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【閑話】もうひとつの人生
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幸せだった公爵家が壊れてしまったのは、誰の所為だったのだろう。
なぜ。
どうして。
いくら考えても、その答えは誰も持っていない。
***
ルクレツィア・ガラッシアは、誰からも愛される少女だった。
ステラフィッサ王国随一の公爵家に生まれ、他国でもその美しさが謳われる両親を持ち、自らも天使か妖精のように可愛らしい少女だった。
将来は両親をも凌ぐ美貌に育つだろうと誰もが嘱望した、そんな少女の婚約が決まったのは、6歳の誕生日だった。
相手はこの国の第一王子、エンディミオン。
かねてより、兄アンジェロとともに王城を訪ねては遊び相手となり、友誼を結んでいたが、それは王子殿下の初恋を叶えるために、大人たちが決めたことだった。
天使のような同じ歳の少女に、王子は惹かれずにはいられなかったのだろう。
国内外ともに安定し、ステラフィッサ王家とガラッシア公爵家の長い歴史もあり、この婚約にはどんな障害もなかった。
建国王の妹姫から続く公爵家は、他の貴族に有無を言わせぬだけの力があり、当の少女もまた、数多の貴族令嬢を一目で黙らせてしまうほどの美しさだったから。
……持ち過ぎたが故の、不幸だったのだろうか。
その日、ルクレツィアの母、エレオノーラ・ガラッシアは、特に親しい友人の侯爵夫人のもとへ、いつものように訪れていた。
娘のルクレツィアが第一王子の婚約者に決まると同時に、その兄で公爵家嫡男のアンジェロにも、友人が嫁いだ侯爵家で産んだ娘を婚約者に迎えたばかりだった。
婚約者同士の親交のため、アンジェロもその日の訪いには同行させられていた。
侯爵家の庭で親しいものだけでアフタヌーンティーを楽しむ時間を、エレオノーラは愛していた。
第一王子の婚約者に決まった娘を安易に連れて来られないのは寂しいが、自身と友人の子供が将来結婚して、公爵家を継ないでくれることを夢見ながら侯爵夫人とおしゃべりに花を咲かせるのは、とても幸せで、かけがえのない時間だった。
穏やかな陽だまりの中、甘い茶葉の香りがゆるやかに漂い、ステラフィッサの至宝と称えられるエレオノーラの朝焼けの女神のような美しさは、その日も溢れるほどに輝いていた。
───その輝きは、その日で喪われてしまったけれど。
暴漢が侯爵家の庭に入り込み、エレオノーラを襲ったのだ。
腹を大きく切り裂かれ、大量の失血の中に彼女は倒れた。
朝はもう来ない。
男は続いてアンジェロにも切り掛かったが、そばにいた婚約者の娘と、庇おうと間に入った侯爵夫人に大きな傷を負わせたところで、取り押さえられその場で処刑された。
「すべてを奪った公爵家を許してなるものかっ!」
死に際、そう叫んだ男は、最近公爵家に迎え入れられた養子の、実父であった。
公爵家に連なる末端の子爵であったが、行状の悪さ故、爵位を剥奪、野に放逐され、公爵の哀れみにより幼い一人息子だけは養子として家族の一員としたが、全てを失った己れの不幸を他人の所為にしかできなかった男は、公爵に奪われたものを取り返すつもりで、その最愛の妻の命を奪ったのだ。
その影には公爵家の躍進を妬んだある貴族の陰謀があったとか、美貌のガラッシア公爵に一方的に心を寄せたある未亡人が、公爵夫人への醜い嫉妬故に元子爵を唆したのだとか、あるいは至宝と謳われるエレオノーラを手に入れたいと、歪んだ愛情を拗らせた金満商人がいただとか、悍ましい人間の見本市のようなそんな説が、実しやかに噂された。
真実は誰も知らない。
冷たく重い物言わぬ骸になったエレオノーラにすがりつきながら、行き場のない激情が慟哭となって公爵を押し潰す。
ある侯爵が、伯爵夫人が、商会が、真偽不明の噂の渦中となった人物が次々と表舞台から姿を消してもなんの慰めにもならなかった。
最愛の妻を、最悪の形で奪われた公爵の人が変わってしまったのは、無理からぬことだったのかもしれない。
それまでは、その美しい容貌に高貴な血統を持ちながら、どうしてそれほどのお人好しでいられるのかと思わざるをえない甘さが多分にある人だった。
けれど妻を亡くしてからは、彼の中から甘さは一切消えてしまった。
もともと月のような怜悧な容貌に、夜の王のような嫋やかさを持っていたが、妻に、子供たちに向ける甘やかな表情が、それらを打ち消していたのだ。
それがなくなってしまった今、冷たく、鋭利な、全てを睥睨する魔王のような美しさだけが残されて、あとは痛々しいほどの絶望しか、人々に感じさせなくなった。
あれほど温かく、きらめきに満ちていた公爵家は、瞬く間に空虚な伽藍堂に変わり果ててしまった。
事件について公爵家に瑕疵はないことから、ルクレツィアと第一王子の婚約は継続、アンジェロも、自邸に招いたことで友人を死なせてしまったのではという悔悟の念に絶えず、伏せがちになった侯爵夫人のたっての願いと、傷の残ってしまった婚約者の責任を取る形で、そのまま婚約関係は続けられることになった。
この婚約が、誰も幸せにしないことは明らかだった。
公爵は、あれほどみんなに愛された娘を、邸から一歩も出さず、誰の目にも触れぬように閉じ込めた。
婚約者の第一王子ですら、顔を合わせることができるのは年に数度だけ。
公爵は、またいつ誰が自分の愛するものを害しにくるのかと怖れ、そして執着した。
日毎に妻に似てくる娘を溺愛し、そしてその愛の重さに耐えかねるように、ルクレツィアからは表情が消えていった。
突然母を失った悲しみの癒えぬまま、すっかり変わってしまった父の腕の中で、まるで本物の人形のように、心が凍って、死んでいくようだった。
アンジェロは、公爵家の嫡男としての義務を全うするためだけにそこにいた。
母を目の前で亡くし、自分だけ生き残ってしまった彼もまた、父に負い目を感じ、自分の代わりに残る傷を負った婚約者に責任を感じ、妹にしてやれることを考えることにさえ引け目を感じて、息苦しい日々を、ただ積み重ねるだけだった。
公爵家に迎えられていた養子ファウストは、幼いながらに自分の実父が犯した罪の大きさを感じていた。
自分がここにこなければこんなことにはならなかったのではと、温かく迎えてくれた公爵家の人々を思いやった。
けれど家を出ていくことは、公爵に許されなかった。
それからは彼もまた、贖罪の日々を送ることとなる。
どれほど努力し、どれほど成果をあげても、何ひとつ足りなかった。
何も取り戻せない。
ありし日の公爵家は、帰ってこない。
公爵の目にはルクレツィアしか入っておらず、アンジェロは自分をいないものとし、鳥籠のルクレツィアはその姿を見ることもない。
母の命を奪った男の子供の顔なんてきっと見たくもないだろうからと、助けにいくこともできなかった。
公爵家では使用人からも冷遇される日々だったが、それも当然だと思っていた。
この家から温かな光を奪ったのは自分なのだと、幼いファウストは、ずっと思い続けることになる。
十年後、ステラフィッサ王国に現れた「星護りの巫女」により、公爵家は破滅を迎えたのか、それとも解放されたのか───それは、あったかもしれない、もうひとつの公爵家の物語。
なぜ。
どうして。
いくら考えても、その答えは誰も持っていない。
***
ルクレツィア・ガラッシアは、誰からも愛される少女だった。
ステラフィッサ王国随一の公爵家に生まれ、他国でもその美しさが謳われる両親を持ち、自らも天使か妖精のように可愛らしい少女だった。
将来は両親をも凌ぐ美貌に育つだろうと誰もが嘱望した、そんな少女の婚約が決まったのは、6歳の誕生日だった。
相手はこの国の第一王子、エンディミオン。
かねてより、兄アンジェロとともに王城を訪ねては遊び相手となり、友誼を結んでいたが、それは王子殿下の初恋を叶えるために、大人たちが決めたことだった。
天使のような同じ歳の少女に、王子は惹かれずにはいられなかったのだろう。
国内外ともに安定し、ステラフィッサ王家とガラッシア公爵家の長い歴史もあり、この婚約にはどんな障害もなかった。
建国王の妹姫から続く公爵家は、他の貴族に有無を言わせぬだけの力があり、当の少女もまた、数多の貴族令嬢を一目で黙らせてしまうほどの美しさだったから。
……持ち過ぎたが故の、不幸だったのだろうか。
その日、ルクレツィアの母、エレオノーラ・ガラッシアは、特に親しい友人の侯爵夫人のもとへ、いつものように訪れていた。
娘のルクレツィアが第一王子の婚約者に決まると同時に、その兄で公爵家嫡男のアンジェロにも、友人が嫁いだ侯爵家で産んだ娘を婚約者に迎えたばかりだった。
婚約者同士の親交のため、アンジェロもその日の訪いには同行させられていた。
侯爵家の庭で親しいものだけでアフタヌーンティーを楽しむ時間を、エレオノーラは愛していた。
第一王子の婚約者に決まった娘を安易に連れて来られないのは寂しいが、自身と友人の子供が将来結婚して、公爵家を継ないでくれることを夢見ながら侯爵夫人とおしゃべりに花を咲かせるのは、とても幸せで、かけがえのない時間だった。
穏やかな陽だまりの中、甘い茶葉の香りがゆるやかに漂い、ステラフィッサの至宝と称えられるエレオノーラの朝焼けの女神のような美しさは、その日も溢れるほどに輝いていた。
───その輝きは、その日で喪われてしまったけれど。
暴漢が侯爵家の庭に入り込み、エレオノーラを襲ったのだ。
腹を大きく切り裂かれ、大量の失血の中に彼女は倒れた。
朝はもう来ない。
男は続いてアンジェロにも切り掛かったが、そばにいた婚約者の娘と、庇おうと間に入った侯爵夫人に大きな傷を負わせたところで、取り押さえられその場で処刑された。
「すべてを奪った公爵家を許してなるものかっ!」
死に際、そう叫んだ男は、最近公爵家に迎え入れられた養子の、実父であった。
公爵家に連なる末端の子爵であったが、行状の悪さ故、爵位を剥奪、野に放逐され、公爵の哀れみにより幼い一人息子だけは養子として家族の一員としたが、全てを失った己れの不幸を他人の所為にしかできなかった男は、公爵に奪われたものを取り返すつもりで、その最愛の妻の命を奪ったのだ。
その影には公爵家の躍進を妬んだある貴族の陰謀があったとか、美貌のガラッシア公爵に一方的に心を寄せたある未亡人が、公爵夫人への醜い嫉妬故に元子爵を唆したのだとか、あるいは至宝と謳われるエレオノーラを手に入れたいと、歪んだ愛情を拗らせた金満商人がいただとか、悍ましい人間の見本市のようなそんな説が、実しやかに噂された。
真実は誰も知らない。
冷たく重い物言わぬ骸になったエレオノーラにすがりつきながら、行き場のない激情が慟哭となって公爵を押し潰す。
ある侯爵が、伯爵夫人が、商会が、真偽不明の噂の渦中となった人物が次々と表舞台から姿を消してもなんの慰めにもならなかった。
最愛の妻を、最悪の形で奪われた公爵の人が変わってしまったのは、無理からぬことだったのかもしれない。
それまでは、その美しい容貌に高貴な血統を持ちながら、どうしてそれほどのお人好しでいられるのかと思わざるをえない甘さが多分にある人だった。
けれど妻を亡くしてからは、彼の中から甘さは一切消えてしまった。
もともと月のような怜悧な容貌に、夜の王のような嫋やかさを持っていたが、妻に、子供たちに向ける甘やかな表情が、それらを打ち消していたのだ。
それがなくなってしまった今、冷たく、鋭利な、全てを睥睨する魔王のような美しさだけが残されて、あとは痛々しいほどの絶望しか、人々に感じさせなくなった。
あれほど温かく、きらめきに満ちていた公爵家は、瞬く間に空虚な伽藍堂に変わり果ててしまった。
事件について公爵家に瑕疵はないことから、ルクレツィアと第一王子の婚約は継続、アンジェロも、自邸に招いたことで友人を死なせてしまったのではという悔悟の念に絶えず、伏せがちになった侯爵夫人のたっての願いと、傷の残ってしまった婚約者の責任を取る形で、そのまま婚約関係は続けられることになった。
この婚約が、誰も幸せにしないことは明らかだった。
公爵は、あれほどみんなに愛された娘を、邸から一歩も出さず、誰の目にも触れぬように閉じ込めた。
婚約者の第一王子ですら、顔を合わせることができるのは年に数度だけ。
公爵は、またいつ誰が自分の愛するものを害しにくるのかと怖れ、そして執着した。
日毎に妻に似てくる娘を溺愛し、そしてその愛の重さに耐えかねるように、ルクレツィアからは表情が消えていった。
突然母を失った悲しみの癒えぬまま、すっかり変わってしまった父の腕の中で、まるで本物の人形のように、心が凍って、死んでいくようだった。
アンジェロは、公爵家の嫡男としての義務を全うするためだけにそこにいた。
母を目の前で亡くし、自分だけ生き残ってしまった彼もまた、父に負い目を感じ、自分の代わりに残る傷を負った婚約者に責任を感じ、妹にしてやれることを考えることにさえ引け目を感じて、息苦しい日々を、ただ積み重ねるだけだった。
公爵家に迎えられていた養子ファウストは、幼いながらに自分の実父が犯した罪の大きさを感じていた。
自分がここにこなければこんなことにはならなかったのではと、温かく迎えてくれた公爵家の人々を思いやった。
けれど家を出ていくことは、公爵に許されなかった。
それからは彼もまた、贖罪の日々を送ることとなる。
どれほど努力し、どれほど成果をあげても、何ひとつ足りなかった。
何も取り戻せない。
ありし日の公爵家は、帰ってこない。
公爵の目にはルクレツィアしか入っておらず、アンジェロは自分をいないものとし、鳥籠のルクレツィアはその姿を見ることもない。
母の命を奪った男の子供の顔なんてきっと見たくもないだろうからと、助けにいくこともできなかった。
公爵家では使用人からも冷遇される日々だったが、それも当然だと思っていた。
この家から温かな光を奪ったのは自分なのだと、幼いファウストは、ずっと思い続けることになる。
十年後、ステラフィッサ王国に現れた「星護りの巫女」により、公爵家は破滅を迎えたのか、それとも解放されたのか───それは、あったかもしれない、もうひとつの公爵家の物語。
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