放蕩公爵と、いたいけ令嬢

たつみ

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放蕩公爵の愛ある日常 4

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みんなの感想(5件)

Jasmin
2023.01.19 Jasmin

ユージーンは遠くなりにけり。ギャモンテルの奇跡から300年ですか。ジョザイアの語り口が今までの登場人物の中で1番古風に感じました。今と明治の距離感くらいかな。「きみ」のせい?いい感じに低い穏やかな男声で「きみ」と言われるのはとてもイイと思います。ちなみに、私には目上でない男性を「きみ」と呼ぶ癖がありますがこれは不評です。女がやると生意気なんだって!
読むものリストの1番上まで来たのに私に悲愴感がないのは、続編があると確信していたからです。今までの作者さまの投稿パターンから察するに今週末くらいにはと予想していましたが、ちょうど今、通知来ました。わーい!怒涛の更新予定ありがとうございます。思わず通知見たせいで、さっき書いていた感想が全部吹っ飛んだので、気持ち新たに書き直しです。「おのれ!」
人ならざる者…ぼやっと受け止めれば災害級とか超ウルトラスーパーみたいな形容詞なんでしょうけど。人じゃないって言うなら何なんだ!って、この言葉が出てくる度に小声でツッコんでいます。ひどく残酷で非情で我欲まみれの人間に対して奮う力を人ならざると言うのであれば、むしろそれって褒め言葉じゃん!って。そして何故か北海道ヒグマのニュースも思い出します。人間が彼らの住環境を破壊したせいで人里に降りてきたヒグマを害獣駆除の名のもとに射殺。仕方ないと頭ではわかっていても、同じ人間であることが恥ずかしい気持ち。ごめんねごめんねごめんねって。逆に。人であるとはどういうことか。まさか、不当な仕打ちに泣き寝入りするのが人間の良さではないでしょう?人を裁く権利を持つが故に、人と同じにしたくなかった的なやつですかね?同じ人間に裁かれるのは我慢ならないが人じゃないなら仕方ないっていう。確かに人間らしいプライドではあります。
ずっと一緒にいたいと思うことが愛だった!に私も実はハッとしました。恋愛小説を読めばそこには愛の始まりが溢れています。じゃあ愛の終わりって何?とこのところずっと考えていました。愛であることがそもそも誤解だったのか、愛も消耗するのか、何かのきっかけで変質するのか、星の終わりのようにある日突然消失するのか。ハッとしただけで解はまだ得ていませんが。次の話に期待してみたり。
民言葉の字引は増えないんですかね。言葉って生き物ですからね。元は持ち込まれた現代日本語も300年飼えばだいぶ育つんじゃないかな。

2023.01.20 たつみ

ご感想を頂き、ありがとうございます。
ジョシュア(48既婚歴有)、ジェレミア(32未婚)、ジョザイア(35既婚歴有)と、比較的、ジョザイアはジョシュア寄りではありますが、最も「きみ」を呼びかけに使っている人です。言い方はアレですが経験値的にジョシュアほど洗練されてなく、でも苦い経験からジェレミアより落ち着いているという部分で明治期の紳士風になったのかもしれません 笑
ところで自分は社会人としてだと男女年下全員、それ以外ほぼ全員「きみ」使用です。成人後は両親に対してですら「きみ」を使っているので不評ということに驚きました。自分としては親しみを込めて使っていますが社会認知はされないものなのですね 苦笑
読むものリストまたひとつ増えまして、それを喜んで頂けて非常に嬉しく思っております!仰る通り、週末にと考えていたのですが、続編だったこともあって少し早目に投稿を開始させて頂いた次第です。「てゆーか、更新速過ぎだわ、おのれ」と思われるのではと不安になりつつの開始でしたので安心もいたしました!お書き頂いていたご感想を吹っ飛ばしてしまったのは申し訳なく、自分にとっても残念ではあるのですけど 苦笑
人は自分と異なる相手に対し、憧れたり憎んだり蔑んだりすることがあるように思います。良いほうに感じる場合もあれば、悪いほうに捉えることもあると言いましょうか。
そういう意味で「人ならざる者」というのは、ある種の差別と言えるかもしれません。自分たちとは違う「異端」ではあるけれども相手が強者なので、その言葉によって「隔離」している、みたいな感じでしょうか。「あいつは人ならざる者だから」と自分たちの領域から弾き出しているという。これはJasmin様の仰っておられる「人間らしいプライド」という部分かと思います。
愛というのは恋とは違って様々な形のものがあるからか、定義したり解を見出すのが難しい感情だと思っております。自分としても、なかなかに難しい命題だったりします。
民言葉自体は普及とともに独自の発展をしている可能性はありますが、字引は、なかなか増えません。というのも「編纂者がいない」からです 笑
いつもJasmin様のご感想を読ませて頂きながら、自分もあれこれと考えるきっかけを与えて頂いていることに感謝しております!

解除
ひろすけ
2023.01.17 ひろすけ

完結お疲れ様でした。
完結を待って一気に読ませていただきました。

なんと深くて静かな愛のお話でした。
愛においてはですよ、、。
お屋敷を吹き飛ばしたりなんかしていますがね。

ステキなお話でした。
久々の私のなかでのヒット作‼️

つぎのお話も楽しみにしています。

2023.01.17 たつみ

ご感想を頂きまして、ありがとうございます。
完結をお待ち頂いての一気読み、非常にありがたく、嬉しく感じております!
そして、完結待ちいてくださるかたがいらして、ホッとしております。
長い話なのに2日くらいで完結済みにしてしまうので、少々、忙しないかなぁと、実は心配していたりするので 苦笑
主人公がああいう感じなので、ぶわっと燃えるような…という感じではありませんが、静かな愛と評して頂けて良かったと思っております。
行動はちょっとアレだったりするところもありますが。
久々のヒットと仰って頂けるほど楽しんで頂けたことがなによりです!
次は、この話の続編ですので、もしよろしければ引き続きおつきあい頂けると嬉しいです。

解除
リューヌ
2023.01.16 リューヌ

完結おめでとうございます㊗️
続きが気になって、一気に読ませて頂きました。終わってしまったことが残念です。
結局シェルニティに呪いをかけた人は誰だったのかが気になりました。

まだまだジョザイアとシェルニティのその後やアリスの本来の姿を知った時のシェルニティ、アリスやリカやリンクスの関係などもっと読んでみたかったと思いました。

番外編やスピンオフのような形で書いて頂きたいです。
次回作も楽しみにしています。

2023.01.16 たつみ

ご感想を頂き、ありがとうございます。
続きが気になる、というお言葉は、本当に嬉しいものです! 同時に終わるのが残念と仰って頂けたことに喜んでおります♪
この話においては、犯人はさほど重要ではないので突き詰めて書いていないのですが、脇キャラクターとともに、気にかけて頂けてありがたいなぁと思っております。
主人公の成長し切れていない部分も感じて頂けていて、その後を想像してくださったりしているのではないかなぁと、勝手ながらも嬉しく感じています。
今週中に投稿予定の次作は、この話の続編です。
もしよろしければ、おつきあい頂けますと、幸いです。

解除

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