ウソつき殿下と、ふつつか令嬢
伯爵家の1人娘セラフィーナは、17歳になるまで自由気ままに生きていた。
だが、突然、父から「公爵家の正妻選び」に申し込んだと告げられる。
正妻の座を射止めるために雇われた教育係は魔術師で、とんでもなく意地悪。
正妻になれなければ勘当される窮状にあるため、追い出すこともできない。
負けず嫌いな彼女は反発しつつも、なぜだか彼のことが気になり始めて。
そんな中、正妻候補の1人が、彼女を貶める計画を用意していた。
◇◇◇◇◇
設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
それを踏まえて、お読み頂ければと思います、なにとぞ。
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にゃんてこった!
ナル〜💢💢💢
とりあえずリンクスと一緒に納屋に入れられてしまえ!
…という気持ちがあるのも否定はしませんが。
ナルの切ない通り越して苦しいくらいの。息が止まるほどの。何なら重力ここだけおかしくない?ってくらいの。たった1人に向けたその気持ちの黒さ重さうっとおしさに飲み込まれたようになって、私の心臓のほうが止まりそうでした。
これもVRっていうんでしょうか。私がそこまでの気持ちをこの先、誰か特定の人間に向けて持つ気はしないし、そもそもその能力がない気がしますが。そうなったらこんなにも苦しいのだというのをチラッと体験した気分です。あー。危なかった。ちゃんと戻って来られて嬉しいよ。私が犬に向けた気持ちは同種だと思いますが、犬が大変に優秀な生き物なので、こんなふうに苦しむことはないしねぇ。
とりあえず。こそっと心の中でナルにリゲイン差し出します。明日も明後日も明明後日も…命ある限り毎日24時間戦い給え。
実は昨晩からどんな話かしら?って、あれこれ思ってうきうきしていました。まさかの結婚前とは思っていなかったし。まさかのいちゃラブ予告で婚約の危機だなんて思ってもいなかった。そして危機一髪なのにほの甘い。おのれ!
これはいいな。明日も楽しみです!
ご感想を、ありがとうございます。
リンクスは「なんでオレまで?!」と言いそうですけれども 笑
確かに、ナルは割と普通っぽい雰囲気でありながら、実は黒々としているところがある感じです。彼女が、ああいう人でなければ、軽口を叩いていて洒落のめしていても、ヤンデレ沼にはまっていたかもしれません苦笑
本編に比べると、ずっと短い話でしたが、VR並の感覚でお読み頂けたとのこと、とても嬉しかったです! 活字に幅を持たせてくださるのは、やはり読み手のかたの想像力ではないかと思っておりますので。
ナルは、もっと「更生」が必要かもしれないですね。そのためにも、気を抜かず頑張り続けてほしいものです、リゲイン片手に 笑
婚姻後、婚姻前など、いろいろと取り混ざっておりまして、その2人らしい「いちゃラブ」を目指して書いておりました。この2人だったら、こういうのもアリかな、などと思いながらお読み頂けるといいなぁと思っております。
本日も、お楽しみ頂けていると幸いです!
ふふっ。言い忘れ!
へなへなのへにょへにょ!
誰かナルにいつか言ってやって!って前作で思ってたんですけど、この時代にいろんな意味で飛び抜けた「子ども」がいませんでしたね~
代わりにいたのが泣き虫パパ。絶対に出てくる!と信じて待っていましたが、出番少なっ!出たら濃かったですけどね~笑
いろんな時代があって。いろんな女の子がいて。いろんな男の子がいて。誰かが泣いて、誰かが笑って。誰かは失敗して、誰かはうまく行く。ああ。そういうことか。そういうことなのね!
再びのお言葉ありがとうございます!
当時のナルたちは「問題のある子」と言われていたみたいですけれども 笑
フクロウ中にジョザイアから「いろいろ」とからかわれたのではないでしょうか。
この頃のガルベリーはザカリー系譜なので、ああいう系を受け継いでいる人がちょいちょい出てくることがあるようです 笑 ブラッドの兄のルイシヴァとエセルが似た雰囲気(兄弟や家族に弱い・情緒が激しい)だったり。ただウィリュアートンとも血が混ざっているため、フィランディはエセルの兄ということもありユージーン寄りです。話の内容には関係はないのですが、血統みたいなものを感じて頂けるといいなぁと思っておりました。
初作からお読み頂き、いろんなキャラクターを思い浮かべて頂けていれば、書き手としては、嬉しい限りでございます!
今回はナルか!ナルなのか!
リンクスと一緒に登場していた上に、リンクスのほうがいろいろ事情も抱え、出番もセリフも多かったし。性格的には描き甲斐がある感じでしたが。なんでしょうね。このお話終盤ではリンクスのほうが無難に感じる不思議。いや、リンクスが無難なんてハズがないんだけども!!
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まぁ、そういうわけで、今回は私的にはずいぶん盛り上がりました。実際には全然、いちゃいちゃしてないのに。笑
そして。第三者として二人を見ていて、ふと不思議だったのは。たとえ気持ちは双方ともに両思いであっても、こんなふうに過ごしてしまうとツライだけじゃないの?でした。そうか。だからこそ、告白って大事なのね!みたいな。気持ちがあればそれでいいじゃんって今までは思っていた気がします。敢えてそれを口に出さずとも身のうちにある気持ちは自然と行動も言葉も変えるからって。発想がなんか昭和の時代のおっさんみたいですよね。自分で言ってて情けない気持ちに。一応、反省はしようかな。もうすぐバレンタインですしね。そう言えば、昔、同級生の女の子たちが告白イベントに震えて過ごしていたあの頃。男の子以上にチョコレートもらっていたのが私でした。あの頃はまだ友チョコって概念はなかったのに。
ご感想を頂き、ありがとうございます。
実はウィリュアートンがまともな恋愛をしていたのが3世代目までとなっておりまして。その後は題材にするのが困難な感じだったりします 苦笑 リンクスは事情があるがゆえに早々に大人にならざるを得なかったので、ああいう雰囲気というところでしょうか。
この話は今まで流れとは少し違っていたかもしれません。恋愛にがっつり寄せた話が書きたいと思って書いておりましたので、いちゃいちゃしていないのに、というお言葉が非常に嬉しかったです! 恋愛風味が醸せていたかなぁと 笑 自分も主人公の女の子にはアレコレと思うところがあったりします。負けず嫌いや強気な子、足ばっかり引っ張ってしまう子、でも許せるっていうのがないと、うーん…となってしまいます。その「許せるところ」を書く時も考えているのですが……ほぼほぼ瀕死(笑)笑ってしまいました! 確かに即死ではなく瀕死でしたね。jasmin様に形容して頂いた内容に、自分も思わずうなずきました 笑
ですので、自分にもよろしくない性癖が……? いえ、よろしくなくはないでしょう 笑
言葉というのは不思議だと思うんですけど、行動が伴わなければ「単なる言葉」「言っただけ」になりますし、だからといって行動で示せば言葉は不要となるかと言えば「本当に自分が思っていることと相手が思っていることは一致しているのか」と不安になったり。やはり自分の言葉で相手に「こう思っている」というのを伝える必要はあると思っています。もちろん、その前後の行動次第で言葉が「言葉のまま」になる可能性もありますけれども。
逆にツンデレみたいに、一見、言葉と行動が矛盾していても、行動があればこそ、言葉の中に含まれる愛情が感じられ、心情的な部分をカバーできるのかなと。昔からある「嫌い嫌いも好きの内」みたいな感じです。(嫌い嫌いも大嫌い、な場合もあるので要注意ですが)
来月はバレンタインですね。以前は女の子から男の子に告白するイベントでしたが、今は性別にこだわりのないイベントになりましたね。会社でのバラマキ用チョコなども販売されているようですが……意外と喜ばれるようです 苦笑 友チョコもそうですが、告白or感謝というイベントになっているのですね。
完結を待って、一気に読んでしまいました。明日も仕事なのにね。(笑)
しかし、あのナルが大きくなって…。子供の頃はヤンチャではあっても、真っ直ぐなイメージだったのに、やはり普通では居られないのね。血かしら…
(リンクスは想像通りに成長していた。笑)
今回も楽しく読めた。
もう次が待ち遠しい。
少しだけ関係性がこんがらがり始めた。また、相関図?家系図?お願いします。
自分でも繋げて、書いてみようと思いますが、話毎に有ると助かります。おねだりばかりですいません。
次は誰なのだろう?
考えるのも楽しい。
ご感想を頂きまして、ありがとうございます。
完結待ちしてくださっての一気読み、とてもありがたいなぁと思っております。
なるはやで完結させているのですが(笑)忙しないかなという気持ちもありまして。
なので、完結待ちしてくださっている方がいらっしゃることに安心しました!
今回の話はいつもより短め(苦笑)ではありましたが、ご無理のない中でお読み頂ければと思いつつ、気にかけて頂いていることが嬉しくもあります。
ナルは気心の知れた相手とそうでない相手との差が激しいところがあるかもしれません。
仰っておられるように血のこともあるかと思います。王族系統らしくないと言いましょうか。
リンクスは、男系の直系なので揺らぎが少ないという(笑)
今回も、と仰って頂けて何よりでございます。次をお待ち頂けていることで、自分も次の投稿に対して頑張ろうと思えます。
家系図っぽいものは、近況ボードにしばしの猶予のあとに記載してまいります。
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