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世界の創成者
世界の真実
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電車やバス、人の動き。
それら全てが一瞬にして止まった。
しかし、なぜか俺だけは動けていた。
「世界の創成者がこの世界に飽きたのか」
と声に出して毒突く。
すると…
周りでは誰も動かないのにどこからともなく声が聞こえてきた。
「やはり、君はこの世界の理に気づいているようだね」
瞬間、世界が暗転した。
-------------
目を開けるとそこは、奇妙な物が立ち並んだ場所にいた。
その場所には、様々な色、太さの光がレーザーのように飛び交っていた。
ふと背後から声がかけられた。
「やぁ、この世界の理を暴いたキャラクター君」
振り向くとそこには、スピーカーやマイク、カメラが設置してあった。
「君は、糸井修だね?君は、僕の分身だったキャラクターだ」
なんだこいつ。っていうか誰だこいつ。
唐突に俺が僕の分身だったとか言い出すし、頭おかしいんじゃないの?
「僕が誰だという疑問を解消してあげよう。僕はね…」
「………………」
「いといしゅんっていうんだ。ちなみに君達の世界を創り出している。世界の創成者でもある」
一瞬何を言われたのかわからなかった。世界の創成者?
このスピーカーから出ている声の主が⁉︎
「お前は、本当に俺たちの世界の創成者なのか?証拠は?」
「証拠…ねぇ…………。じゃあ頭の中で何かを考えて」
そう言われたので意地悪をしようと何も考えないでいると、
「君、何も考えないとか性格悪すぎでしょ」
と言われ俺は驚く。
「なぜ、わかった⁉︎」
「世界の創成者だから」
その一言で片付けられた。
「それでお前は、なんで俺らの世界を止めたんだよ?」
「君が僕の理想と違う動きをしたから」
「ど……どういうことだ」
「君は僕の分身として創り出し、君の体験していることを僕も体験をした」
それで。と一言置いてから、
「君の生活は刺激がなさすぎる。仕事に行って帰って、仕事に行って帰って…それの繰り返し」
「だからどうしたんだよ!」
思わず叫ぶ、なんとなく何を伝えたいのかが分かってしまったからだ。
叫ぶ俺に対して、冷ややかな声でいといしゅんは言った。
「察しがついていると思うけど、僕が世界を止めたのはあの世界を書き続けることはどうせ飽きるからだ」
脳を貫かれるような感覚に陥った。
飽きたから、世界を止めるだ?
ふざけるな………………。
それら全てが一瞬にして止まった。
しかし、なぜか俺だけは動けていた。
「世界の創成者がこの世界に飽きたのか」
と声に出して毒突く。
すると…
周りでは誰も動かないのにどこからともなく声が聞こえてきた。
「やはり、君はこの世界の理に気づいているようだね」
瞬間、世界が暗転した。
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目を開けるとそこは、奇妙な物が立ち並んだ場所にいた。
その場所には、様々な色、太さの光がレーザーのように飛び交っていた。
ふと背後から声がかけられた。
「やぁ、この世界の理を暴いたキャラクター君」
振り向くとそこには、スピーカーやマイク、カメラが設置してあった。
「君は、糸井修だね?君は、僕の分身だったキャラクターだ」
なんだこいつ。っていうか誰だこいつ。
唐突に俺が僕の分身だったとか言い出すし、頭おかしいんじゃないの?
「僕が誰だという疑問を解消してあげよう。僕はね…」
「………………」
「いといしゅんっていうんだ。ちなみに君達の世界を創り出している。世界の創成者でもある」
一瞬何を言われたのかわからなかった。世界の創成者?
このスピーカーから出ている声の主が⁉︎
「お前は、本当に俺たちの世界の創成者なのか?証拠は?」
「証拠…ねぇ…………。じゃあ頭の中で何かを考えて」
そう言われたので意地悪をしようと何も考えないでいると、
「君、何も考えないとか性格悪すぎでしょ」
と言われ俺は驚く。
「なぜ、わかった⁉︎」
「世界の創成者だから」
その一言で片付けられた。
「それでお前は、なんで俺らの世界を止めたんだよ?」
「君が僕の理想と違う動きをしたから」
「ど……どういうことだ」
「君は僕の分身として創り出し、君の体験していることを僕も体験をした」
それで。と一言置いてから、
「君の生活は刺激がなさすぎる。仕事に行って帰って、仕事に行って帰って…それの繰り返し」
「だからどうしたんだよ!」
思わず叫ぶ、なんとなく何を伝えたいのかが分かってしまったからだ。
叫ぶ俺に対して、冷ややかな声でいといしゅんは言った。
「察しがついていると思うけど、僕が世界を止めたのはあの世界を書き続けることはどうせ飽きるからだ」
脳を貫かれるような感覚に陥った。
飽きたから、世界を止めるだ?
ふざけるな………………。
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