33 / 38
学園で
俺がやるんですか?
しおりを挟む
学園に来ました。色々あったからなのか、とても久しぶりな気がする。
リアンと一緒に席に着くと、先生が入ってきた。あ、ちなみに、俺たちのクラスの担任は、魔法専門の先生だよ。名前は、アリーだったと思う。
なんか、キラキラしててちょっと苦手な雰囲気なんだよね。それに俺、魔法ほとんど使えないね。平民だった俺には、憧れだよね。
ちなみに、アリー先生は、一応、”女性”だよ。なんで一応かと言うと、本当は”男性”なんだけど、心は乙女なんだって。女性としてあつかわないと、怒られちゃうんだ。
この前、先生の事、男性として扱った生徒がいたんだけど、先生の後ろに龍がいたよね。うん。怖かった。だから、先生は怒らせちゃダメなんだよ。
「はーい、みんなー、嬉しいお知らせよぉ。今年の体育祭は、例年の競技に加えて、新しいものが加えられるようになったわ。」
「?新しい競技?」
なんだろう。
「じゃぁ、まずは、いつもの体育祭について説明するわね。」
レオ様がお楽しみにって言ってたやつだ。どんなものなのかな?
「いつもは、クラスごと学年を超えてチームを分けるの。学科も関係なくね。で、チームで魔法とか剣技とか競い合うの。ただ、その時に色々なお題、司令が与えられるの。それをクリアしながら競技に望まないと、点数が入らないの。どこのチームが優勝するかは、その司令をいかに完璧に、そして素早く終わらせるかが鍵なのよ。」
おおおお。楽しそう。こういうのって、見てる人だけじゃなく、競技に参加してる人も楽しめそう。
まぁ、俺、得意なことはないし、みんなに迷惑かけちゃうかも。どうしよう。
「それで、今回から新しく増えたものがあるのよ。いくつか増えたんだけど、とても面白そうよ。」
?何が増えるんだろう。俺が出来るやつがいいなー。れ、レオ様にかっこいいところ見せたいし。
「まー、分かりやすくて、決めやすいのからいくわよ。名付けて、”ペアとの絆で乗り切れ!!障害物借り物競争!!!”」
な、なんか凄そう。ペアだったら、リアンと出たいかな。足は引っ張るだろうけど…。
「ほとんど名前の通りなんだけど、ちょっと変わってるのが、スタートしたら、学園が用意した衣装に着替えてもらいます。で、その格好のまま障害物を超えながら、借り物してもらうの。衣装はランダムよ。」
確かにちょっと変わってるかも。でも、俺でも出来そう。俺もみんなに貢献できるようで良かった。
「誰かやってくれる人。どんな人でも必ず1種目は出ないとだから、早い者勝ちよ。4組くらい出てくれると嬉しいわ。」
うーん、必ずどれかに出場しなければいけないんだったら、俺でもできそうなこの競技の方がいいかも。魔法とか剣技とかは、全然当てにならないから。リアンに迷惑はかけちゃうけど…。
「ねぇ、リアン。俺と一緒に出ない?」
「いいですよ。なんだか楽しそうですしね。」
「あ、ありがとう。」
「あら?じゃぁ、アカネちゃんとリアンちゃんは決定でいいのね?」
「「はい。」」
なんか楽しみになってきたな。ちゃんと出来るかな?不安だけど、リアンと一緒だから頑張ろう。
「あぁ、そうそう。言い忘れてたんだけど、学園側が用意する衣装って、女装だったり、ちょっと際どい衣装だったりするから、気をつけてね。」
え?そんなの聞いてない!!
俺なんかが似合うわけない!!
は、恥ずかしい。リアンだったら女装とか似合うかもだけど、俺なんかが似合うわけがない。
うううう。でも、もう決まっちゃったし。
…………………………俺がやるんですか?どうしよう。
不安になってきた。
リアンと一緒に席に着くと、先生が入ってきた。あ、ちなみに、俺たちのクラスの担任は、魔法専門の先生だよ。名前は、アリーだったと思う。
なんか、キラキラしててちょっと苦手な雰囲気なんだよね。それに俺、魔法ほとんど使えないね。平民だった俺には、憧れだよね。
ちなみに、アリー先生は、一応、”女性”だよ。なんで一応かと言うと、本当は”男性”なんだけど、心は乙女なんだって。女性としてあつかわないと、怒られちゃうんだ。
この前、先生の事、男性として扱った生徒がいたんだけど、先生の後ろに龍がいたよね。うん。怖かった。だから、先生は怒らせちゃダメなんだよ。
「はーい、みんなー、嬉しいお知らせよぉ。今年の体育祭は、例年の競技に加えて、新しいものが加えられるようになったわ。」
「?新しい競技?」
なんだろう。
「じゃぁ、まずは、いつもの体育祭について説明するわね。」
レオ様がお楽しみにって言ってたやつだ。どんなものなのかな?
「いつもは、クラスごと学年を超えてチームを分けるの。学科も関係なくね。で、チームで魔法とか剣技とか競い合うの。ただ、その時に色々なお題、司令が与えられるの。それをクリアしながら競技に望まないと、点数が入らないの。どこのチームが優勝するかは、その司令をいかに完璧に、そして素早く終わらせるかが鍵なのよ。」
おおおお。楽しそう。こういうのって、見てる人だけじゃなく、競技に参加してる人も楽しめそう。
まぁ、俺、得意なことはないし、みんなに迷惑かけちゃうかも。どうしよう。
「それで、今回から新しく増えたものがあるのよ。いくつか増えたんだけど、とても面白そうよ。」
?何が増えるんだろう。俺が出来るやつがいいなー。れ、レオ様にかっこいいところ見せたいし。
「まー、分かりやすくて、決めやすいのからいくわよ。名付けて、”ペアとの絆で乗り切れ!!障害物借り物競争!!!”」
な、なんか凄そう。ペアだったら、リアンと出たいかな。足は引っ張るだろうけど…。
「ほとんど名前の通りなんだけど、ちょっと変わってるのが、スタートしたら、学園が用意した衣装に着替えてもらいます。で、その格好のまま障害物を超えながら、借り物してもらうの。衣装はランダムよ。」
確かにちょっと変わってるかも。でも、俺でも出来そう。俺もみんなに貢献できるようで良かった。
「誰かやってくれる人。どんな人でも必ず1種目は出ないとだから、早い者勝ちよ。4組くらい出てくれると嬉しいわ。」
うーん、必ずどれかに出場しなければいけないんだったら、俺でもできそうなこの競技の方がいいかも。魔法とか剣技とかは、全然当てにならないから。リアンに迷惑はかけちゃうけど…。
「ねぇ、リアン。俺と一緒に出ない?」
「いいですよ。なんだか楽しそうですしね。」
「あ、ありがとう。」
「あら?じゃぁ、アカネちゃんとリアンちゃんは決定でいいのね?」
「「はい。」」
なんか楽しみになってきたな。ちゃんと出来るかな?不安だけど、リアンと一緒だから頑張ろう。
「あぁ、そうそう。言い忘れてたんだけど、学園側が用意する衣装って、女装だったり、ちょっと際どい衣装だったりするから、気をつけてね。」
え?そんなの聞いてない!!
俺なんかが似合うわけない!!
は、恥ずかしい。リアンだったら女装とか似合うかもだけど、俺なんかが似合うわけがない。
うううう。でも、もう決まっちゃったし。
…………………………俺がやるんですか?どうしよう。
不安になってきた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
67
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる