先を投げてやると、野生の本能全開といった感じでかぶりつく。
あの勢いなら4本全部食べきってしまうだろう。
旺盛な食欲からも分かる通り、もう怪我からは完全に復帰したと見て良い。
「お前も今日は大変な一日だったな」
愛犬の成長に目を細めつつ、再び魅惑の鍋に注目する。
今回の鍋では岩塩を殆んど使わなかった理由として、サワダイコンは火の通りが悪い一方、すり卸すと強い辛味を発揮するので十分に薬味として機能すると予想した。
それによって塩とは一風違った方向の味付けに成功した訳だ。
「この独特の苦味はレバーか。
刺身も旨かったが鍋もイケル」
「こっちのタンは蕩けるように柔らかい! さっき焼いたのとは全然違う。
どうやったのじゃ?」
タン先は筋肉質で硬く、焼き料理には不向きなので他の具材よりも先に鍋へ入れて煮込んでおいた。
部位に合わせた適切な調理をする事で、肉の味や食感は様々な変化を見せる。
夜空の星を眺めながら続く騒がしい夕食、いつ以来の事だろうか。
俺は誰かと夕食を囲むという、実に当たり前の日常が戻ってきたような感覚を久しぶりに味わう。
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