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第2章
第38話 餞別は?
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渡した籠手を手にしたまま、ガル達は完全に固まってしまう。
ただの籠手に、何を驚くことがあるのだろうか?
「もしかして…籠手なんかの防具も、使わないのか?」
ガルは、顔を上げてこちらを見ると、何かを喋ろうと口を開いているようなのだが、パクパクと開け閉めするだけで声が出ていない。
よく耳をすませば、ミス?水?何か呟いているのが分かった?
「…ん?どうし…ミス?ミスってなん…」
「「ミスリーール!!!!」」
いきなり大声を出されて驚いた。
ガルは、そのまま籠手を抱え上げ、御者台から飛び降りてくるが、ギルは天を仰いで固まってしまった。
「つ、強き者よ!!これが何か分かっておるのか!?ミスリル製の装具だぞ!?」
今までの喋り方が嘘のように、まくしたてるように言葉を続けるガルに、驚くと同時に圧倒されてしまう。
2mを超える体躯で、しかも二足歩行の狼が口を開けて迫ってくるのは、流石に肝が冷える…
知らない相手だったら、反射的に攻撃してしまうぞ…?
「待て、落ち着…」
「ミスリル製だぞ!落ち着けるわけがなかろう!!」
ガルの体毛が興奮の為か全て逆立ち、更に体が大きく見える。
「強き者よ!いくらなんでもこれは受け取れぬ!!か、返すぞ!!」
ガルはそう言って、持っていた籠手をこちらに押しつけるように差し出してくる。
実際には、当たらないギリギリのところを見極めて止めてくれているようなんだが、圧がすごい…
仕方なく籠手を受け取ると、ガルも少し落ち着いてくれたようで、逆立っていた毛がゆっくりと寝ていく。
ミスリルなんて、ファンタジー作品の中じゃよく出てくるものではあるが、現実になるものじゃないから、見たとしても分かるわけがないよな…
「ねぇ…狼さん…いらないって?」
拒否されたからなのか、微妙に優子のテンションが下がってしまった。
わざわざ持って来てくれたんだし、どうにか受け取らせたいものだが…
「ちょっと待ってな。少し考える。」
籠手の表面に配置された金属プレートを、コンコンと叩きながら、ナビさんに聞いてみることにした。
(ナビさん。ミスリルってやっぱり希少なものなのか?)
『回答提示。原料となる鉱物資源は、鉄鉱石内に魔素を多く取り込んだ魔鉄鉱石であり、希少度は地球の鉱物資源と比較するなら、チタンやタングステンと同等程度になります。
ただし、ミスリルの精錬には、錬金術の知識と技術が必要になる為、精錬後のミスリル鋼の価値は、魔鉄鉱石の数万倍から数十万倍になります。』
おう…さすがは魔法金属…そんな高価なものを、籠手の全体を覆うように配置してるんだから、この籠手の価値は相当なものだろう。
でも…俺らが持ってても使い道がない…
そんなに高価なものを売ったりしたら、それこそ目立つことになるからね…
(ナビさん。籠手の見た目をどうにかする方法ってないか?普通に見ただけじゃ、ミスリル製って分からないようにしたりとかさ。)
『情報提示。手持ちの素材により、ミスリルスケイルガントレットの表面を偽装することが可能です。実施しますか?』
見た目がミスリルっぽくなければ、売ることはできなくても、使う分には問題無いだろう?
思った通り、ナビさんに任せれば偽装も出来るみたいだしね。
(ナビさん。何で偽装するつもりなんだ?)
『情報提示。選定条件は以下の通り。ミスリルの希少価値以下の物質であること。使用時の脱落を防ぐ為、ある程度の強度があること。これらを踏まえ、陸草鰐の甲皮もしくは、多頭鰐の甲皮を選択肢として提示します。』
ナビさんが選択肢として挙げてくれたのは、鰐の皮だった。
それなら、現状のストックは十分以上にあるものだし…どちらを使っても気にもならない。
(ナビさん。今のものと見た目が近くなるのはどっち?)
『情報提示。ミスリルスケイルガントレットの表面構造に近い造形は、多頭鰐の甲皮です。』
(ならそっちを使ってくれ。)
『要請受諾。ミスリルスケイルガントレットをストレージリング内に収納して下さい。』
俺は籠手をストレージリングに一度収納し、ナビさんの提案を実行することにした。
「え?しまっちゃうの?」
何も言わずにストレージリングに収納したので、優子が悲しそうに聞いてくる。
「いいから、少し待ってて。」
(ナビさん。宜しくね。)
『要請受諾。ミスリルスケイルガントレット、固有名なし、の偽装を開始します。経過報告を行いますか?』
(しなくていい。あ、もし着色できるなら、元の色合いに似せて欲しいな。)
『要請受諾。多頭鰐の甲皮を染色するためには、快速蜘蛛の体液、旅する魔樹大老の実、多頭鰐の眼球を使用しますが、宜しいですか?』
(問題ない。やってくれ。)
多分優子が選んだ基準が、大きさと色だと思い、駄目元で聞いた染色も、問題なく出来ると言ってくれた。
つくづく、ナビさんは万能だと思う。
『作業報告。ミスリルスケイルガントレットの偽装並びに、染色が完了しました。』
そして早い…
ただの籠手に、何を驚くことがあるのだろうか?
「もしかして…籠手なんかの防具も、使わないのか?」
ガルは、顔を上げてこちらを見ると、何かを喋ろうと口を開いているようなのだが、パクパクと開け閉めするだけで声が出ていない。
よく耳をすませば、ミス?水?何か呟いているのが分かった?
「…ん?どうし…ミス?ミスってなん…」
「「ミスリーール!!!!」」
いきなり大声を出されて驚いた。
ガルは、そのまま籠手を抱え上げ、御者台から飛び降りてくるが、ギルは天を仰いで固まってしまった。
「つ、強き者よ!!これが何か分かっておるのか!?ミスリル製の装具だぞ!?」
今までの喋り方が嘘のように、まくしたてるように言葉を続けるガルに、驚くと同時に圧倒されてしまう。
2mを超える体躯で、しかも二足歩行の狼が口を開けて迫ってくるのは、流石に肝が冷える…
知らない相手だったら、反射的に攻撃してしまうぞ…?
「待て、落ち着…」
「ミスリル製だぞ!落ち着けるわけがなかろう!!」
ガルの体毛が興奮の為か全て逆立ち、更に体が大きく見える。
「強き者よ!いくらなんでもこれは受け取れぬ!!か、返すぞ!!」
ガルはそう言って、持っていた籠手をこちらに押しつけるように差し出してくる。
実際には、当たらないギリギリのところを見極めて止めてくれているようなんだが、圧がすごい…
仕方なく籠手を受け取ると、ガルも少し落ち着いてくれたようで、逆立っていた毛がゆっくりと寝ていく。
ミスリルなんて、ファンタジー作品の中じゃよく出てくるものではあるが、現実になるものじゃないから、見たとしても分かるわけがないよな…
「ねぇ…狼さん…いらないって?」
拒否されたからなのか、微妙に優子のテンションが下がってしまった。
わざわざ持って来てくれたんだし、どうにか受け取らせたいものだが…
「ちょっと待ってな。少し考える。」
籠手の表面に配置された金属プレートを、コンコンと叩きながら、ナビさんに聞いてみることにした。
(ナビさん。ミスリルってやっぱり希少なものなのか?)
『回答提示。原料となる鉱物資源は、鉄鉱石内に魔素を多く取り込んだ魔鉄鉱石であり、希少度は地球の鉱物資源と比較するなら、チタンやタングステンと同等程度になります。
ただし、ミスリルの精錬には、錬金術の知識と技術が必要になる為、精錬後のミスリル鋼の価値は、魔鉄鉱石の数万倍から数十万倍になります。』
おう…さすがは魔法金属…そんな高価なものを、籠手の全体を覆うように配置してるんだから、この籠手の価値は相当なものだろう。
でも…俺らが持ってても使い道がない…
そんなに高価なものを売ったりしたら、それこそ目立つことになるからね…
(ナビさん。籠手の見た目をどうにかする方法ってないか?普通に見ただけじゃ、ミスリル製って分からないようにしたりとかさ。)
『情報提示。手持ちの素材により、ミスリルスケイルガントレットの表面を偽装することが可能です。実施しますか?』
見た目がミスリルっぽくなければ、売ることはできなくても、使う分には問題無いだろう?
思った通り、ナビさんに任せれば偽装も出来るみたいだしね。
(ナビさん。何で偽装するつもりなんだ?)
『情報提示。選定条件は以下の通り。ミスリルの希少価値以下の物質であること。使用時の脱落を防ぐ為、ある程度の強度があること。これらを踏まえ、陸草鰐の甲皮もしくは、多頭鰐の甲皮を選択肢として提示します。』
ナビさんが選択肢として挙げてくれたのは、鰐の皮だった。
それなら、現状のストックは十分以上にあるものだし…どちらを使っても気にもならない。
(ナビさん。今のものと見た目が近くなるのはどっち?)
『情報提示。ミスリルスケイルガントレットの表面構造に近い造形は、多頭鰐の甲皮です。』
(ならそっちを使ってくれ。)
『要請受諾。ミスリルスケイルガントレットをストレージリング内に収納して下さい。』
俺は籠手をストレージリングに一度収納し、ナビさんの提案を実行することにした。
「え?しまっちゃうの?」
何も言わずにストレージリングに収納したので、優子が悲しそうに聞いてくる。
「いいから、少し待ってて。」
(ナビさん。宜しくね。)
『要請受諾。ミスリルスケイルガントレット、固有名なし、の偽装を開始します。経過報告を行いますか?』
(しなくていい。あ、もし着色できるなら、元の色合いに似せて欲しいな。)
『要請受諾。多頭鰐の甲皮を染色するためには、快速蜘蛛の体液、旅する魔樹大老の実、多頭鰐の眼球を使用しますが、宜しいですか?』
(問題ない。やってくれ。)
多分優子が選んだ基準が、大きさと色だと思い、駄目元で聞いた染色も、問題なく出来ると言ってくれた。
つくづく、ナビさんは万能だと思う。
『作業報告。ミスリルスケイルガントレットの偽装並びに、染色が完了しました。』
そして早い…
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