奪われた最愛と双子たち

番外編：ウィンローとディーナ（その１）☆

アーデン侯爵家は、息子の代になっていたが盛り返すどころかさらに困窮していた。



［ディーナ視点］

フィリア絡みの商人の奴隷が受けた仕打ちを知り、その奴隷を探し出し今はうちの従業員として働いている。
彼女は去年、うちの若手ホープと結婚した。リリー伯母上と同じく姉さん女房というわけだ。

俺様殿下からは、今も上手いこと金を搾り取っている。
搾り取った金の1割は、いずれ、若手ホープ君が立ち上げるであろう商会の運営資金として、今後も入金していく予定だ。




ふふふ、アーデン侯爵家の爵位をとったどー！！
弟がいるけれど、母様たちは未だに熱い夜を過ごしている。
まだ弟妹が増えそうだ、爵位の渡し先があるのは良いことだ。


「ディーナ、嬉しそうだね。乗っ取りが上手くいったからかい？」
「伯父上！人聞きの悪いこと言うなよ。相手が勝手に泣きついてきただけだ。」

「そう。ディーナ、私のこと好きかい？」
「そりゃ勿論、フィー以外で気楽に話せるのは伯父上だけだからな。」

「ディーって呼んでいいかい？」
「いいよ。てかいつでもそう呼べばよかったのに。」

「いや、一線引きたくて。」
「？」



「その、カイルとフィリアが結婚しただろう？
私もきみの隠れ蓑として協力してきたよね。ご褒美が欲しいな。」

「伯父上なら自力で相手を探せるし、金もいっぱいあるだろう？俺が協力できることなんて「あるよ。」

俺は、お姫様抱っこされて、ベッドの上に乱暴に降ろされた。

「伯父上、なにすんだよ！」
「私の子を産んでくれないか？」

「・・急になに言ってんの？てか、伯父上枯れてんじゃねえの？女の気配全くなかったよね？」
「失礼だな、まだまだ現役だよ。」

「て、ことは相手、男？！」
「・・違う。女しか無理。」


「ふーん。・・で、なぜ俺？」
「・・初めて見た時から、目が離せなくなって。」

「まあ、子供だったからね。」
「そういうことじゃなくて、、、あ、そういうことだね！もうディーも成人だからいいかな、と。」

「あーそういうことか。合法ロリ、ね。」
「・・趣味の問題じゃないよ。たまたま惚れた相手が幼女だったってだけさ。」

「ええ～？・・でも俺、不感症らしいから楽しくないぜ？」

「・・誰にそんなこと言われたの？」
「この国の王太子！」

「・・何があったか聞いていい？」
「いいぜ。丁度回想シーンがあるし。」



＜回想シーン、いっきまーっす！＞

「ディーナのここ、可愛いね。肉刺もちっちゃくて。チュパッ、チュパッ、ああ可愛い、赤く腫れてきたよ。」

「もうそろそろ帰りたいのですが。」

「一緒にお風呂にも入ろう。ね？」
「いえ、結構です。」

「私がこんなに奉仕しているのに、冷静だね。不感症なのかな～。ならきっと痛くないね。」


王太子は、トラウザーの前を寛げて醜悪なそれをディーナに見せつけるように出した。
「！」

「もう我慢できない、挿れるよ？」

「8歳児に何しようとしてるんですか。」
「だからナニ、だよ？」

「その不気味な触手をしまってください。吐き気がします。どうしてその綺麗な顔にそれがセットなんですか？キモすぎます、グロい。その色も許せない。」

「ひっどいな～。子作りの為の大切な部分なんだよ。」
「なら、王太子妃様に挿れて下さい。」

～～～


「どう？わかった？」
「・・詳細にありがとう。王太子がディーの肉刺を散々嬲ったけれど全く感じなくて、8歳で処女喪失の危機を免れたわけだ。」

(よい笑顔だな～伯父上。)

「その通り！違法ロリ！！」

「ロリ・・、傷つくな～。」
「世間様から見たらそうだよ。」