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慣れない対応
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清水部長がから頂いた伊達眼鏡をつけて持ち場に戻る。
早速瑠美ちゃんが近づいてきた。瑠美ちゃん…。そうやって仕事と関係ない事ばっかりしているから業務遂行が異常に遅いんだよ。
「あっれ~?マコ先輩、会議終わってから何してたんですか~?探してたんですよ~。」
「…。何か用?」しらじらしいな。
「さっきの会議で定時に帰らないと待ってる存在が居るって言ってたじゃないですか~?あれって誰の事ですか?」
それ、仕事と全然関係ないし。
いつもなら、誰かに何か聞かれたら素直に教えないといけないって思ってたけど、瑠美ちゃんは私の生活に関係ないよね。
「言いません。瑠美ちゃんには関係ないでしょ。」
「えっ?えっと、ひどいな~。瑠美心配して聞いてるんですよ~。ほらほら、眼鏡いつかけた知りませんけど、マコ先輩泣いてたんでしょ?何か、可哀そうだなって思って。営業の皆を敵に回したって感じだったし。」
心配するなら一般的な業務量をちゃんとこなして欲しいよね。
喧嘩したいわけではない。
まあ、言いたいことは、突っ込みどころは色々あるけどトラブルを起こすのは面倒だし。
「そうかもね。営業を敵に回したかもしれないね。でも、私はやるべきことをやってるつもり。そして、今からやる事が沢山あるの。もう用事がないのなら出て行ってもらえるかな?今日中に仕上げる資料3件分あるの。瑠美ちゃんの顧客の分もあるけど。」
「ちょ、ちょ、ちょっと人に言い返せるようになったからって偉そうですよね。どうせ待ってる存在とか言って実家の家族とかでしょ?なんか意味深な言い方しちゃって…。負け惜しみとか見苦しいですよ、マコ先輩。」
「…。で、この書類どうするの?瑠美ちゃんする?もう、ミスしても私に責任なすりつけられないように課長に確認してもらってから渡そうか?」
「な、な、な…。もういいです。それ、別に絶対私がしないといけない書類じゃないでしょ!いりません!」
瑠美ちゃんは怒りながら去って行った。
「あなたの承認はいらないけど、あなたの担当エリアの会社なんだからやっぱり瑠美ちゃんの仕事だよね。…もういいけど。」
これで分かった。
瑠美ちゃんの一言一言にびくびくしてたら調子に乗られるし、対峙すると被害者面してみんなにアピールにしに行くのがパターン化されてたんだ。
さっきみたいに相手にしなかったら良かったんだ。
こんな対応慣れないけど、自分を守るのためには仕方がないか…。
出来ることならこんな対応したくないなあ…。会社ってどこの企業もこんな殺伐とした場所なんだろうか?
早速瑠美ちゃんが近づいてきた。瑠美ちゃん…。そうやって仕事と関係ない事ばっかりしているから業務遂行が異常に遅いんだよ。
「あっれ~?マコ先輩、会議終わってから何してたんですか~?探してたんですよ~。」
「…。何か用?」しらじらしいな。
「さっきの会議で定時に帰らないと待ってる存在が居るって言ってたじゃないですか~?あれって誰の事ですか?」
それ、仕事と全然関係ないし。
いつもなら、誰かに何か聞かれたら素直に教えないといけないって思ってたけど、瑠美ちゃんは私の生活に関係ないよね。
「言いません。瑠美ちゃんには関係ないでしょ。」
「えっ?えっと、ひどいな~。瑠美心配して聞いてるんですよ~。ほらほら、眼鏡いつかけた知りませんけど、マコ先輩泣いてたんでしょ?何か、可哀そうだなって思って。営業の皆を敵に回したって感じだったし。」
心配するなら一般的な業務量をちゃんとこなして欲しいよね。
喧嘩したいわけではない。
まあ、言いたいことは、突っ込みどころは色々あるけどトラブルを起こすのは面倒だし。
「そうかもね。営業を敵に回したかもしれないね。でも、私はやるべきことをやってるつもり。そして、今からやる事が沢山あるの。もう用事がないのなら出て行ってもらえるかな?今日中に仕上げる資料3件分あるの。瑠美ちゃんの顧客の分もあるけど。」
「ちょ、ちょ、ちょっと人に言い返せるようになったからって偉そうですよね。どうせ待ってる存在とか言って実家の家族とかでしょ?なんか意味深な言い方しちゃって…。負け惜しみとか見苦しいですよ、マコ先輩。」
「…。で、この書類どうするの?瑠美ちゃんする?もう、ミスしても私に責任なすりつけられないように課長に確認してもらってから渡そうか?」
「な、な、な…。もういいです。それ、別に絶対私がしないといけない書類じゃないでしょ!いりません!」
瑠美ちゃんは怒りながら去って行った。
「あなたの承認はいらないけど、あなたの担当エリアの会社なんだからやっぱり瑠美ちゃんの仕事だよね。…もういいけど。」
これで分かった。
瑠美ちゃんの一言一言にびくびくしてたら調子に乗られるし、対峙すると被害者面してみんなにアピールにしに行くのがパターン化されてたんだ。
さっきみたいに相手にしなかったら良かったんだ。
こんな対応慣れないけど、自分を守るのためには仕方がないか…。
出来ることならこんな対応したくないなあ…。会社ってどこの企業もこんな殺伐とした場所なんだろうか?
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