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第57話
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イーディアス邸に入ると、貴賓室に通される。
それはスラヴェ様がいる為、応接には通せないからだが…
「アルフォンス。応接で良い」
「そんな事できませんよ。王弟陛下」
「はぁ~お前まで辞めてくれ。せっかく息抜きに来たのに…」
少し寂しそうに言うスラヴェ様を見ているとちょっと可愛かった。
私、なんて失礼なことを…
そんな事を考えている間も、アルフォンス様とスラヴェ様のやり取りは続き、屋敷の方達はそれに慣れているかのようにお茶を準備して、先に座っていた私と姉に配り、立ったまま話しているお二人には近場において去っていく。
そして、メイド達が全員下がったことを確認すると、アルフォンス様たちのやり取りが終わった。
「ということで、今日来てもらったのには理由があるんだ。マリア・メルディア嬢」
「やはり、私でしたか」
「何も伝えず、突然ここにつれてくることになって済まない」
「頭をお上げください。アルフォンス様。私は気にしておりません」
「だが、どこかに行く予定だったんだろ?その荷物…」
私の持っていたボストンバッグを挿して言う。
「いいえ、その…「行く宛のない旅を、する予定だったようですわよ」
「お姉様っ」
「だってそう言ってましたわ」
「そうです、けど…」
言わなくてもいいことを、ぺろりと言ってしまう姉を少し恨んだ。
それはスラヴェ様がいる為、応接には通せないからだが…
「アルフォンス。応接で良い」
「そんな事できませんよ。王弟陛下」
「はぁ~お前まで辞めてくれ。せっかく息抜きに来たのに…」
少し寂しそうに言うスラヴェ様を見ているとちょっと可愛かった。
私、なんて失礼なことを…
そんな事を考えている間も、アルフォンス様とスラヴェ様のやり取りは続き、屋敷の方達はそれに慣れているかのようにお茶を準備して、先に座っていた私と姉に配り、立ったまま話しているお二人には近場において去っていく。
そして、メイド達が全員下がったことを確認すると、アルフォンス様たちのやり取りが終わった。
「ということで、今日来てもらったのには理由があるんだ。マリア・メルディア嬢」
「やはり、私でしたか」
「何も伝えず、突然ここにつれてくることになって済まない」
「頭をお上げください。アルフォンス様。私は気にしておりません」
「だが、どこかに行く予定だったんだろ?その荷物…」
私の持っていたボストンバッグを挿して言う。
「いいえ、その…「行く宛のない旅を、する予定だったようですわよ」
「お姉様っ」
「だってそう言ってましたわ」
「そうです、けど…」
言わなくてもいいことを、ぺろりと言ってしまう姉を少し恨んだ。
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