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2章
12話
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視線の先には、その場にへたり込み、体を大きく震わせて涙を流している赤崎の姿があった。
普段から終始不機嫌な面持ちでいる彼女から想像出来ない、弱々しい表情を浮かべていた。今まで見たことなかった光景に驚きが隠せずにいられなかった霧本は、片膝を着き、彼女の肩を強く揺さぶらせる。
「姉さんっ!! どうしたの、ねぇっ!?」
「あ……あぁ……っ」
歯と歯がぶつかりあい、カチカチと打ち鳴らし、十分な返事が出来ないようだった。
何故、赤崎だけで自分には何もないのだろうか。いや、自分だけじゃない。
霧本は視線を赤崎から倒れている人達へと向ける。
やはりそうだ。倒れているのは、女性だけだ。
女は同性にのみ影響を及ぼす何かを発し、気を失わせてしまったのだろう。だが、そんな事は可能なのか。以前、対峙した山姥は自分と雪霧に対して圧力をかけてきた。特定の人物に気を失わせられるような圧力を、女は出来るというのか。
「何をしたのっ!? サヤ姉さんは何も悪い事なんてしてないでしょうっ!!」
「いいや、したね。あたいの男を取ろうとしてるのさ」
男? 赤崎が女と同年代くらいの男性と親しい関係になるという事は殆ど無いだろう。高校入学するまで、外の交友関係を全て絶っていたのだ。そう考えると、やはり酒呑童子か。
「酒呑童子さんの事!?」
「あんたも知ってんだね? そいつ、あたいの男を唆しているんだよ。人間風情が、鬼をだ!!」
女の激昂により、近くの店のガラスが大きく揺さぶられる。今にも割れてしまいそうな振動に、霧本は予想出来ない女の行動を警戒しながら、へたり込む赤崎を半ば無理矢理立ち上がらせる。
「それでこんな事する理由にはならないよっ!!」
「いいや、なるね。あたいの気分が晴れる」
「それだけで……」
気が晴れる、という理由だけで人間の女性の意識を恐怖で奪ってしまったのか。
山姥も私利私欲に動いていたが、彼女の場合はまた別だ。自分が気に入らないものがあれば、自身が持つ脅威を、相手を選ばずばら撒き、女性の意識を奪い、赤崎までこのような状態にまでさせてしまう。赤崎が気を失う事がなかったのはおそらく、意図的なものなのだろう。
「そいつをあたいに渡しな。そうしたら、あんたは見逃してあげる」
顎で赤崎を差し、笑みを深める。
霧本は女の視界に入らないように一歩前に出、顔を顰めさせた。
「.渡して……どうするつもりなの?」
「んー、話し合い」
嘘だ。赤崎に恐怖を与える者が言葉通りに話し合いをする筈がない。今よりも更なる恐怖を植え付けた上で、赤崎の命を奪ってしまうだろう。山姥と同じだ。人間を殺すのに、胸を痛めるどころか高鳴らせる節がある。危険すぎる。
「なら……渡せないよっ!!」
霧本は赤崎の手を掴み、来た道を逆走する。
逃げた事により、怒号が聞こえてくると思ったが、そういうのはなく。集団昏睡による喧噪のみが聞こえてくるのみだった。走りながら、後方を振り返ると、女が追ってくる事なく、真っ直ぐこちらを見据えているのが見えた。人間の足なら、いつでも追いつくことが出来るという意思表示なのかもしれない。だが、ここ周辺の地理なら負けない。建造物で酷く入り組んだ街だ。地方から来た者なら、周辺の把握に時間が掛かる。
すれ違う人とぶつかりながらも進む。たとえ、距離を取ったとしても、女の視界に入っていたら意味がない。身体能力で劣る分、翻弄しなければ、死の道へと一直線だ。
ぶつかり、文句が飛び交う霧本は謝罪もせず、突き進む。人に謝罪するよりも、自分の身の方が大切だ。それ以上に、赤崎の身の安全を確保しなければならない。
あの妖怪が狙っているのは、酒呑童子と関わりの深い赤崎だ。態度からして、単なる鬼の
仲間ではなく、恋人かなにかだろうか。だからこそ、恋人を奪った人間という認識を抱いているのかもしれない。どちらにしろ、憎しみは半端なものではない。
先程から、赤崎の手が非常に重い。だが、無理もない。本来、その場から一歩も動けない状態だったところを無理矢理連れて走ったのだ。幾つかのひと通りの少ない路地裏に来た所で立ち止まり、乱れた息を整えつつ、赤崎を振り返る。
「サヤ姉さん……大丈夫……?」
「けほっ……え、えぇ……」
霧本の手を振り払うような事はせず、手を膝につけ、数回咳き込む。
「ここまで来れば……大丈夫だと、思う……」
確実だとは言えないが、おそらく大丈夫な筈だ。何度も角を曲がり、自分でも把握出来ない場所にまで来た。それでも、ある程度戻れば、何処へ行けばいいのか分かるので、完全に道に迷うような事はない。女は初めてこの街に来たのならば、ここにはそうそう来れないだろう。
「しばらくしたら、佐野さんとこに行こう。雪霧さんに助けてもらう」
山姥に勝てた雪霧ならば、同じ鬼であるあの女にも対抗出来る筈、頼らず、逃げ続ければ他に被害に会いかねない。それに、移動する際にも、公共機関を使う訳にもいかない。女に見つかれば、何の躊躇いもなく破壊されてしまう。
自分達が入ってきた道を除けば、三つの道が示された十字となっている。この辺りの道が分からない現状で、何処を曲がっても未知数だ。下手に歩いて、女以外の敵と出会ってしまう危険性を兼ね備えている為、慎重に動くしかない。
「……歩くしかないね。いける? サヤ姉さん」
「……大丈夫、いける」
赤崎は血色の悪い顔でゆっくり頷く。出来るなら、完全に体調が元に戻るのを待った方が素早く動けるのだが、そこまで待っていられない。同じ場所でいつまでも居座っていると、いくら地の利が皆無であっても、見つかってしまう可能性が出てくる。
「皆が居れば、なんとか……」
妖怪が絡めば、自分に解決する術などない。十分な喧嘩など出来ない為、同じ人間相手でも難しい。非力な中学生がどうこう出来る次元ではない時点で、自分が出来る事は幼馴染みを少しでも早く安全な場所へと連れていく事だ。
「誰がいれば、だって?」
だが、赤崎とは違う女性の声によって、霧本の試みが一瞬にして消え失せた。
脅威の存在に気付いた赤崎が、唯でさえ血色の悪い顔を更に青ざめさせていく。握った手から伝わる恐怖の震えを全身に感じる。束の間の休息を、地獄のひと時へと変えてしまう存在程、悍しいものはない。
「そんな……なんで……っ?」
女は路地裏の十字の中心で、霧本の進行を阻むように立ち塞がる。
「小娘の気配なんて、忘れるわけないだろ?」
霧本ではなく、後ろに居る赤崎へと視線を向け、目を細めさせる。
「はっ……あぁぁ……っ!!」
女の殺意の込められた視線に、赤崎は悲痛の悲鳴を上げ、膝から崩れ落ちる。
「サヤ姉さんっ!」
霧本は片膝をつき、彼女の顔を覗き込む。彼女はこちらに目もくれず、女の目線を合わせ続ける。恐怖の対象である存在ならば、すかさず目を逸らすものだ。しかし、女の眼は、それすらも許さない絶対的で傲慢なものなのだろう。
焦点が合わず、小刻みに揺れる赤崎の眼は少しずつ上ずっていき、体が大きく傾く。
「やめろっ!!」
霧本は赤崎を抱き寄せると、女と目を合わせないように自らの体を盾にし、女を睨みつける。
その行動に、女は片眉を上げ、感心するように数回頷く。
「ほう、小娘を護ろうっての。威勢が良いね」
けど、と続け、
「人間如きがあたいに何しようって言うんだい?」
一回の瞬きで女と霧本の間合いが半分にまで縮まる。
「もう一度言うよ。その小娘を寄越しな」
もう一度、瞬きをすれば間合いが無くなってしまう、という緊張に、霧本の体は強張る。
赤崎を引き渡せば、自分の命は助かる。しかし、彼女を失えば、この先の人生は後悔のみが伸し掛かったものとなる。そうなるくらいならば、一度だけの無謀を試みる方が何倍も良い
「嫌だ。サヤ姉さんは渡さない」
「はぁ……あんた、それを何と言うのか分かるかい?」
瞬きをしていないのにも関わらず、女との間合いが一瞬して零になっていた。人間の視力では到底追う事の出来ない速度に、女と山姥の姿が重なり、全身に悪寒が走る。
「命知らずって言うんだよ」
だが、逃げてはならない。幼馴染みを襲う者なら、誰であろうと、敵だ。
「どうでもいいよ……そんなことっ!!」
霧本は自分よりも背の高い女を睨み、叫ぶ。
普段から終始不機嫌な面持ちでいる彼女から想像出来ない、弱々しい表情を浮かべていた。今まで見たことなかった光景に驚きが隠せずにいられなかった霧本は、片膝を着き、彼女の肩を強く揺さぶらせる。
「姉さんっ!! どうしたの、ねぇっ!?」
「あ……あぁ……っ」
歯と歯がぶつかりあい、カチカチと打ち鳴らし、十分な返事が出来ないようだった。
何故、赤崎だけで自分には何もないのだろうか。いや、自分だけじゃない。
霧本は視線を赤崎から倒れている人達へと向ける。
やはりそうだ。倒れているのは、女性だけだ。
女は同性にのみ影響を及ぼす何かを発し、気を失わせてしまったのだろう。だが、そんな事は可能なのか。以前、対峙した山姥は自分と雪霧に対して圧力をかけてきた。特定の人物に気を失わせられるような圧力を、女は出来るというのか。
「何をしたのっ!? サヤ姉さんは何も悪い事なんてしてないでしょうっ!!」
「いいや、したね。あたいの男を取ろうとしてるのさ」
男? 赤崎が女と同年代くらいの男性と親しい関係になるという事は殆ど無いだろう。高校入学するまで、外の交友関係を全て絶っていたのだ。そう考えると、やはり酒呑童子か。
「酒呑童子さんの事!?」
「あんたも知ってんだね? そいつ、あたいの男を唆しているんだよ。人間風情が、鬼をだ!!」
女の激昂により、近くの店のガラスが大きく揺さぶられる。今にも割れてしまいそうな振動に、霧本は予想出来ない女の行動を警戒しながら、へたり込む赤崎を半ば無理矢理立ち上がらせる。
「それでこんな事する理由にはならないよっ!!」
「いいや、なるね。あたいの気分が晴れる」
「それだけで……」
気が晴れる、という理由だけで人間の女性の意識を恐怖で奪ってしまったのか。
山姥も私利私欲に動いていたが、彼女の場合はまた別だ。自分が気に入らないものがあれば、自身が持つ脅威を、相手を選ばずばら撒き、女性の意識を奪い、赤崎までこのような状態にまでさせてしまう。赤崎が気を失う事がなかったのはおそらく、意図的なものなのだろう。
「そいつをあたいに渡しな。そうしたら、あんたは見逃してあげる」
顎で赤崎を差し、笑みを深める。
霧本は女の視界に入らないように一歩前に出、顔を顰めさせた。
「.渡して……どうするつもりなの?」
「んー、話し合い」
嘘だ。赤崎に恐怖を与える者が言葉通りに話し合いをする筈がない。今よりも更なる恐怖を植え付けた上で、赤崎の命を奪ってしまうだろう。山姥と同じだ。人間を殺すのに、胸を痛めるどころか高鳴らせる節がある。危険すぎる。
「なら……渡せないよっ!!」
霧本は赤崎の手を掴み、来た道を逆走する。
逃げた事により、怒号が聞こえてくると思ったが、そういうのはなく。集団昏睡による喧噪のみが聞こえてくるのみだった。走りながら、後方を振り返ると、女が追ってくる事なく、真っ直ぐこちらを見据えているのが見えた。人間の足なら、いつでも追いつくことが出来るという意思表示なのかもしれない。だが、ここ周辺の地理なら負けない。建造物で酷く入り組んだ街だ。地方から来た者なら、周辺の把握に時間が掛かる。
すれ違う人とぶつかりながらも進む。たとえ、距離を取ったとしても、女の視界に入っていたら意味がない。身体能力で劣る分、翻弄しなければ、死の道へと一直線だ。
ぶつかり、文句が飛び交う霧本は謝罪もせず、突き進む。人に謝罪するよりも、自分の身の方が大切だ。それ以上に、赤崎の身の安全を確保しなければならない。
あの妖怪が狙っているのは、酒呑童子と関わりの深い赤崎だ。態度からして、単なる鬼の
仲間ではなく、恋人かなにかだろうか。だからこそ、恋人を奪った人間という認識を抱いているのかもしれない。どちらにしろ、憎しみは半端なものではない。
先程から、赤崎の手が非常に重い。だが、無理もない。本来、その場から一歩も動けない状態だったところを無理矢理連れて走ったのだ。幾つかのひと通りの少ない路地裏に来た所で立ち止まり、乱れた息を整えつつ、赤崎を振り返る。
「サヤ姉さん……大丈夫……?」
「けほっ……え、えぇ……」
霧本の手を振り払うような事はせず、手を膝につけ、数回咳き込む。
「ここまで来れば……大丈夫だと、思う……」
確実だとは言えないが、おそらく大丈夫な筈だ。何度も角を曲がり、自分でも把握出来ない場所にまで来た。それでも、ある程度戻れば、何処へ行けばいいのか分かるので、完全に道に迷うような事はない。女は初めてこの街に来たのならば、ここにはそうそう来れないだろう。
「しばらくしたら、佐野さんとこに行こう。雪霧さんに助けてもらう」
山姥に勝てた雪霧ならば、同じ鬼であるあの女にも対抗出来る筈、頼らず、逃げ続ければ他に被害に会いかねない。それに、移動する際にも、公共機関を使う訳にもいかない。女に見つかれば、何の躊躇いもなく破壊されてしまう。
自分達が入ってきた道を除けば、三つの道が示された十字となっている。この辺りの道が分からない現状で、何処を曲がっても未知数だ。下手に歩いて、女以外の敵と出会ってしまう危険性を兼ね備えている為、慎重に動くしかない。
「……歩くしかないね。いける? サヤ姉さん」
「……大丈夫、いける」
赤崎は血色の悪い顔でゆっくり頷く。出来るなら、完全に体調が元に戻るのを待った方が素早く動けるのだが、そこまで待っていられない。同じ場所でいつまでも居座っていると、いくら地の利が皆無であっても、見つかってしまう可能性が出てくる。
「皆が居れば、なんとか……」
妖怪が絡めば、自分に解決する術などない。十分な喧嘩など出来ない為、同じ人間相手でも難しい。非力な中学生がどうこう出来る次元ではない時点で、自分が出来る事は幼馴染みを少しでも早く安全な場所へと連れていく事だ。
「誰がいれば、だって?」
だが、赤崎とは違う女性の声によって、霧本の試みが一瞬にして消え失せた。
脅威の存在に気付いた赤崎が、唯でさえ血色の悪い顔を更に青ざめさせていく。握った手から伝わる恐怖の震えを全身に感じる。束の間の休息を、地獄のひと時へと変えてしまう存在程、悍しいものはない。
「そんな……なんで……っ?」
女は路地裏の十字の中心で、霧本の進行を阻むように立ち塞がる。
「小娘の気配なんて、忘れるわけないだろ?」
霧本ではなく、後ろに居る赤崎へと視線を向け、目を細めさせる。
「はっ……あぁぁ……っ!!」
女の殺意の込められた視線に、赤崎は悲痛の悲鳴を上げ、膝から崩れ落ちる。
「サヤ姉さんっ!」
霧本は片膝をつき、彼女の顔を覗き込む。彼女はこちらに目もくれず、女の目線を合わせ続ける。恐怖の対象である存在ならば、すかさず目を逸らすものだ。しかし、女の眼は、それすらも許さない絶対的で傲慢なものなのだろう。
焦点が合わず、小刻みに揺れる赤崎の眼は少しずつ上ずっていき、体が大きく傾く。
「やめろっ!!」
霧本は赤崎を抱き寄せると、女と目を合わせないように自らの体を盾にし、女を睨みつける。
その行動に、女は片眉を上げ、感心するように数回頷く。
「ほう、小娘を護ろうっての。威勢が良いね」
けど、と続け、
「人間如きがあたいに何しようって言うんだい?」
一回の瞬きで女と霧本の間合いが半分にまで縮まる。
「もう一度言うよ。その小娘を寄越しな」
もう一度、瞬きをすれば間合いが無くなってしまう、という緊張に、霧本の体は強張る。
赤崎を引き渡せば、自分の命は助かる。しかし、彼女を失えば、この先の人生は後悔のみが伸し掛かったものとなる。そうなるくらいならば、一度だけの無謀を試みる方が何倍も良い
「嫌だ。サヤ姉さんは渡さない」
「はぁ……あんた、それを何と言うのか分かるかい?」
瞬きをしていないのにも関わらず、女との間合いが一瞬して零になっていた。人間の視力では到底追う事の出来ない速度に、女と山姥の姿が重なり、全身に悪寒が走る。
「命知らずって言うんだよ」
だが、逃げてはならない。幼馴染みを襲う者なら、誰であろうと、敵だ。
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