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3 r d ストーリー 緑の街での修行

激闘!!ネイバーVS月影

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 ネイバーは不死鳥となり、僕に向かって急降下してきた。
「いきなりかよ」
 俺は体を爆炎化して避けた。
「お主はレベル0。それに対して儂はレベル60。結果は見えているものだな」
 ネイバーがそう言って僕に向かって体当たりをしてくるが、俺はひたすら避けた。
「俺がこの姿の時はレベルMAXなんだよ」
 俺は剣に炎を纏わせ、ネイバーに向かって切りつけた。が、ネイバーは軽々避けた。
「なるほど。レベルMAXならば分が悪い。だが、レベルが全てはない」
 ネイバーはそう言って、日光を体中に集めて、緑色の光線を放った。
「さっきまでレベルで結果が見えてるって言ってたじゃね~か!!」
 俺は手から火炎放射し、ネイバーの光線にぶつけた。
「ななななんと!!ネイバー様の光線とチャレンジャー月影の炎がぶつかり合って会場全体が揺れている~」
 ネイバーの光線と俺の火炎が爆発し、爆煙で辺りは黒くなった。
「そこだ!!」
 俺はネイバーの気配を感じとり、ネイバーを剣で切りつけた。
「グッ」
 ネイバーは地面にぶつかり、人型に戻った。
「お主、なかなかやるな」
 俺は地面に着地して言った。
「残念だが俺は気配を感じ取るのには長けててな。目でしか見ない相手と違って爆煙の中でも相手の位置がわかるんだよ」
 俺はネイバーの方に向かって走った。
「なるほどな。だが、爆煙が晴れたら意味はない」
 ネイバーは刀を鞘から取り出して走ってきた。
「目にも留まらぬこの激闘。果たして勝つのはネイバー様か!?それともチャレンジャーか!?」
 俺とネイバーは目にも留まらぬスピードでやり合っていた。
「お主は自然の力によってやられるがよい」
 ネイバーはそう言って不死鳥になって空へ飛んだ。
「喰らうがいい」
 ネイバーはそう言って体中にとてつもない量の日光を取り入れ、放った。

 『サンシャインブレス!!』

 「嘘だろ!?」
 俺は剣に火炎を纏わせ、ネイバーの光線を受け止めた。威力は今まで喰らったことの無いほどの威力だった。
「お主にこの『サンシャインブレス』が耐え抜けるのか!?」
「ウグッ」
 だんだん体が重くなってきた。
「やべぇ。このままじゃやられる」
 俺はこの状況を打開する方法を考えた。何か、なにか方法があるはず。
「くたばるがよい!!」
 そう言ってネイバーは出力を上げた。
「今だ!!」
 俺はネイバーの光線をいなして体を爆炎化し、空を飛んだ。
「ラーニング完了!!」
 俺はそう言ってネイバーの背中に着地し、飛んだ。
「これが俺の必殺技だ!!」
 俺は剣に最大火力の火炎を纏わせて、急降下した。

 『火剣流 バーニング・スマッシュ!!』

 俺はネイバーに必殺技を放った。剣で切った切り口から炎が出てきて、ネイバーの体は燃えた。
「お主の力、確かに受け止めたぞ」
 ネイバーは爆発し、人型に戻って地面に落ちた。
「ふぅ」
 俺も着地した。会場は完全に静まっていた。それもそのはず。この街で1番強いと言われるネイバーが倒れてしまったから無理もない。ネイチャートレーニング場史上最大の歴史が覆ってしまったのだから。
 俺は剣からファイヤーストーンを外して、元に戻った。
「まさか儂が負ける日が来るとはな」
 ネイバーはそう言って笑った。
「今回のバトルで僕もまだまだと気づかされました。ネイバーさんの必殺技、『サンシャインブレス』は今まで喰らったことの無いほどの威力でした。あの光線はいなすので手一杯でした」
 僕がそう言うとネイバーは笑いながら言った。
「あの光線は一撃必殺だからな。受け止めきれなくて当然じゃ」
「ですね」
 僕はネイバーに手を差し出し、ネイバーを起こした。
「激闘、ネイバー様VSチャレンジャー月影。勝ったのは、チャレンジャー月影!!ネイチャートレーニング場史上最大の激闘を見せてくれた両者に大きな拍手を!!」
 静かだった会場は拍手によって音が蘇った。
「月影、お疲れ様」
 レイナはそう言ってドリンクを差し出してくれた。
「ありがとう」
「さすが月影。なだけあるね」
 レイナがそう言った瞬間、ネイバーは驚いた。
「ネイバーさん?どうかしましたか?」
 僕がそう問うと、ネイバーさんは僕の肩を2回軽く叩き、僕の肩に手を置いて言った。
「お待ちしておりました。
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