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ふたりでひとつに
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「あっ、あああっ……!」
衝撃に声がひっくり返りそうになった。
さっきとは違う角度で挿入され、一瞬圧迫されるような苦しさでわずかな痛みを感じた。
「あっ、社長……っ。ん、んんっ……」
「苦しいか?……渚、少しお尻の位置下げてみな。そう、それくらい」
体勢をやや崩してお尻の角度を下げると、苦しさがふっと遠のいた。代わりに正常位のときとは違う箇所をペニスの先端で擦られ、じわじわとお腹の奥から悦楽が滲み出てくるのが分かる。
「……社長、そこ、気持ちいい……っ」
「ここか?……ん?ここ、イイのか?」
「ふ、あぁ……っ!ダメ、ダメぇ……っ!」
鋭い快感の矢に意識が飛びそうになる。
小野寺は腰をやや回すようにしてバックから繰り返し突き、渚自身も知らなかった快楽の在りかを執拗に刺激してくる。
乳房を後ろから大きな手で包まれた。親指と人差し指で乳首を摘まれ、クリクリと弄られると全身から力が抜けそうになった。
気が変になりそうなほど気持ちがいい。胸を愛撫されながらペニスで追い詰められると、もうどうなってもいいと思うくらい悦びに溺れそうになる。
これが本当に自分なのだろうか。
男を素直に信じ切れず、素直に心を開けないままだった頑なな自分。表面的な恋の真似事だけいくつか経験したものの、本当の心地良さも知らないまま臆病に年を重ねてきた。セックスなんて、それほど意味深いものだと思ってもいなかった。
それなのに今は、小野寺の手でこんなにも淫らな女になり果てている。欲深ではしたない本当の自分を暴かれて、罪深いほどの気持ち良さに溺れようとしている。
「社長……、好き……っ」
渚は激しく突かれながら、首を後ろに向けて小野寺の顔を見た。
「バカ。俺の方が、前からずっと好きだよ」
そう言って小野寺は、すぐに熱っぽいキスで渚の唇を塞いでしまう。
獣のように犯され、胸を揉みくちゃにされ、お互いの口内を舐めまわすように獰猛なキスをしながら身体がひとつに溶けあって爛れていく。
「あ、もぉ、だ、め……っ」
指先で乳首を引っ張られ、首筋を熱い唇で強く吸われた。
追いつめられた渚の身体から力が抜けていき、徐々に頭が朦朧としてくる。小野寺は崩れそうになっている渚のお腹を抱きかかえると、そのまま密着した状態でベッドに寝転がった。
挿入したまま横向きに寝そべる。小野寺は渚の身体を背後から包み込むように抱き、耳に舌を差し入れながらゆっくりと腰を動かし始めた。
背中にもお尻にも小野寺の体温を感じ、耳の中をねっとりと舐めまわされてクラクラしてくる。
ああ、これすごくエッチ……。
お腹の奥を抉る熱い塊が、さっきよりもっと硬さを増したような気がする。唇を優しく撫でてくる小野寺の指を、渚は夢中になってしゃぶり始めた。
激しい快楽に追い込むような抽送を繰り返しながら、渚の唾液で濡れた小野寺の手が乳房をいやらしく嬲ってくる。指の腹で乳頭を潰すように転がされ、すすり泣きしそうなほどの疼きで身体がしなった。
小野寺はもう一方の手で渚のクリトリスも同時に弄び始めた。意識が飛びそうなほどの快感に引きずり込まれ、渚の膣は小野寺のペニスを思い切り締めつけた。
「めちゃくちゃエロい……。中がぬるぬるうねりながら、俺に喰らいついてる。たまんない」
「あっ……ん、だって社長……。すごい、気持ちいい……っ。あ、やあっ……!」
小野寺が渚の右脚を大きく持ち上げて開かせ、更に挿入を深くしてきた。
「ひ、あぁっ……!」
小野寺が動く度に、肉が打ち合う音が響いてたまらなく卑猥な気持ちになる。自分が身も心も溶けて、小野寺と一体化していくような甘い錯覚に溺れていく。
尖端をぐりぐりと擦り付けるように、この上なく淫らに穿たれて頭の芯が痺れてきた。渚は無意識に小野寺の下腹部にお尻を擦り寄せ、自らも快楽を貪るように腰を振り続ける。
乳房を蹂躙され、唇を強く吸われながら激しいセックスに呑み込まれていく。お腹の奥から這い上がってくる絶頂の兆しに追い込まれ、渚は小野寺の腕に強く爪を立てた。
「あ、あ、イっちゃう……っ!ん、あ、あぁっ……!」
「渚……っ、俺も……!」
ふわーっと大きな快感の波が押し寄せ、渚は身を震わせながら激しく達した。小野寺が勢いよくペニスを引き抜き、揺れる渚のお尻に向かって思い切り精を解き放った。
まだ荒い息のまま、小野寺が渚の濡れた肌をティッシュで拭ってくれた。
シーツもだいぶ濡れてしまったけれど、それもまた愛しあった証拠だと思うと嫌な気持ちにはならないから不思議なものだ。
身体の中心が熾火のようにじんわりと熱い。初めて感じる甘い余韻に呆然となりながら、渚は隣に倒れこんできた小野寺の肩に顔を押し当てた。男の汗の匂いがする。渚が鼻をすり寄せると、小野寺が愛おしげに髪を撫でてくれた。
嬉しい。本当に好きな人と剥き出しで愛しあえたことに泣いてしまいそうなほどの喜びを感じる。
渚は小野寺の顔をそっと見上げた。思いがけず、甘い幸福に満たされたような小野寺の優しい眼差しにぶつかった。
ふたりはそのまま溶けあうような長いキスを交わし、汗ばんだ身体を密着させたままなかなか離れようとはしなかった。
「本当に狭いな、このベッド」
毛布にくるまりながら、言葉とは裏腹に小野寺が楽しんでいるような声で呟いた。
ベッドサイドの置時計は午前0時を回っている。明日は早起きして小野寺を自宅マンションへと送り出し、渚も急いでシャワーを浴びて五日ぶりの出勤に備えなければならない。
「……やっとおまえが俺のものになった。これからはずっと俺専用だからな」
「社長だって、もう私のものですよ。誰にも渡さないんだから」
「いいよ。俺のコイツは渚のものだから」
小野寺が渚の手を取って、自身の性器に触らせた。信じられないことに、さっき射精したばかりなのにもうむくむくと硬度を取り戻し始めている。
「もう勃っちゃいそう。どうしよう、渚。まだ足りないかも」
「……今日はもう無理ですってば。おとなしく寝てください」
「いや、このままじゃ寝れない……」
渚は子供をあやすように、小野寺の頭を自分の裸の胸に抱き寄せた。いつもは渚より大人で余裕の小野寺が、なんだか本当に駄々をこねているようでちょっと可愛い。
「いい子だから、寝てください。明日は会社ですよ?早く起きて支度しなきゃ」
「……だから、これじゃますます勃っちゃうって……」
ブツブツ言いながらも、小野寺は甘えるように渚の乳房に顔を埋めた。
「舐めちゃ、ダメですよ」
「舐めないよ。しゃぶるかもしれないけど」
小野寺は本当に、渚の乳首を唇に含んでから眼を閉じた。まるで甘えん坊の子供みたいだ。
渚は幸福な笑みを浮かべると、小野寺の髪を撫でながら自分も穏やかな眠りについた。
翌朝まだ日が昇る前に眼を覚ました小野寺は、慌ただしく服を身に着けると「後でな」と言って自宅マンションに帰って行った。玄関を出る前に、しっかりと恋人らしい甘いキスをして。
小野寺が騒々しく出て行った後、渚はぐちゃぐちゃになったシーツを見下ろしながら大きなあくびをした。身体に残る気怠さが妙に甘ったるい。とにかくまずはシャワーを浴びようとバスルームに向かう。
鏡に映った自分の裸身を見て、渚は思わず赤面した。
身体のあちこちに、紅い花が咲いたような痕がある。小野寺に愛された刻印に、昨夜の激しいセックスが想い出されてお腹の奥が絞られるようにキュウッと疼いた。
「今日から仕事復帰なんだから、しっかりしなきゃ」
渚は自分の頬を両手でパンと叩いて気合いを入れると、熱いシャワーを浴び始めた。
衝撃に声がひっくり返りそうになった。
さっきとは違う角度で挿入され、一瞬圧迫されるような苦しさでわずかな痛みを感じた。
「あっ、社長……っ。ん、んんっ……」
「苦しいか?……渚、少しお尻の位置下げてみな。そう、それくらい」
体勢をやや崩してお尻の角度を下げると、苦しさがふっと遠のいた。代わりに正常位のときとは違う箇所をペニスの先端で擦られ、じわじわとお腹の奥から悦楽が滲み出てくるのが分かる。
「……社長、そこ、気持ちいい……っ」
「ここか?……ん?ここ、イイのか?」
「ふ、あぁ……っ!ダメ、ダメぇ……っ!」
鋭い快感の矢に意識が飛びそうになる。
小野寺は腰をやや回すようにしてバックから繰り返し突き、渚自身も知らなかった快楽の在りかを執拗に刺激してくる。
乳房を後ろから大きな手で包まれた。親指と人差し指で乳首を摘まれ、クリクリと弄られると全身から力が抜けそうになった。
気が変になりそうなほど気持ちがいい。胸を愛撫されながらペニスで追い詰められると、もうどうなってもいいと思うくらい悦びに溺れそうになる。
これが本当に自分なのだろうか。
男を素直に信じ切れず、素直に心を開けないままだった頑なな自分。表面的な恋の真似事だけいくつか経験したものの、本当の心地良さも知らないまま臆病に年を重ねてきた。セックスなんて、それほど意味深いものだと思ってもいなかった。
それなのに今は、小野寺の手でこんなにも淫らな女になり果てている。欲深ではしたない本当の自分を暴かれて、罪深いほどの気持ち良さに溺れようとしている。
「社長……、好き……っ」
渚は激しく突かれながら、首を後ろに向けて小野寺の顔を見た。
「バカ。俺の方が、前からずっと好きだよ」
そう言って小野寺は、すぐに熱っぽいキスで渚の唇を塞いでしまう。
獣のように犯され、胸を揉みくちゃにされ、お互いの口内を舐めまわすように獰猛なキスをしながら身体がひとつに溶けあって爛れていく。
「あ、もぉ、だ、め……っ」
指先で乳首を引っ張られ、首筋を熱い唇で強く吸われた。
追いつめられた渚の身体から力が抜けていき、徐々に頭が朦朧としてくる。小野寺は崩れそうになっている渚のお腹を抱きかかえると、そのまま密着した状態でベッドに寝転がった。
挿入したまま横向きに寝そべる。小野寺は渚の身体を背後から包み込むように抱き、耳に舌を差し入れながらゆっくりと腰を動かし始めた。
背中にもお尻にも小野寺の体温を感じ、耳の中をねっとりと舐めまわされてクラクラしてくる。
ああ、これすごくエッチ……。
お腹の奥を抉る熱い塊が、さっきよりもっと硬さを増したような気がする。唇を優しく撫でてくる小野寺の指を、渚は夢中になってしゃぶり始めた。
激しい快楽に追い込むような抽送を繰り返しながら、渚の唾液で濡れた小野寺の手が乳房をいやらしく嬲ってくる。指の腹で乳頭を潰すように転がされ、すすり泣きしそうなほどの疼きで身体がしなった。
小野寺はもう一方の手で渚のクリトリスも同時に弄び始めた。意識が飛びそうなほどの快感に引きずり込まれ、渚の膣は小野寺のペニスを思い切り締めつけた。
「めちゃくちゃエロい……。中がぬるぬるうねりながら、俺に喰らいついてる。たまんない」
「あっ……ん、だって社長……。すごい、気持ちいい……っ。あ、やあっ……!」
小野寺が渚の右脚を大きく持ち上げて開かせ、更に挿入を深くしてきた。
「ひ、あぁっ……!」
小野寺が動く度に、肉が打ち合う音が響いてたまらなく卑猥な気持ちになる。自分が身も心も溶けて、小野寺と一体化していくような甘い錯覚に溺れていく。
尖端をぐりぐりと擦り付けるように、この上なく淫らに穿たれて頭の芯が痺れてきた。渚は無意識に小野寺の下腹部にお尻を擦り寄せ、自らも快楽を貪るように腰を振り続ける。
乳房を蹂躙され、唇を強く吸われながら激しいセックスに呑み込まれていく。お腹の奥から這い上がってくる絶頂の兆しに追い込まれ、渚は小野寺の腕に強く爪を立てた。
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「渚……っ、俺も……!」
ふわーっと大きな快感の波が押し寄せ、渚は身を震わせながら激しく達した。小野寺が勢いよくペニスを引き抜き、揺れる渚のお尻に向かって思い切り精を解き放った。
まだ荒い息のまま、小野寺が渚の濡れた肌をティッシュで拭ってくれた。
シーツもだいぶ濡れてしまったけれど、それもまた愛しあった証拠だと思うと嫌な気持ちにはならないから不思議なものだ。
身体の中心が熾火のようにじんわりと熱い。初めて感じる甘い余韻に呆然となりながら、渚は隣に倒れこんできた小野寺の肩に顔を押し当てた。男の汗の匂いがする。渚が鼻をすり寄せると、小野寺が愛おしげに髪を撫でてくれた。
嬉しい。本当に好きな人と剥き出しで愛しあえたことに泣いてしまいそうなほどの喜びを感じる。
渚は小野寺の顔をそっと見上げた。思いがけず、甘い幸福に満たされたような小野寺の優しい眼差しにぶつかった。
ふたりはそのまま溶けあうような長いキスを交わし、汗ばんだ身体を密着させたままなかなか離れようとはしなかった。
「本当に狭いな、このベッド」
毛布にくるまりながら、言葉とは裏腹に小野寺が楽しんでいるような声で呟いた。
ベッドサイドの置時計は午前0時を回っている。明日は早起きして小野寺を自宅マンションへと送り出し、渚も急いでシャワーを浴びて五日ぶりの出勤に備えなければならない。
「……やっとおまえが俺のものになった。これからはずっと俺専用だからな」
「社長だって、もう私のものですよ。誰にも渡さないんだから」
「いいよ。俺のコイツは渚のものだから」
小野寺が渚の手を取って、自身の性器に触らせた。信じられないことに、さっき射精したばかりなのにもうむくむくと硬度を取り戻し始めている。
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「いや、このままじゃ寝れない……」
渚は子供をあやすように、小野寺の頭を自分の裸の胸に抱き寄せた。いつもは渚より大人で余裕の小野寺が、なんだか本当に駄々をこねているようでちょっと可愛い。
「いい子だから、寝てください。明日は会社ですよ?早く起きて支度しなきゃ」
「……だから、これじゃますます勃っちゃうって……」
ブツブツ言いながらも、小野寺は甘えるように渚の乳房に顔を埋めた。
「舐めちゃ、ダメですよ」
「舐めないよ。しゃぶるかもしれないけど」
小野寺は本当に、渚の乳首を唇に含んでから眼を閉じた。まるで甘えん坊の子供みたいだ。
渚は幸福な笑みを浮かべると、小野寺の髪を撫でながら自分も穏やかな眠りについた。
翌朝まだ日が昇る前に眼を覚ました小野寺は、慌ただしく服を身に着けると「後でな」と言って自宅マンションに帰って行った。玄関を出る前に、しっかりと恋人らしい甘いキスをして。
小野寺が騒々しく出て行った後、渚はぐちゃぐちゃになったシーツを見下ろしながら大きなあくびをした。身体に残る気怠さが妙に甘ったるい。とにかくまずはシャワーを浴びようとバスルームに向かう。
鏡に映った自分の裸身を見て、渚は思わず赤面した。
身体のあちこちに、紅い花が咲いたような痕がある。小野寺に愛された刻印に、昨夜の激しいセックスが想い出されてお腹の奥が絞られるようにキュウッと疼いた。
「今日から仕事復帰なんだから、しっかりしなきゃ」
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