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北中文化祭
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第二回私立北野中学校 文化祭
と校門の脇の立て看板に書かれていた。
一年生は、文化祭を楽しむために出し物はしない決まりになっていた。
なので珠子と雛乃は、羽衣音を連れて三人で校内を回ることにしていた。
文化祭の魔力は凄まじく、普段楽しいとは特に思わない学校がまるでテーマパークの様に様変わりしているのを見てついつい機嫌が良くなり足取りも軽くなる。
普段は閉鎖的な性格の羽衣音も珠子もどこか嬉しそうに見えた。
とりあえず適当に出し物を回って混む前にお昼を食べようとゆう雛乃の提案に二人とも頷いた。
定番のお化け屋敷から始めたのだが、まだ小学生五年生の羽衣音と中学生一年生の珠子はとてもリアクションが薄かった。
ビクッ、ビクッと時々はなるものの声は出さない。
羽衣音は大きな音が苦手らしくずっと耳を塞いでいた。
雛乃はうぉ!と無様な声を出していた。
メイド喫茶に行き、ジュースを飲んでいる時に羽衣音に大丈夫かと問いかけると二度と行かないと言われてしまった。
その後、射的や輪投げをして体育館で漫才とダンスを見てお昼に食べるものを求めて屋台が何軒か出ているピロティに向かった。
と校門の脇の立て看板に書かれていた。
一年生は、文化祭を楽しむために出し物はしない決まりになっていた。
なので珠子と雛乃は、羽衣音を連れて三人で校内を回ることにしていた。
文化祭の魔力は凄まじく、普段楽しいとは特に思わない学校がまるでテーマパークの様に様変わりしているのを見てついつい機嫌が良くなり足取りも軽くなる。
普段は閉鎖的な性格の羽衣音も珠子もどこか嬉しそうに見えた。
とりあえず適当に出し物を回って混む前にお昼を食べようとゆう雛乃の提案に二人とも頷いた。
定番のお化け屋敷から始めたのだが、まだ小学生五年生の羽衣音と中学生一年生の珠子はとてもリアクションが薄かった。
ビクッ、ビクッと時々はなるものの声は出さない。
羽衣音は大きな音が苦手らしくずっと耳を塞いでいた。
雛乃はうぉ!と無様な声を出していた。
メイド喫茶に行き、ジュースを飲んでいる時に羽衣音に大丈夫かと問いかけると二度と行かないと言われてしまった。
その後、射的や輪投げをして体育館で漫才とダンスを見てお昼に食べるものを求めて屋台が何軒か出ているピロティに向かった。
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