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婚姻後
愛しくも可愛くも
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ふにゃりと、レティシアの体から力が抜けている。
彼は、内心で苦笑い。
(あんなに、かちかちになっている姿を見せられると、どうもね)
自分が、酷く悪い男になった気がした。
怯えている女性に、無理強いをしているかのような気分になったのだ。
とはいえ、少し安堵してもいる。
それに対しても、苦笑した。
(彼女が慣れていないことに安心するなんて、禄でもない男だ、まったく)
彼は、レティシアから恋人がいたことは聞いている。
が、具体的な話は訊いていなかった。
私的な事柄ではあるし、女性が話したがる内容でもない。
それが、彼に大きな影響を与えるということはないが、気にはなる。
嫉妬、という意味でだけれども。
彼女が手慣れた女性であろうが、愛していたはずだ。
ただ、相手の男性に、どれほど深い思い入れがあったのか。
そこが引っ掛かる。
(やれやれ。年甲斐もなく嫉妬など、みっともないじゃないか)
こんな姿は、けして、レティシアには見せられない、と思った。
彼女は、彼を「理想の男性」だと言ってくれたのだ。
できれば、理想であり続けたい。
たとえ嫉妬や独占欲に駆られていようとも。
ジョシュア・ローエルハイドは完璧ではない。
それは、自分が最も良く知っている。
レティシアを泣かせたり、傷つけたりもした。
だからこそ、今後は、気をつけるのだ、絶対に。
絶対というのは、絶対と思わなければ、絶対にはならない。
逆に言えば、絶対と思えば、絶対になる、ということ。
それを、彼は、レティシアから教わっている。
きっと彼女は完璧でなくとも、愛を注いでくれるに違いないけれど。
(やはり恰好はつけておきたいのだよ、愛する女性の前では)
小さく笑い、彼は、レティシアの隣に体を移した。
横になり、とんとんと隣を叩く。
レティシアが、顔を赤くしつつ、横になった。
その体を軽く抱き締める。
彼女が緊張し過ぎないようにとの配慮だ。
彼は、さほど睡眠を必要としない。
けれど、先に寝た「フリ」をする。
でなければ、レティシアが寝られないと、わかっていた。
彼が眠ったと判断したあと、彼女は、独り言をつぶやいたりする。
そうしているうちに、ようやく眠りにつくのだ。
「おやすみ、レティ」
「お、おやすみなさい……」
小声でレティシアが答えるのと同時に、灯りを消した。
初日は、灯りを消しただけで、彼女は、びくっとしていたものだ。
その反応は可愛らしかったが、レティシアを怯えさせるのは本意ではない。
だから、彼は、寝たフリを続けている。
「……平気で寝ちゃうんだから……私なんて、こーんなにドキドキしてるのに……」
平気ではないのだけれどと思いつつ、彼は黙って目を伏せていた。
こんなふうに、レティシアの独り言を聞くのも、良くないとは思う。
それでも、レティシアを睡眠不足に陥らせるよりはいい。
彼女は、元々が睡眠を必要とする体質なので。
「初ちゅーかと思って焦ったのも、私だけだったぁ……恥ずかしい……」
おそらく、初めての口づけ、という意味だろう。
独り言の際、彼女は、あちら側の世界の言葉を、よく使っていた。
だいたいは察しがつくので、どういう意味かと問い返したことはない。
それに、この屋敷で使われている「レティシア語」を、レティシアから、彼には使ってほしくない、と言われている。
(あれほど緊張していたのに、不満そうに言うねえ)
うっかり笑いたくなるのを我慢した。
こうしたレティシアの恥ずかしがりなところも愛おしくなる。
「ていうか、私、まだ名前で呼んだことないんだよなぁ。もうお祖父さまじゃないのにさ。けど、どう呼ぶ? 名前呼び……? いやいやいや、無理無理無理」
なぜ無理なのかは、わからない。
彼は、前から愛称で呼んでいたので、変化がないのだ。
その点、レティシアからは、ずっと「お祖父さま」と呼ばれていた。
急に変えようとしても、気恥ずかしいのだろうと推察する。
「…………じ、じ、ジョ……ジョ……」
(もう少しだ。頑張っておくれ、私の愛しい妻よ)
「ジョ……ジョシュ……」
(おや? 愛称呼びかい? それもいいね)
「ジョシュア……さん……ジョシュアさん……うはあ! やっぱ無理!」
小声で叫ぶという器用さを発揮しつつ、レティシアは、彼の腕の中で、じたじたしている。
どうやら、道のりは、まだまだ遠そうだ。
彼は気が長いので、待てるのだが、それはともかく。
(レティが、羞恥死しないように、気をつけなければならないな)
暗闇でも、彼は目が効く。
レティシアは見えていないらしいが、彼の顔を見上げるようにしていた。
「あ、そうだ。名前が無理なら別の呼びかたしよう。やっぱり、お祖父さま以外の呼びかたはしたいもんね」
(それは、そうだよ。私は、きみのお祖父さまではない。夫なのだから)
「……旦那様、かな。いや、でも、これだと、グレイみたいじゃん。呼びかけかたとしては、ちょっと違うか……うーん……あ」
レティシアが、彼の胸に両手をあてる。
やはり見えていないらしかったが、彼を見ようとしてだろう、顔を上げていた。
「…………あなた……」
とくん、と、彼の心臓が音を立てる。
彼は、寝たフリを諦めた。
そして、レティシアの顎に手を添え、くいっと引き上げる。
暗闇でも、レティシアの驚く顔が見えた。
「呼んだかい、私の愛しい妻よ」
言いながら、レティシアの答えを待たず、彼は唇を重ねる。
彼は、内心で苦笑い。
(あんなに、かちかちになっている姿を見せられると、どうもね)
自分が、酷く悪い男になった気がした。
怯えている女性に、無理強いをしているかのような気分になったのだ。
とはいえ、少し安堵してもいる。
それに対しても、苦笑した。
(彼女が慣れていないことに安心するなんて、禄でもない男だ、まったく)
彼は、レティシアから恋人がいたことは聞いている。
が、具体的な話は訊いていなかった。
私的な事柄ではあるし、女性が話したがる内容でもない。
それが、彼に大きな影響を与えるということはないが、気にはなる。
嫉妬、という意味でだけれども。
彼女が手慣れた女性であろうが、愛していたはずだ。
ただ、相手の男性に、どれほど深い思い入れがあったのか。
そこが引っ掛かる。
(やれやれ。年甲斐もなく嫉妬など、みっともないじゃないか)
こんな姿は、けして、レティシアには見せられない、と思った。
彼女は、彼を「理想の男性」だと言ってくれたのだ。
できれば、理想であり続けたい。
たとえ嫉妬や独占欲に駆られていようとも。
ジョシュア・ローエルハイドは完璧ではない。
それは、自分が最も良く知っている。
レティシアを泣かせたり、傷つけたりもした。
だからこそ、今後は、気をつけるのだ、絶対に。
絶対というのは、絶対と思わなければ、絶対にはならない。
逆に言えば、絶対と思えば、絶対になる、ということ。
それを、彼は、レティシアから教わっている。
きっと彼女は完璧でなくとも、愛を注いでくれるに違いないけれど。
(やはり恰好はつけておきたいのだよ、愛する女性の前では)
小さく笑い、彼は、レティシアの隣に体を移した。
横になり、とんとんと隣を叩く。
レティシアが、顔を赤くしつつ、横になった。
その体を軽く抱き締める。
彼女が緊張し過ぎないようにとの配慮だ。
彼は、さほど睡眠を必要としない。
けれど、先に寝た「フリ」をする。
でなければ、レティシアが寝られないと、わかっていた。
彼が眠ったと判断したあと、彼女は、独り言をつぶやいたりする。
そうしているうちに、ようやく眠りにつくのだ。
「おやすみ、レティ」
「お、おやすみなさい……」
小声でレティシアが答えるのと同時に、灯りを消した。
初日は、灯りを消しただけで、彼女は、びくっとしていたものだ。
その反応は可愛らしかったが、レティシアを怯えさせるのは本意ではない。
だから、彼は、寝たフリを続けている。
「……平気で寝ちゃうんだから……私なんて、こーんなにドキドキしてるのに……」
平気ではないのだけれどと思いつつ、彼は黙って目を伏せていた。
こんなふうに、レティシアの独り言を聞くのも、良くないとは思う。
それでも、レティシアを睡眠不足に陥らせるよりはいい。
彼女は、元々が睡眠を必要とする体質なので。
「初ちゅーかと思って焦ったのも、私だけだったぁ……恥ずかしい……」
おそらく、初めての口づけ、という意味だろう。
独り言の際、彼女は、あちら側の世界の言葉を、よく使っていた。
だいたいは察しがつくので、どういう意味かと問い返したことはない。
それに、この屋敷で使われている「レティシア語」を、レティシアから、彼には使ってほしくない、と言われている。
(あれほど緊張していたのに、不満そうに言うねえ)
うっかり笑いたくなるのを我慢した。
こうしたレティシアの恥ずかしがりなところも愛おしくなる。
「ていうか、私、まだ名前で呼んだことないんだよなぁ。もうお祖父さまじゃないのにさ。けど、どう呼ぶ? 名前呼び……? いやいやいや、無理無理無理」
なぜ無理なのかは、わからない。
彼は、前から愛称で呼んでいたので、変化がないのだ。
その点、レティシアからは、ずっと「お祖父さま」と呼ばれていた。
急に変えようとしても、気恥ずかしいのだろうと推察する。
「…………じ、じ、ジョ……ジョ……」
(もう少しだ。頑張っておくれ、私の愛しい妻よ)
「ジョ……ジョシュ……」
(おや? 愛称呼びかい? それもいいね)
「ジョシュア……さん……ジョシュアさん……うはあ! やっぱ無理!」
小声で叫ぶという器用さを発揮しつつ、レティシアは、彼の腕の中で、じたじたしている。
どうやら、道のりは、まだまだ遠そうだ。
彼は気が長いので、待てるのだが、それはともかく。
(レティが、羞恥死しないように、気をつけなければならないな)
暗闇でも、彼は目が効く。
レティシアは見えていないらしいが、彼の顔を見上げるようにしていた。
「あ、そうだ。名前が無理なら別の呼びかたしよう。やっぱり、お祖父さま以外の呼びかたはしたいもんね」
(それは、そうだよ。私は、きみのお祖父さまではない。夫なのだから)
「……旦那様、かな。いや、でも、これだと、グレイみたいじゃん。呼びかけかたとしては、ちょっと違うか……うーん……あ」
レティシアが、彼の胸に両手をあてる。
やはり見えていないらしかったが、彼を見ようとしてだろう、顔を上げていた。
「…………あなた……」
とくん、と、彼の心臓が音を立てる。
彼は、寝たフリを諦めた。
そして、レティシアの顎に手を添え、くいっと引き上げる。
暗闇でも、レティシアの驚く顔が見えた。
「呼んだかい、私の愛しい妻よ」
言いながら、レティシアの答えを待たず、彼は唇を重ねる。
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|ू *¯ ꒳¯*)⁾⁾♡
三日目、三話目通算九話目で、やっとお祖父さまに再会できました〜💕
(でも、一言だけ☺️ 両腕を広げたお祖父さまに飛び立ったところでまた明日デス)
改めて読み返してみると、随分思い切ったなぁ
初対面で、花火大会打ち上がるほどの衝撃で、一目惚れだったとしても、飛び込む⋯⋯羨ましいのと、私だったら恥ずかしくて出来ぬ〜とか、いや、受け止めてくれるならやりたいっ💖とか、悶えてます
💘⁽⁽꜀(:3꜂ ꜆)꜄⁾⁾=͟͟͞͞=͟͟͞͞ ⁽⁽꜂(꜀ ꜄ε:)꜆⁾⁾💖
エール📣は明日まで送れないけど、フライングして読もうかな😍
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( * . .)⁾⁾
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って、( •́ㅿ•̀ )エェェ...
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最初に読んだ当時
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毎日、寝る前に三頁お祖父さまの世界に浸って休みます⋯⋯(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚) ハッ!(つ∀-)オヤスミー
(ここで寝落ちしてましたw)
| ´罒`*))⁾⁾⁾⁾
ご感想を頂きまして、ありがとうございます。
エール、お手数をおかけ頂いていることに本当にいつも感謝しきりで、ありがたいことだと感じております。
ご自身の作品にお時間を割かれるのは当然のことと思います。是非、お力をおそそぎくださいませ!
仕事があると時間が取りにくいですよね…どうしても拘束されてしまいますし、休憩時間にといっても書くのも読むのも集中力が必要なので限界が…。
そういう厳しい中、自分の書く話をお読みくださっているということに、心が暖められました!
そうなのです。3話目までは、まだレティ周りのところなので、お祖父さまは出てこおへんのです 笑 黑媛( * ॑꒳ ॑*)♡様方式ですと、3日目に登場しはります 笑
この話は、まとめ読みはキツいと思いますので、じわっと読み返して頂けるだけでも、本当に嬉しいのです。好きな場面があって、そこだけ読み返している、とかも嬉しかったりします♪
確かに、ユージーンは出番が多い(お祖父さまより…)ですし、かなり頑張ってもいましたので 笑
ユージーンといい感じになってもおかしくはなかったかなぁというふうではありましたね。最後は、そっと、お祖父さまが2人を見守るというエンドもなくはなかったかもしれません。
ですが、初作だけではちょっとわかりにくいのですが、自分の書く話の場合、タイトルが「究極のネタバレ」になっておりまして 笑 エンドが決まっているからこそのタイトルだったりします。
究極のネタバレ状態で、お読み頂くと、また違う景色を見て頂ける、かも……?です。
ほかのものも含め、本当に、ご無理なさらないでくださいね。
日々の楽しみのひとつにして頂けるのが、なによりなのです。
ちょっと楽しい気分になった、ドキドキした、イラっときた、など、なにか少しでも感じて頂けると、それが自分にとっては、とても嬉しいことなのです♪
(そして、お祖父さま最強と言って頂けるとなお……笑)
今回は舞台が小さく…寝室のドアノブからベッドまで…登場人物も二人だけ。濃密でしたね!
またもやイタす前ではありますが、ま。いいかなと。なんたってお祖父様だしね笑
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作者さまは声が聞こえるっておっしゃてましたしね。早く気がつけよ、私!
作者さまが描く人物の喋り方、声、その温度や色、匂い触感にブレがありませんね。人間って「らしくない」セリフも「らしい」声で言い放つんですよね。この世界のあたり前にありそうな感じって出て来る人間の輪郭がはっきりしてるからですね。猛烈な生々しさでちゃんと実在してる感。お話の中にだけども。声って大事ですね~確かに似た声はありますが。全く同じ声ってないものね。いくら上手に口真似できても、やっぱりそれは真似だもの。私が史実を見た気がしたのもこういうわけだからなのね!
お祖父様にうっとり〜は吹っ飛びましたが。すっきりではあります。さすがユージーンが大公と呼んで時に素直に頼ったジョシュア・ローエルハイド。最後の夜に大きな謎をさらりと解き放ってくれました。カッコ良過ぎるぅ!
ご感想を、ありがとうございます。
2人の世界っぽいのは、こちらの初作と最後の話の後日談のみでした。(ダドリュースとキーラも私室に2人きりなのですょ。でも、残念賞な人なので、色っぽさがちょっと……笑)
これは自分の嗜好のせいもあるのだと思うのですが(笑)直接的な表現は刺激的ではあっても、なんとなく「色っぽさ」には欠ける気がするのです。Jasmin様の口づけ論と似た感じに勝手に思っております 笑 想像というのは人それぞれ違いますので、間接的な雰囲気のほうが色っぽさが醸される気がします。直接表現だと限定されてしまう部分が増えるからかもしれませんが。
仰る通り、自分の場合は常に「声」が先に出てくると言いましょうか。会話文を書いている時は声が聞こえていたりします。同じ台詞でも、声質や口調、抑揚が違った雰囲気だったりします。たとえば元ジークと、のちジークとか。書いた本人なので当然とは言えますが、仮に「この台詞は誰が言ったでしょう」クイズがあったとしても声が再生されるので、あの時のあのキャラクターの台詞だと回答することができるという感じです。だから、キャラクターがブレない、と思ったことは自分自身ではなかったので、この体質?性質みたいなものも役に立っているのかなぁと、嬉しく感じました! 映像が出てくるほうが、遥かに羨ましいと思ってはおりますが 笑
特に、お祖父さまは、同じローエルハイドでもジェレミアやジョザイアとはまったく質が違う(と、自分では思っていたり)雰囲気を感じて、楽しんで頂けていればなによりです。なんと申しむましょうか…皆様それぞれが思う「こういう声で耳元に囁かれると膝崩れる」みたいなイメージで、お読み頂けているといいなぁという 笑 そういう色っぽさを感じる声というのも人それぞれだと思いますので。
この世界の話に興味と関心を持って頂けて、書き手冥利に尽きました。実在している感、手ざわりのあるキャラクターとして受けとめて頂けたことが、本当に嬉しかったです!
願わくは、時折、うさぎのふわふわユージーンを後ろ向き抱っこしているご自身をご想像頂ければ……と 笑