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告白からの
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「俺はずっと君の事が好きだった。今もその気持ちは変わらない。いや…それ以上なんだ。」
「…。へ?」
今何て言った?
「こんな卑怯な手を使わないと気持ちを伝えられない臆病者だけど、今特定のパートナーが居ないのなら俺と付き合ってほしい。」
「…。」
誰が誰の事を話しているのかな?
しばらく沈黙が続いた。
「何か、言ってもらえないかな?」
困った表情で上目使いの草野主任が返事を求めている。すごく切ない顔で顔が赤い。
同じ男なのに少しときめいてしまうではないか。
何の話だっけ?草野主任が俺の事をどうだこうだって話だったよな。
「えっと、草野主任は僕の事を良く思っていないって話ですか?」
「違う。さっきの話で何でそんな解釈になるんだ?俺が、君を好きだという話だよ。」
「草野主任が」
「そう。俺が」
「俺の事。」
「そう、君の事。」
「好き?」
「そう、たまらなく好きなんだ。」
「…。」
ちーん、とまた沈黙が訪れた。
「うっそだー-!いや、逆でしょ?あ、もしかして新手の嫌がらせですか?何か誰かに脅されて罰ゲームで言わされてるとか?」
「嫌がらせではないし、誰かに脅されてもないし罰ゲームでもない。俺の本心だ。」
草野主任が少しむっとした表情になった。
う~ん、ただのジョークやからかいではないのか?けど、何か納得できない。
「だって、あなたみたいなドラマに出てくるようなハイスペックイケメンが何で俺みたいな同い年の男を好きになるんですか?いや、同性愛がおかしいとは思ってませんよ。俺の友達も何人かいましたし。けど、何で俺なのか理解不能です。」
「君は、自分の素晴らしさを分かっていない。そこが俺だって理解不能だ。」
「…。いやいやいや。やっぱり冗談でしょ?だって、草野主任、俺相手にキスとか出来ますか?
それ以上のことだって想像できないでしょう?」
「き、キス?」明らかに草野主任は動揺している。
ほら、やっぱり無理じゃん。もう、いくら俺が嫌いだからってこんな嫌がらせはひどい。こんな陰湿な人だったんだ。
「ほら、出来ないでしょ?それが答えじゃないですか。いくら俺の事嫌いでも…。」
がしっと手首を掴まれた。何だ、抗議か?嫌がらせしてきたそっちが悪いんだろ?
「主任、聞いてますか?」
「キス、していいんだな?君から言い出したんだぞ?パワハラじゃないからな。」
「へ?」驚いて口が半開きになった瞬間顎を掴まれキスされた。
一瞬何が起きているのか分からなかったけど、生暖かいものが口の中に入ってきたのは感じた。
初めは強引に舌を入れられたけどすぐに優しく俺の舌をからめとってあやすように口の中を甘く刺激して来る。
何だこれ、ダメだ…。き、気持ちい。体に力が入らない…。
な、流される。やめて欲しいのに全神経がキスに集中してしまっている。
やっと口を離してもらえたときは頭の中がトロトロになってしまったような感触だった。
思考が追い付かない。正座していたはずだが、姿勢が保てないくらい力が抜けてすっぽり草野主任の体の中にくるまれてしまっている。
「これで分かってくれた?俺、すごく本気なんだけど。嫌がらせとか言われてちょっとショック。」
「ご、ごめん…。わかったから…。」今自分の体が感じたことない異常事態だから離れてほしい。
「全然分かってない気がする。俺の思いはこんなキスだけで伝わらない。何だっけ、キス以上のこと想像できるかって聞いてきたよね?ずっと想像していたよ。キスして、この首筋を舐めてみたいって。」
そう言って草野主任が俺の首筋にそって舌を使って辿った。
「…っん。」
「さっき告白しようとしたときこの胸が見えてたから手が伸びそうになって。隠してもらって助かったけど、もっと見たかったんだ。」
そう言って俺の乳首にそっと触れてきた。
「んあっ。」そんなところ一度も感じたことないのに、なんでこんなに感じちゃうんだ?変な声も出るし…。
「ここも…。」
草野主任が俺の性器を包むように撫でた。
さっきから色々甘い刺激を受けているが、格別な刺激で全身が反応してしまう。
「んんっ。だ、だめ…。」まって、自分でもびっくりするくらい成長しているのは分かる。恥ずかしいし、この感じたことない快楽は危険だ。
「何にもダメな事はない。」有無を言わせないタイミングで俺の大切なソコを口に含んだのが分かった。
「んんんんっ…。」すでに限界に近い状態なのに、先を舌でチロチロと刺激されたり力強く形を確かめるように舌を這わせられて抵抗したいのに情けない声でしか出ない。
「だ、だめえ…。も、もう分かった…んはぁっ。」
「本当に?」
「ほんとう…に…。」息が乱れる。
「じゃあ、俺と付き合ってくれる?こんな状態でいうのもあれだけど、すごく大切にするから。」
そう言ってまた俺に深いキスをしてくる。このキス反則だ…。
キスをしながらも下半身の刺激はゆるゆるとし続けてくる。
「明日から、俺の恋人。分かった?」ドアップで色気たっぷりな主任に言われてもう、これは夢の中だと判断した。
「うん。分かった…。からもう、ダメ…。」
「良かった。すごく嬉しい。…俺ももう限界かも。恋人だから、一緒に気持ちよくなろうな。」
そう言って、主任は自分のモノと俺のモノを合わせて丁度気持ちいい力で握り、刺激を与えてくる。
草野主任の手と合わさっているモノ熱さと固さが妙にリアルで相手の方を見てみると、いつも余裕たっぷりな主任が今俺の前ですごくエロくて余裕のない熱っぽい瞳で俺だけを見てる。
この人、こんな顔するんだ…。
もう、それだけでくらっと来てしまい、同時に下半身に影響する。
「もう、ダメ…。イク…。」
「気持ちいい?俺もイキそう…。」
「んっ、きもち、いいっ。ああ、ダメっ。っく、あああっ…!」
「んっ!」
俺と同時に草野主任もイッたようだった。
ああ、男同士でもこんなに感じるんだ…。
彼女とシテてもこんなに気持ちいいことはなかったな。ずっとプレッシャー感じながらシテたから。
ああ、けど、これは夢落ちの話だよな。俺、草野主任を夢に登場させてこんなどエロイことさせちゃったんだ。
明日心の中で謝っておこう。もう、何も考えられない…。
そのまま視界が暗くなり、本格的に眠っていた。
「…。へ?」
今何て言った?
「こんな卑怯な手を使わないと気持ちを伝えられない臆病者だけど、今特定のパートナーが居ないのなら俺と付き合ってほしい。」
「…。」
誰が誰の事を話しているのかな?
しばらく沈黙が続いた。
「何か、言ってもらえないかな?」
困った表情で上目使いの草野主任が返事を求めている。すごく切ない顔で顔が赤い。
同じ男なのに少しときめいてしまうではないか。
何の話だっけ?草野主任が俺の事をどうだこうだって話だったよな。
「えっと、草野主任は僕の事を良く思っていないって話ですか?」
「違う。さっきの話で何でそんな解釈になるんだ?俺が、君を好きだという話だよ。」
「草野主任が」
「そう。俺が」
「俺の事。」
「そう、君の事。」
「好き?」
「そう、たまらなく好きなんだ。」
「…。」
ちーん、とまた沈黙が訪れた。
「うっそだー-!いや、逆でしょ?あ、もしかして新手の嫌がらせですか?何か誰かに脅されて罰ゲームで言わされてるとか?」
「嫌がらせではないし、誰かに脅されてもないし罰ゲームでもない。俺の本心だ。」
草野主任が少しむっとした表情になった。
う~ん、ただのジョークやからかいではないのか?けど、何か納得できない。
「だって、あなたみたいなドラマに出てくるようなハイスペックイケメンが何で俺みたいな同い年の男を好きになるんですか?いや、同性愛がおかしいとは思ってませんよ。俺の友達も何人かいましたし。けど、何で俺なのか理解不能です。」
「君は、自分の素晴らしさを分かっていない。そこが俺だって理解不能だ。」
「…。いやいやいや。やっぱり冗談でしょ?だって、草野主任、俺相手にキスとか出来ますか?
それ以上のことだって想像できないでしょう?」
「き、キス?」明らかに草野主任は動揺している。
ほら、やっぱり無理じゃん。もう、いくら俺が嫌いだからってこんな嫌がらせはひどい。こんな陰湿な人だったんだ。
「ほら、出来ないでしょ?それが答えじゃないですか。いくら俺の事嫌いでも…。」
がしっと手首を掴まれた。何だ、抗議か?嫌がらせしてきたそっちが悪いんだろ?
「主任、聞いてますか?」
「キス、していいんだな?君から言い出したんだぞ?パワハラじゃないからな。」
「へ?」驚いて口が半開きになった瞬間顎を掴まれキスされた。
一瞬何が起きているのか分からなかったけど、生暖かいものが口の中に入ってきたのは感じた。
初めは強引に舌を入れられたけどすぐに優しく俺の舌をからめとってあやすように口の中を甘く刺激して来る。
何だこれ、ダメだ…。き、気持ちい。体に力が入らない…。
な、流される。やめて欲しいのに全神経がキスに集中してしまっている。
やっと口を離してもらえたときは頭の中がトロトロになってしまったような感触だった。
思考が追い付かない。正座していたはずだが、姿勢が保てないくらい力が抜けてすっぽり草野主任の体の中にくるまれてしまっている。
「これで分かってくれた?俺、すごく本気なんだけど。嫌がらせとか言われてちょっとショック。」
「ご、ごめん…。わかったから…。」今自分の体が感じたことない異常事態だから離れてほしい。
「全然分かってない気がする。俺の思いはこんなキスだけで伝わらない。何だっけ、キス以上のこと想像できるかって聞いてきたよね?ずっと想像していたよ。キスして、この首筋を舐めてみたいって。」
そう言って草野主任が俺の首筋にそって舌を使って辿った。
「…っん。」
「さっき告白しようとしたときこの胸が見えてたから手が伸びそうになって。隠してもらって助かったけど、もっと見たかったんだ。」
そう言って俺の乳首にそっと触れてきた。
「んあっ。」そんなところ一度も感じたことないのに、なんでこんなに感じちゃうんだ?変な声も出るし…。
「ここも…。」
草野主任が俺の性器を包むように撫でた。
さっきから色々甘い刺激を受けているが、格別な刺激で全身が反応してしまう。
「んんっ。だ、だめ…。」まって、自分でもびっくりするくらい成長しているのは分かる。恥ずかしいし、この感じたことない快楽は危険だ。
「何にもダメな事はない。」有無を言わせないタイミングで俺の大切なソコを口に含んだのが分かった。
「んんんんっ…。」すでに限界に近い状態なのに、先を舌でチロチロと刺激されたり力強く形を確かめるように舌を這わせられて抵抗したいのに情けない声でしか出ない。
「だ、だめえ…。も、もう分かった…んはぁっ。」
「本当に?」
「ほんとう…に…。」息が乱れる。
「じゃあ、俺と付き合ってくれる?こんな状態でいうのもあれだけど、すごく大切にするから。」
そう言ってまた俺に深いキスをしてくる。このキス反則だ…。
キスをしながらも下半身の刺激はゆるゆるとし続けてくる。
「明日から、俺の恋人。分かった?」ドアップで色気たっぷりな主任に言われてもう、これは夢の中だと判断した。
「うん。分かった…。からもう、ダメ…。」
「良かった。すごく嬉しい。…俺ももう限界かも。恋人だから、一緒に気持ちよくなろうな。」
そう言って、主任は自分のモノと俺のモノを合わせて丁度気持ちいい力で握り、刺激を与えてくる。
草野主任の手と合わさっているモノ熱さと固さが妙にリアルで相手の方を見てみると、いつも余裕たっぷりな主任が今俺の前ですごくエロくて余裕のない熱っぽい瞳で俺だけを見てる。
この人、こんな顔するんだ…。
もう、それだけでくらっと来てしまい、同時に下半身に影響する。
「もう、ダメ…。イク…。」
「気持ちいい?俺もイキそう…。」
「んっ、きもち、いいっ。ああ、ダメっ。っく、あああっ…!」
「んっ!」
俺と同時に草野主任もイッたようだった。
ああ、男同士でもこんなに感じるんだ…。
彼女とシテてもこんなに気持ちいいことはなかったな。ずっとプレッシャー感じながらシテたから。
ああ、けど、これは夢落ちの話だよな。俺、草野主任を夢に登場させてこんなどエロイことさせちゃったんだ。
明日心の中で謝っておこう。もう、何も考えられない…。
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