17 / 41
開花
17 R18
しおりを挟むその日から、世界がコウキ一色に変わった。
毎日行ってた朝練を初めてさぼった。コウキとエッチするためだけの理由で。
する場所は校内の非常階段だった。鍵が壊れているドアを、コウキが目ざとく見つけてきた。
音楽室の隣……
埃っぽくて鉄錆のにおいがするけど、私とコウキの二人だけの場所……
立ったままシャツを捲り上げられて、屈んだコウキが待ち構えたみたいに膨らみの先へ吸いつく。
音は響くしすごーくいやらしい……
「おっぱいおっきくなんねーかなぁ?」
コウキは大真面目な顔してるけど、こんなにされたらおっぱいより乳首が育ちそうだった。
「次ま◯こなめたい」
唇を舐めながら、勝手に私のパンツをずらす。
コウキは、脱がさず、クロッチを横にしてなめるのが好きで……
舌がつけられた。
「…は………あぅ…」
「気持ちいい?」
「うんっ……」
次は吸い上げられる。硬くなってる蕾を吸われたら、頭を押さえつけてしまう。
「はあっ…それ好きっ……」
「これな?ここだろ?」
舌で集中攻撃。
「ぅんーあぁんー」
「はあ…はぁ…素直じゃん。でももうちょっと声、抑えて」
恥ずかしい……。コウキに指を咥えさせられても、声は漏れる……
「うっ…ううんーふうっ…」
「かっわいいなぁおまえ……ちんこ勃つわ」
と言いながら、コウキのそれがズボンから飛び出てきた。
そして、ぐずぐずに溶けた私にあてがわれる。
片足抱えて奥まで、床についてる足が浮きそうになるぐらい、奥まで。
「ぁあああっ………」
コウキにしがみつき、壁に寄りかかって、挿入の余韻を味わう。
気持ちいいっ、これ……
「はぅ…あぁあーだめになっちゃう…」
「ナニソレ笑」
「好き………コウキぃ……」
自分から腰を振って、コウキのそれで掻き回してもらって、コウキの弱音が漏れる。
「ぅう…そんなコトしたら出るじゃん」
ん、でも、勝手に動いちゃう。
奥の気持ちいいトコしてほしい。
「あぁっやぁんーそこっ、もっとしてぇ」
「だから声……っ」
「ふ、ふぅうんっ……」
勝手に奥が締まって、コウキを締め付けて離さない。
「うぁ、何、中……感じた?」
「さっきから…っ、ずっと感じてるよぉっ」
もっと、熱いトコ掻き回して。
大好き、気持ちいい、
コウキ……コウキ…もっとして
「好きぃっ……」
「………くぅっ」
コウキは最後に突き上げてから、私の肩を引っ張って、今にも暴発しそうにしているそれの前に屈ませた。
「口っ、もっと開けて」
えっ……
あ、、、口…?
あっ……
ビュビュッ ビューっ…ビュ…
半開きの唇の間に、コウキの熱いものが流れ込んできた。
そんな日が、何日も続いた。
朝、あの非常階段でコウキに挿れられて、女になってから、私の一日が始まる。
我慢できなくて朝練の前にしたこともあった。コウキが塾の帰りに会いに来て、外で…高架下で愛撫し合ったり、時には挿入もした。
毎晩自慰までするようになって、ふたりで性欲に支配されていた。ストッパーがないから、どこまでも溺れる。
誰かに見つかる不安よりも、過去へのヤキモチよりも、毎日繋がることが大事なことだった。
「んっ、うっ……」
部室の裏で……コウキが私のスカートの中に頭を突っ込んでいる。
「ふっううっんぁん」
「聞こえるって…」
だって……そんなに舐められたら、自分じゃ抑えられない……
ぎゅーっとコウキの頭を押さえつけた。舌の動きが激しくなって強く吸われた時、ぐっとつま先が伸びた。
「あっ、こわいぃいーっ」
「なおの中締まってる」
ぐずぐずに溶けた中にはコウキの指が入ってた。別の指で蕾をいたずらされて、収縮が深くなってく。
ひくんひくん、とするのが、自分では止められない。
勝手に足が伸びて…もう、頭は真っ白。
「う…うぁあ…あーっ」
初めてイったのは、6月の校舎裏。
コウキの指で……だった。
◆●◆●◆
コウキは塾、私は部活。
藍瑠は先にプールに行ってたから、ちょっと遅れて着替えていた。水着着て、誰もいない事を確認して更衣室備え付けのシャワーを借りた。
触れてみるまでもなくまだむずむずと熱を持ってる。汚れを洗い落としてシャワー室を出た。
そんな時、更衣室のドアが開く。
「お疲れ様です」
彩夏先輩がいた。
「お疲れ様ー」
久しぶりに顔を見る。私もちゃんと部活に出てないし、先輩も来てなかった。
話すことがなくて沈黙が続くけれど、ここでコウキのこと聞くのも、あんまり気がすすまないから先にプールへ行った。
アップして、煩悩を取り払って泳ぐ。
冷えた水はエッチばかりの火照った体を冷ましてくれる。
泳ぐより、コウキといる時間が大事になってるな……
またイカせてくれないかなぁ。自分じゃうまくイケない。
コウキがしてくれたように、蕾を触ったり、中をくちゅくちゅしてるけど、イクには程遠い。
「おい、波多野」
そんな煩悩がバレたのだろうか。顧問が厳しい顔で手招きした。
26歳の顧問、佐久間先生は水泳経験者だ。水泳部には顧問が3人いて、その中で一番若いが、怒るととても厳しい。
「は…はい」
ベンチで不機嫌そうにしている佐久間先生に近寄った。
「波多野。真面目にやんないなら、今度の選抜外すぞ」
「すいませんっ」
「練習参加率も悪いし。何してんの?練習試合だからってなめてんの?」
「すいません」
「帰り、残れ。おまえだけ別メニューやって帰れ。才能もないのに、遊んでんじゃねーよ」
キツい言い方だけど、言われてることは全部当たってる。
「大丈夫?」って藍瑠が心配そうに口パクしてきたけど、作り笑いしながら頷いた。
練習時間が終わった後、ライトが照らされたプールで、佐久間コーチに指示されたメニューを黙々とこなした。
毎日行ってた朝練を初めてさぼった。コウキとエッチするためだけの理由で。
する場所は校内の非常階段だった。鍵が壊れているドアを、コウキが目ざとく見つけてきた。
音楽室の隣……
埃っぽくて鉄錆のにおいがするけど、私とコウキの二人だけの場所……
立ったままシャツを捲り上げられて、屈んだコウキが待ち構えたみたいに膨らみの先へ吸いつく。
音は響くしすごーくいやらしい……
「おっぱいおっきくなんねーかなぁ?」
コウキは大真面目な顔してるけど、こんなにされたらおっぱいより乳首が育ちそうだった。
「次ま◯こなめたい」
唇を舐めながら、勝手に私のパンツをずらす。
コウキは、脱がさず、クロッチを横にしてなめるのが好きで……
舌がつけられた。
「…は………あぅ…」
「気持ちいい?」
「うんっ……」
次は吸い上げられる。硬くなってる蕾を吸われたら、頭を押さえつけてしまう。
「はあっ…それ好きっ……」
「これな?ここだろ?」
舌で集中攻撃。
「ぅんーあぁんー」
「はあ…はぁ…素直じゃん。でももうちょっと声、抑えて」
恥ずかしい……。コウキに指を咥えさせられても、声は漏れる……
「うっ…ううんーふうっ…」
「かっわいいなぁおまえ……ちんこ勃つわ」
と言いながら、コウキのそれがズボンから飛び出てきた。
そして、ぐずぐずに溶けた私にあてがわれる。
片足抱えて奥まで、床についてる足が浮きそうになるぐらい、奥まで。
「ぁあああっ………」
コウキにしがみつき、壁に寄りかかって、挿入の余韻を味わう。
気持ちいいっ、これ……
「はぅ…あぁあーだめになっちゃう…」
「ナニソレ笑」
「好き………コウキぃ……」
自分から腰を振って、コウキのそれで掻き回してもらって、コウキの弱音が漏れる。
「ぅう…そんなコトしたら出るじゃん」
ん、でも、勝手に動いちゃう。
奥の気持ちいいトコしてほしい。
「あぁっやぁんーそこっ、もっとしてぇ」
「だから声……っ」
「ふ、ふぅうんっ……」
勝手に奥が締まって、コウキを締め付けて離さない。
「うぁ、何、中……感じた?」
「さっきから…っ、ずっと感じてるよぉっ」
もっと、熱いトコ掻き回して。
大好き、気持ちいい、
コウキ……コウキ…もっとして
「好きぃっ……」
「………くぅっ」
コウキは最後に突き上げてから、私の肩を引っ張って、今にも暴発しそうにしているそれの前に屈ませた。
「口っ、もっと開けて」
えっ……
あ、、、口…?
あっ……
ビュビュッ ビューっ…ビュ…
半開きの唇の間に、コウキの熱いものが流れ込んできた。
そんな日が、何日も続いた。
朝、あの非常階段でコウキに挿れられて、女になってから、私の一日が始まる。
我慢できなくて朝練の前にしたこともあった。コウキが塾の帰りに会いに来て、外で…高架下で愛撫し合ったり、時には挿入もした。
毎晩自慰までするようになって、ふたりで性欲に支配されていた。ストッパーがないから、どこまでも溺れる。
誰かに見つかる不安よりも、過去へのヤキモチよりも、毎日繋がることが大事なことだった。
「んっ、うっ……」
部室の裏で……コウキが私のスカートの中に頭を突っ込んでいる。
「ふっううっんぁん」
「聞こえるって…」
だって……そんなに舐められたら、自分じゃ抑えられない……
ぎゅーっとコウキの頭を押さえつけた。舌の動きが激しくなって強く吸われた時、ぐっとつま先が伸びた。
「あっ、こわいぃいーっ」
「なおの中締まってる」
ぐずぐずに溶けた中にはコウキの指が入ってた。別の指で蕾をいたずらされて、収縮が深くなってく。
ひくんひくん、とするのが、自分では止められない。
勝手に足が伸びて…もう、頭は真っ白。
「う…うぁあ…あーっ」
初めてイったのは、6月の校舎裏。
コウキの指で……だった。
◆●◆●◆
コウキは塾、私は部活。
藍瑠は先にプールに行ってたから、ちょっと遅れて着替えていた。水着着て、誰もいない事を確認して更衣室備え付けのシャワーを借りた。
触れてみるまでもなくまだむずむずと熱を持ってる。汚れを洗い落としてシャワー室を出た。
そんな時、更衣室のドアが開く。
「お疲れ様です」
彩夏先輩がいた。
「お疲れ様ー」
久しぶりに顔を見る。私もちゃんと部活に出てないし、先輩も来てなかった。
話すことがなくて沈黙が続くけれど、ここでコウキのこと聞くのも、あんまり気がすすまないから先にプールへ行った。
アップして、煩悩を取り払って泳ぐ。
冷えた水はエッチばかりの火照った体を冷ましてくれる。
泳ぐより、コウキといる時間が大事になってるな……
またイカせてくれないかなぁ。自分じゃうまくイケない。
コウキがしてくれたように、蕾を触ったり、中をくちゅくちゅしてるけど、イクには程遠い。
「おい、波多野」
そんな煩悩がバレたのだろうか。顧問が厳しい顔で手招きした。
26歳の顧問、佐久間先生は水泳経験者だ。水泳部には顧問が3人いて、その中で一番若いが、怒るととても厳しい。
「は…はい」
ベンチで不機嫌そうにしている佐久間先生に近寄った。
「波多野。真面目にやんないなら、今度の選抜外すぞ」
「すいませんっ」
「練習参加率も悪いし。何してんの?練習試合だからってなめてんの?」
「すいません」
「帰り、残れ。おまえだけ別メニューやって帰れ。才能もないのに、遊んでんじゃねーよ」
キツい言い方だけど、言われてることは全部当たってる。
「大丈夫?」って藍瑠が心配そうに口パクしてきたけど、作り笑いしながら頷いた。
練習時間が終わった後、ライトが照らされたプールで、佐久間コーチに指示されたメニューを黙々とこなした。
0
お気に入りに追加
208
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる