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下品がうつる
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次の日の朝、少し早めに山根さんと一緒に営業部にマコさんが来てくれた。
マコさんは私がプレゼントしたぽんちゃんのブローチをペンケースに付けてくれていた。
「めぐちゃん、これありがとう。ぽんちゃんに見せたらすっごく喜んでたの。このペンケースに付けていたら仕事中もこのぽんちゃんに癒されるからすごくありがたいよ。」
「いえいえ、今度山根さんのブルちゃんも追加しますね。楽しみですね。」
「本当だ。二匹揃ったら可愛いだろうなあ。今からすごく楽しみだよ。」
社会に出て、こんなに優しくて綺麗で心の澄み切った先輩に会えるなんて、私幸せ者だ。
「あれ?めぐちゃんその指輪左手の薬指って事は…。」
「ああ、婚約者に会社に付けて行った方が良いって言われたんです。仕事中はいらないかなって思ってたんですけど一応そう言われたから。」
「ああ、分かる。絶対しておいた方が良いよ。昨日の食堂と言い、この環境はめぐちゃん可愛いから危ないよ。婚約者さんの気持ち私凄く分る。」マコさんは真剣に頷いている。
私の婚約者の気持ちより山根さんの気持ちに気づいた方が良い気がするけど、お二人のペースがあるだろうから余計な事は言わないでおこう。
そう考えていたら嫌な声が後ろから響いた。
「ちょっと~、お二人仕事中に私語ですかあ?良い身分ですよね~、またおしゃれがうんぬん言ってるんでしょ?瑠美のことのけ者しておいてひどい人たちですよね。」
「おはようございます。近藤さん、まだ今は始業前ですよ。」
「またあなたはそうやって私に突っかかる。私の事うざい先輩って思ってるんでしょ?」
先輩とは思ってません。
突っかかってくるのはそちらです。
って言ったら口から火を出して暴れまわりそうだな。
怖いもの見たさで言ってみようか、どうしようか?うざいって思っているのは事実だし。
「あっれ~?マコ先輩なにこのぶっさいくなマスコット?え~これ犬?ブタかなあ。」
私が良からぬことを考えている間に近藤さんがマコさんのペンケースに付けているブローチを見つけた。
「これはフレンチブルドックです。めぐちゃんに作ってもらったの。けど、瑠美ちゃんに関係ないでしょ。」
「あーあ、マコ先輩こんなの連れて散歩してるんですか?かなり受けるんですけど。ああ、住んでるところがしょぼい地域だからこんな犬がウヨウヨ居るんでしょうね。良かったですね悪目立ちしなくて。ほんと良い趣味してますよ。」
「始業時間すぎたから業務の引継ぎします。瑠美ちゃん用事がないならもういいかな?」
「はいはい。やっぱり私はのけ者なんですね。のけ者の瑠美は退散しますよ~。」
そういって近藤さんはどこかに消えてしまった。
フレンチブルちゃんって高額だよね。近藤さん知らないのかな?
まあ、何でもいいか。
その日の食堂にまた出没しました。
はい、近藤瑠美さんです。
私とマコさん、隣に山根さんが居てくれました。
山根さんはいつも通りすぐに食べ終えて本を読んでいたので本で隠れて近藤さんからは誰か分からない状態だったみたい。
スイーツの作り方をマコさんと教え合っている間に乱入してきました。
「わあ!ぐうぜ~ん!二人今は食堂使ってるんだ~。瑠美もご一緒したいなあ~。マコ先輩いいですよね~?」
この人毎回何がしたいんだろう?そして業務中はほぼ見ないのはなんでなんだろう?
新製品が出ているから学習会とかあるのにそれにも最後の方しかいないんだよね。
この会社こんな野放しで大丈夫なんだろうか?
「あの…私とマコさん今お菓子作りの話しているんです。近藤さん分かるんですか?」
「ああ、お菓子ね。馬鹿にしないでよね。私今まで色々贈り物で食べてきたから舌は肥えてるの。そちらのマコ先輩みたいな貧乏舌じゃないから貧相な節約スイーツの話だったらついていけないかも~。で、マコ先輩今、どこに住んでるんですか?
家賃は?
犬の餌代もあるから節約しなくちゃいけないですよね~。義明と生活していてあれだけ冴えない外見になってたって事は実家にでも仕送りしてるんですか?も、もしかして…借金抱えてるとか?ああ~瑠美マコ先輩が心配ですう。だから、瑠美にマコ先輩の暮らし教えてください~。元カレの義明も心配してるみたいなんですよ~。」
「あ、一気に色々聞いちゃった。情報量多すぎました。じゃあ、借金の有無教えてください!」
マコさんの顔が引きつっている。
何から言えばいいか今頭の中で整理してそうだ。
勝手に借金ある設定にするなんて近藤さん想像力豊かを通り越して妄想癖になってるよ。
「おい。」くぐもった低い声がした。あ、山根さんすごく怒ってる。
「はあ?誰よ今の声。」
「俺だ。さっきから下品な話一方的にされて気持ち悪いんだよ。」
「げ、山根じゃん。きもい。」
「お前の方がよっぽど気色悪い。俺たちの昼食の時間をその下品な話で邪魔するな。下品がうつる。」
「し、失礼ね。私は下品じゃないわよ。馬鹿じゃないの。」
そう言いながら近藤さんは周りを見渡した。
味方になる人がいないか見定めるためだろう。けど、周囲に居た社員たちはみんな困惑した目で近藤さんを見ている。
そりゃそうだよね。捲し立てるみたいにマコさんい喰ってかかって、明らかに異常だもん。
流石の近藤さんもその冷たい視線合気づいたみたい。ああ、良かったこの会社にも常識的な人居たんだ。
「な、何よ。変な目で見ないでよ。もういい!」そう言って近藤さんは食堂から出て行った。
近藤さんって何であんなにマコさんに執着するんだろう。
恩はあっても仇はないと思うんだけど。
そういえば…さっき元カレの義明がどうって言ってたな。
義明って誰だろう?マコさんとお付き合いしていた人と近藤さんの間に何かあったのかな?
ん?義明?もしかして田所さん?田所さんの下の名前ヨシアキだったような…。
「めぐちゃん、山根君、ごめんね。私と一緒に居たら騒々しくて嫌になるでしょ?」
「「そんなことないです!」」
山根さんとセリフが被った。
「平井さん何も悪くないじゃないですか。あの近藤が異常なんです。」
「そうですよ。近藤さん妄想癖凄すぎます。相手にしていたら身が持ちませんよ。」
「二人とも、ごめんね。本当にありがとう…。」マコさんが涙目になっていた。
何でこんな素敵な人がこんな苦労をしないといけないんだろう。
「大丈夫です。私も山根さんもマコさんの事大好きです。ずっと一緒です。ね、山根さん。」
「ん?あ、ああ。」山根さん顔が真っ赤です。けどマコさん全然気が付いてない。
「私たちがつているから大丈夫ですからね。私たちがマコさんと一緒に居たくているんです。迷惑なんて一つもありません。」
「…。ありがとう。ありがとう。」マコさんは必要のないお礼を何度も言っていた。
近藤さん、どこまでひどい人なんだ。ひどすぎる。
マコさんは私がプレゼントしたぽんちゃんのブローチをペンケースに付けてくれていた。
「めぐちゃん、これありがとう。ぽんちゃんに見せたらすっごく喜んでたの。このペンケースに付けていたら仕事中もこのぽんちゃんに癒されるからすごくありがたいよ。」
「いえいえ、今度山根さんのブルちゃんも追加しますね。楽しみですね。」
「本当だ。二匹揃ったら可愛いだろうなあ。今からすごく楽しみだよ。」
社会に出て、こんなに優しくて綺麗で心の澄み切った先輩に会えるなんて、私幸せ者だ。
「あれ?めぐちゃんその指輪左手の薬指って事は…。」
「ああ、婚約者に会社に付けて行った方が良いって言われたんです。仕事中はいらないかなって思ってたんですけど一応そう言われたから。」
「ああ、分かる。絶対しておいた方が良いよ。昨日の食堂と言い、この環境はめぐちゃん可愛いから危ないよ。婚約者さんの気持ち私凄く分る。」マコさんは真剣に頷いている。
私の婚約者の気持ちより山根さんの気持ちに気づいた方が良い気がするけど、お二人のペースがあるだろうから余計な事は言わないでおこう。
そう考えていたら嫌な声が後ろから響いた。
「ちょっと~、お二人仕事中に私語ですかあ?良い身分ですよね~、またおしゃれがうんぬん言ってるんでしょ?瑠美のことのけ者しておいてひどい人たちですよね。」
「おはようございます。近藤さん、まだ今は始業前ですよ。」
「またあなたはそうやって私に突っかかる。私の事うざい先輩って思ってるんでしょ?」
先輩とは思ってません。
突っかかってくるのはそちらです。
って言ったら口から火を出して暴れまわりそうだな。
怖いもの見たさで言ってみようか、どうしようか?うざいって思っているのは事実だし。
「あっれ~?マコ先輩なにこのぶっさいくなマスコット?え~これ犬?ブタかなあ。」
私が良からぬことを考えている間に近藤さんがマコさんのペンケースに付けているブローチを見つけた。
「これはフレンチブルドックです。めぐちゃんに作ってもらったの。けど、瑠美ちゃんに関係ないでしょ。」
「あーあ、マコ先輩こんなの連れて散歩してるんですか?かなり受けるんですけど。ああ、住んでるところがしょぼい地域だからこんな犬がウヨウヨ居るんでしょうね。良かったですね悪目立ちしなくて。ほんと良い趣味してますよ。」
「始業時間すぎたから業務の引継ぎします。瑠美ちゃん用事がないならもういいかな?」
「はいはい。やっぱり私はのけ者なんですね。のけ者の瑠美は退散しますよ~。」
そういって近藤さんはどこかに消えてしまった。
フレンチブルちゃんって高額だよね。近藤さん知らないのかな?
まあ、何でもいいか。
その日の食堂にまた出没しました。
はい、近藤瑠美さんです。
私とマコさん、隣に山根さんが居てくれました。
山根さんはいつも通りすぐに食べ終えて本を読んでいたので本で隠れて近藤さんからは誰か分からない状態だったみたい。
スイーツの作り方をマコさんと教え合っている間に乱入してきました。
「わあ!ぐうぜ~ん!二人今は食堂使ってるんだ~。瑠美もご一緒したいなあ~。マコ先輩いいですよね~?」
この人毎回何がしたいんだろう?そして業務中はほぼ見ないのはなんでなんだろう?
新製品が出ているから学習会とかあるのにそれにも最後の方しかいないんだよね。
この会社こんな野放しで大丈夫なんだろうか?
「あの…私とマコさん今お菓子作りの話しているんです。近藤さん分かるんですか?」
「ああ、お菓子ね。馬鹿にしないでよね。私今まで色々贈り物で食べてきたから舌は肥えてるの。そちらのマコ先輩みたいな貧乏舌じゃないから貧相な節約スイーツの話だったらついていけないかも~。で、マコ先輩今、どこに住んでるんですか?
家賃は?
犬の餌代もあるから節約しなくちゃいけないですよね~。義明と生活していてあれだけ冴えない外見になってたって事は実家にでも仕送りしてるんですか?も、もしかして…借金抱えてるとか?ああ~瑠美マコ先輩が心配ですう。だから、瑠美にマコ先輩の暮らし教えてください~。元カレの義明も心配してるみたいなんですよ~。」
「あ、一気に色々聞いちゃった。情報量多すぎました。じゃあ、借金の有無教えてください!」
マコさんの顔が引きつっている。
何から言えばいいか今頭の中で整理してそうだ。
勝手に借金ある設定にするなんて近藤さん想像力豊かを通り越して妄想癖になってるよ。
「おい。」くぐもった低い声がした。あ、山根さんすごく怒ってる。
「はあ?誰よ今の声。」
「俺だ。さっきから下品な話一方的にされて気持ち悪いんだよ。」
「げ、山根じゃん。きもい。」
「お前の方がよっぽど気色悪い。俺たちの昼食の時間をその下品な話で邪魔するな。下品がうつる。」
「し、失礼ね。私は下品じゃないわよ。馬鹿じゃないの。」
そう言いながら近藤さんは周りを見渡した。
味方になる人がいないか見定めるためだろう。けど、周囲に居た社員たちはみんな困惑した目で近藤さんを見ている。
そりゃそうだよね。捲し立てるみたいにマコさんい喰ってかかって、明らかに異常だもん。
流石の近藤さんもその冷たい視線合気づいたみたい。ああ、良かったこの会社にも常識的な人居たんだ。
「な、何よ。変な目で見ないでよ。もういい!」そう言って近藤さんは食堂から出て行った。
近藤さんって何であんなにマコさんに執着するんだろう。
恩はあっても仇はないと思うんだけど。
そういえば…さっき元カレの義明がどうって言ってたな。
義明って誰だろう?マコさんとお付き合いしていた人と近藤さんの間に何かあったのかな?
ん?義明?もしかして田所さん?田所さんの下の名前ヨシアキだったような…。
「めぐちゃん、山根君、ごめんね。私と一緒に居たら騒々しくて嫌になるでしょ?」
「「そんなことないです!」」
山根さんとセリフが被った。
「平井さん何も悪くないじゃないですか。あの近藤が異常なんです。」
「そうですよ。近藤さん妄想癖凄すぎます。相手にしていたら身が持ちませんよ。」
「二人とも、ごめんね。本当にありがとう…。」マコさんが涙目になっていた。
何でこんな素敵な人がこんな苦労をしないといけないんだろう。
「大丈夫です。私も山根さんもマコさんの事大好きです。ずっと一緒です。ね、山根さん。」
「ん?あ、ああ。」山根さん顔が真っ赤です。けどマコさん全然気が付いてない。
「私たちがつているから大丈夫ですからね。私たちがマコさんと一緒に居たくているんです。迷惑なんて一つもありません。」
「…。ありがとう。ありがとう。」マコさんは必要のないお礼を何度も言っていた。
近藤さん、どこまでひどい人なんだ。ひどすぎる。
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