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ファウストが何を言ったのかすぐには理解できなくて、わたくしが言葉が出ないでいると、
「ティアっ、そうだったのか!」
お兄さまが、喜色をたたえてわたくしに向き直りました。
「最近かなり思い悩んでいるようで心配していたけれど、そう言うことだったんだね。
確かに、スカーレット嬢をとても大事に思っているティアのことだから、あれこれ考え込んでしまったんだろう。
けれど最近のスカーレット嬢はとても落ち着いているように見えるし、ティアからきちんと話をしてあげれば、エンディミオン様のことも受け入れてくれるのではないかな?」
(お、にいさまは、なにを言っていらっしゃるの……)
まるで我が事のように嬉しそうに話すお兄さまが、いったい誰の何のことを仰っているのか、わたくしは頭が働かないまま虚ろな目で見返すだけでおりましたら、さらにお兄さまは言葉を続けます。
「何も心配はいらないよ。
ティアはティアの思ったとおりにしたらいいんだ。
父上も、私も、もちろんファウストだって応援している」
同意を求めるようにお兄さまがファウストに目配せしました。
ファウストが硬い表情のまま小さく頷いたように見え、わたくしの心臓はキュウっと引き絞られたように悲鳴をあげました。
────貴方の恋を応援する、ということは、貴方のことをこれっぽっちも異性として意識していないですよ、ということと同じこと。
はじめてエンディミオン殿下の恋心をかわす時に使ったその手が、まさか今自身の身に返ってくるとは思いもよりませんでした。
(ファウストは、わたくしと殿下の仲を応援してくれるというの……)
胸の中心のすべてを焼き尽くすような痛み。
それがどんな感情によるものか、わたくしははっきりとわかりました。
これまでの躊躇も何もかもねじ伏せて、わたくしがファウストに抱いている気持ちをこれでもかと見せつけるように心臓を貫いた痛みは、ファウストとお兄さまが何を言っていたのか、いやでもわたくしに理解させました。
(……どうして、そんなふうに思われてしまったのかしら……、わたくしが、殿下を選んだ?)
そうして、それはきっとお兄さまには喜ばしいことで、
(そうですわね、お兄さまはずっと影ながら殿下を応援していらっしゃるようでしたもの……)
そのどれも本当のことではないのに、ファウストの小さな頷きひとつで、わたくしの反論する気力は根こそぎなくなってしまいました。
「ファウストはまだ姉離れが充分ではないようかな?
ティアはなにも自分の心が決まったからと言って、それをファウストの婚約に結びつけるようなことはしないのはわかるだろう?
ファウストの正直な気持ちを無視したくないというのは、家族皆んなの総意だ。
サジッタリオ家のご令嬢にはすでに会ってしまった後だけれど、改めて席を設けた時に気が乗らなければこの話を断っても構わない。
ひとまずこういう話があることだけ覚えておいてくれれば、今は星探索に集中して、考えるのはその後だ。
いいかい?」
押し黙ったままのファウストに言って聞かせるように、お兄さまはこの話を終えました。
今結論を出すようなことではないと諭して、ファウストが唯唯諾諾と侯爵家との婚約を受け入れることだけはしないでほしいと釘を刺していましたけれど、お兄さまが懸念していたとおり、一方的に話を聞かせるだけで、ファウストが自身の言葉を述べることはありませんでした。
その表情からファウストが何を考えているのかわからないまま、そうしてわたくしの気持ちもヒビが入ったまま戻ることなく、欠けたガラス細工のように惨めな姿で、誰にさらせるはずもなく胸の奥に押し込めることしかできませんでした。
***
温室のテラスでのランチの後、お兄さまもファウストもビランチャ領への星探索の準備が多忙を極め、ほとんど顔を合わせる時間はなくなりました。
朝早く夜遅いお兄さまも、王城に近いファウストの過ごす別邸で寝起きをするようになり、セーラ様や殿下たちも授業に出る余裕まではないようで、少しの時間を見つけて教室にいらっしゃりお顔だけは見せてくださいますが、あいさつを交わすくらいで忙しなく戻って行かれます。
お疲れのご様子の皆さまに労いの言葉をかけ、スカーレット様とそれを見送ることだけがわたくしの役目。
発熱で長くお休みしたせいで体調を気遣われ、お手伝いすることも許されません。
殿下のことを誤解したままのお兄さまに訂正する機会さえありませんけれど、その点は、不躾に口を出すようなお兄さまではございません。
わたくしの判断に委ね、見守ってくださっているのでしょう。
(今は星の災厄阻止が最優先……)
星の探索が恙なく進まなければ、破滅フラグを回避できても何の意味もありませんもの、悪役令嬢は余計なことをせず、静かに成り行きを見守るのが大正解です。
乙女ゲームのシナリオにはほとんど関らず、将来的に断罪される気配は今は少しもありません。
それを素直に喜んでいられれば良かったのでしょうけれど、あれから虚脱したままのわたくしは、元気がないと言われても病み上がりを言い訳にして、塞ぎ込んでいると心配をかけないように努めております。
それを、星の探索に加われない歯痒さに感じているのか、お父さまが今の進捗をこまめにお話しくださいます。
ビランチャ領、リブリの塔で星に願う力は、「未来視」の能力だそう。
シルヴィオ様に授けられるはずのその力は、「占い」のような直感的なものではなく、現在の情報を踏まえての「予測」の力だそうです。
これまでの経験や統計を整理しさえすれば正確にその未来がわかるように、例えば水害や嵐のような災害を事前に予知しておければ十分に備えることができ、国政もやりやすくなるでしょう。
ビランチャ家のもともとのお力を考えれば、確かに相性の良さそうな能力です。
あわよくば、星の災厄についても何か視ることができれば、というのもこの力を選んだ理由のひとつだそうです。
情報が少なすぎるため、そう上手くはいかないかもしれない……というのが、お父さまを含めた皆さまの見解のため、あわよくば、とのこと。
転移の魔法も、探索の魔法も、まだ星の探索には何の成果も出せておりませんから、皆さまがそう考えるのも自然なことでしょう。
それでも、たとえわずかな可能性でも、わたくしたちは星の災厄から国を守るために力を尽くさなければなりません。
ファウストとジョバンニ様、そしてフェリックス様の寝ずの検証で、探索の魔法については少しずつ使い方がわかりはじめてきたようです。
フェリックス様が認知しているものに関しては、ある程度の把握ができるようになったそうです。
フェリックス様の持ち物をジョバンニ様が学園内に隠し、それを見つけられるかという実験をして、学園内でもフェリックス様がよく使う場所ならほとんど位置を特定できるそう。
逆に、フェリックス様が知らないもの、知らない場所ではその能力がまだ発揮できず、つまり、星の民も三番目の日記も、まだ探し出せる目処がない、ということです。
未来視の力に少しだけ期待してしまうのも、わからなくもありませんわね。
*
お話を聞くだけで、わたくしが力になれることはひとつもないまま、セーラ様たちはビランチャ領に旅立って行きました。
早朝だったため、またしても体調を気遣われたわたくしはお見送りすらできず、浅い眠りで休めもしない寝台を出て、部屋の窓から明けていく空を眺めているだけでした。
「ティアっ、そうだったのか!」
お兄さまが、喜色をたたえてわたくしに向き直りました。
「最近かなり思い悩んでいるようで心配していたけれど、そう言うことだったんだね。
確かに、スカーレット嬢をとても大事に思っているティアのことだから、あれこれ考え込んでしまったんだろう。
けれど最近のスカーレット嬢はとても落ち着いているように見えるし、ティアからきちんと話をしてあげれば、エンディミオン様のことも受け入れてくれるのではないかな?」
(お、にいさまは、なにを言っていらっしゃるの……)
まるで我が事のように嬉しそうに話すお兄さまが、いったい誰の何のことを仰っているのか、わたくしは頭が働かないまま虚ろな目で見返すだけでおりましたら、さらにお兄さまは言葉を続けます。
「何も心配はいらないよ。
ティアはティアの思ったとおりにしたらいいんだ。
父上も、私も、もちろんファウストだって応援している」
同意を求めるようにお兄さまがファウストに目配せしました。
ファウストが硬い表情のまま小さく頷いたように見え、わたくしの心臓はキュウっと引き絞られたように悲鳴をあげました。
────貴方の恋を応援する、ということは、貴方のことをこれっぽっちも異性として意識していないですよ、ということと同じこと。
はじめてエンディミオン殿下の恋心をかわす時に使ったその手が、まさか今自身の身に返ってくるとは思いもよりませんでした。
(ファウストは、わたくしと殿下の仲を応援してくれるというの……)
胸の中心のすべてを焼き尽くすような痛み。
それがどんな感情によるものか、わたくしははっきりとわかりました。
これまでの躊躇も何もかもねじ伏せて、わたくしがファウストに抱いている気持ちをこれでもかと見せつけるように心臓を貫いた痛みは、ファウストとお兄さまが何を言っていたのか、いやでもわたくしに理解させました。
(……どうして、そんなふうに思われてしまったのかしら……、わたくしが、殿下を選んだ?)
そうして、それはきっとお兄さまには喜ばしいことで、
(そうですわね、お兄さまはずっと影ながら殿下を応援していらっしゃるようでしたもの……)
そのどれも本当のことではないのに、ファウストの小さな頷きひとつで、わたくしの反論する気力は根こそぎなくなってしまいました。
「ファウストはまだ姉離れが充分ではないようかな?
ティアはなにも自分の心が決まったからと言って、それをファウストの婚約に結びつけるようなことはしないのはわかるだろう?
ファウストの正直な気持ちを無視したくないというのは、家族皆んなの総意だ。
サジッタリオ家のご令嬢にはすでに会ってしまった後だけれど、改めて席を設けた時に気が乗らなければこの話を断っても構わない。
ひとまずこういう話があることだけ覚えておいてくれれば、今は星探索に集中して、考えるのはその後だ。
いいかい?」
押し黙ったままのファウストに言って聞かせるように、お兄さまはこの話を終えました。
今結論を出すようなことではないと諭して、ファウストが唯唯諾諾と侯爵家との婚約を受け入れることだけはしないでほしいと釘を刺していましたけれど、お兄さまが懸念していたとおり、一方的に話を聞かせるだけで、ファウストが自身の言葉を述べることはありませんでした。
その表情からファウストが何を考えているのかわからないまま、そうしてわたくしの気持ちもヒビが入ったまま戻ることなく、欠けたガラス細工のように惨めな姿で、誰にさらせるはずもなく胸の奥に押し込めることしかできませんでした。
***
温室のテラスでのランチの後、お兄さまもファウストもビランチャ領への星探索の準備が多忙を極め、ほとんど顔を合わせる時間はなくなりました。
朝早く夜遅いお兄さまも、王城に近いファウストの過ごす別邸で寝起きをするようになり、セーラ様や殿下たちも授業に出る余裕まではないようで、少しの時間を見つけて教室にいらっしゃりお顔だけは見せてくださいますが、あいさつを交わすくらいで忙しなく戻って行かれます。
お疲れのご様子の皆さまに労いの言葉をかけ、スカーレット様とそれを見送ることだけがわたくしの役目。
発熱で長くお休みしたせいで体調を気遣われ、お手伝いすることも許されません。
殿下のことを誤解したままのお兄さまに訂正する機会さえありませんけれど、その点は、不躾に口を出すようなお兄さまではございません。
わたくしの判断に委ね、見守ってくださっているのでしょう。
(今は星の災厄阻止が最優先……)
星の探索が恙なく進まなければ、破滅フラグを回避できても何の意味もありませんもの、悪役令嬢は余計なことをせず、静かに成り行きを見守るのが大正解です。
乙女ゲームのシナリオにはほとんど関らず、将来的に断罪される気配は今は少しもありません。
それを素直に喜んでいられれば良かったのでしょうけれど、あれから虚脱したままのわたくしは、元気がないと言われても病み上がりを言い訳にして、塞ぎ込んでいると心配をかけないように努めております。
それを、星の探索に加われない歯痒さに感じているのか、お父さまが今の進捗をこまめにお話しくださいます。
ビランチャ領、リブリの塔で星に願う力は、「未来視」の能力だそう。
シルヴィオ様に授けられるはずのその力は、「占い」のような直感的なものではなく、現在の情報を踏まえての「予測」の力だそうです。
これまでの経験や統計を整理しさえすれば正確にその未来がわかるように、例えば水害や嵐のような災害を事前に予知しておければ十分に備えることができ、国政もやりやすくなるでしょう。
ビランチャ家のもともとのお力を考えれば、確かに相性の良さそうな能力です。
あわよくば、星の災厄についても何か視ることができれば、というのもこの力を選んだ理由のひとつだそうです。
情報が少なすぎるため、そう上手くはいかないかもしれない……というのが、お父さまを含めた皆さまの見解のため、あわよくば、とのこと。
転移の魔法も、探索の魔法も、まだ星の探索には何の成果も出せておりませんから、皆さまがそう考えるのも自然なことでしょう。
それでも、たとえわずかな可能性でも、わたくしたちは星の災厄から国を守るために力を尽くさなければなりません。
ファウストとジョバンニ様、そしてフェリックス様の寝ずの検証で、探索の魔法については少しずつ使い方がわかりはじめてきたようです。
フェリックス様が認知しているものに関しては、ある程度の把握ができるようになったそうです。
フェリックス様の持ち物をジョバンニ様が学園内に隠し、それを見つけられるかという実験をして、学園内でもフェリックス様がよく使う場所ならほとんど位置を特定できるそう。
逆に、フェリックス様が知らないもの、知らない場所ではその能力がまだ発揮できず、つまり、星の民も三番目の日記も、まだ探し出せる目処がない、ということです。
未来視の力に少しだけ期待してしまうのも、わからなくもありませんわね。
*
お話を聞くだけで、わたくしが力になれることはひとつもないまま、セーラ様たちはビランチャ領に旅立って行きました。
早朝だったため、またしても体調を気遣われたわたくしはお見送りすらできず、浅い眠りで休めもしない寝台を出て、部屋の窓から明けていく空を眺めているだけでした。
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