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第3章『双子の少女を救出する事にした』
痛々しい痣と凝縮時間
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「解りました…これより制限解除しますよ~っと…」
そう言うとNo.01は首に下げていた瑠璃色のダイヤ型のペンダントに魔力を注ぎ込む
するとペンダントから黒い光が溢れてきてNo.02の体を包み込む
光が収まるとNo.01と同様に顔の包帯がとれて髪や服装が変わっている
隠されていた瞳の色は黄色で元々出ていた瞳はオレンジ色に輝いている
綺麗な黒髪もしなやかに風に揺れ鮮やかに人を魅了する
服装は白の浴衣ドレスが背の部分が完全に露出しており純白の白を容易に殺せるだろう
「相変わらずこの姿は恥ずかしいね」
No.02は自分の姿に頬を赤く染めながらゆっくりとカイト達に近づく
「ちょっと先に聞いても良いかなお兄さん、さっきのお姉ちゃんの攻撃をどうやって死なずに済ませたの?」
No.02は上目遣いでユートを目をじっと見つめる
「あ?簡単な事だ、鋼鉄化という魔法で体を硬くして外傷を無くして内部に響いてくる衝撃は後ろにバックステップして躱そうとしたけど思った以上に強くてそのまま吹っ飛ばされたって事だ」
「鋼鉄化は内蔵は硬くは出来ないからな、だから正直後一二発さっきの威力のパンチされたら内蔵が破裂するかもな」
ユートは口から次々と本来ならば敵には教えてはならない事をポロポロと零していく
「へぇ~そうなんだ、じゃあ私のパンチも効くのか試してみるね」
No.02は拳を握りしめてユートのみぞおちを思いっきり殴る
ユートは不意の攻撃を完全な鋼鉄化で対処できず硬度は精々ジム通いの少し熟成された腹筋程度の硬さで受けてしまった
ユートは壁を貫通し隣の部屋の壁に体がめり込んでいた
「ごフッ…はぁはぁ…」
ユートの呼吸は荒くなり口から嘔吐するかの様に血を大量に吐き出す
「今回はちゃんとダメージを与えられた様だね」
「しかもその様子じゃ魔法も詠唱出来ないだろうし…これでお終い」
No.02はユートに一直線に走って行く
「さっきから僕を無視しないでほしいな!」
カイトがNo.02の後ろからデュランダルで斬り掛かるがNo.02は常人には出来ないような動きでデュランダルを華麗に避ける
「いきなり斬り掛かるなんて女の子にそんな事しちゃ嫌われちゃうぞ~」
No.02はカイトに一言掛けるがそのままユートに向かって走りユートの首を飛ばす
「マスター、これで良い?」
No.02は生首となったユートを持ち上げ頬を舐め上げる
「完璧だよ!No.02!やはりこのポンコツとは訳が違う」
クロガネはNo.02の戦果を見て大口開けて高笑いをする
「No.01見ろ!お前がミスった性でNo.02に余計な仕事をさせたのだ」
クロガネはNo.01の腹部に力いっぱい蹴りを入れる、No.01は蹴られてその場に腹部を手で抑えて座り込む
「誰が座って良いと言った!その姿勢じゃあ上手く蹴れないじゃないか!」
クロガネはNo.01の髪を引っ張り無理やり立たせる
「《謝罪》申し訳ございません…マスター」
クロガネは髪を引っ張ったまま何発も腹に拳を叩き込む
「貴様に出来るのはこうやって私のストレス発散しか出来んのだよ!このゴミがぁ!感謝しろよ?」
露出しているNo.01の腹部は次第に痛々しい紫色のアザで埋め尽くされる
「《感謝》マスターのストレス発散に使って頂き…ありがとう…ゴフッ…ざいます」
No.01は苦痛の表情を浮かべながらクロガネに表面上の感謝の言葉をあげる
「いい加減にしろよ…クロガネ…流石に女の子がこんな状態になっているのをこれ以上は見過ごせない」
No.01を殴るクロガネの手を掴みそのまま肩の関節を外す
「ぐぎゃぁぁぁ…バカな…なぜ生きている…」
クロガネはNo.01を手から離し肩を抑える
「生きてるも何も死んでないし、なぁNo.02」
ユートはNo.02の方へ振り向きNo.02が持っているユートの生首を指さす
「そそ…これはねぇ…」
No.02が手に持っている生首にかぶりつく
するとユートの顔は粉々に砕けて床に零れ落ちる
「う~~~ん!!甘くて美味しい!!」
No.02は頬に手を当てて味わう
「あれは飴だ、うまく出来てるだろ?あの一瞬で作るの大変だったんだからな」
ユートは無限収納から大量の砂糖と水を取り出す
「バカな!そんなの作れる訳ないだろう!」
クロガネはユートに迫り顔面に唾がかかる距離に来て怒号を浴びせる
「『凝縮時間』この魔法を知ってるか?」
ユートがそう言うとクロガネは驚きの表情を一瞬見せるが次の瞬間その場に座り込んでしまう
「そんな魔法を覚えている奴がいたとは…」
クロガネは死を覚悟していた
殺されそうになったユートから断罪の意を込めて殺さるだろう
「それじゃあ逝きなクロガネ、お前が今までNo.01に加えてきた暴行の数々を懺悔しながらな」
そう言うとNo.01は首に下げていた瑠璃色のダイヤ型のペンダントに魔力を注ぎ込む
するとペンダントから黒い光が溢れてきてNo.02の体を包み込む
光が収まるとNo.01と同様に顔の包帯がとれて髪や服装が変わっている
隠されていた瞳の色は黄色で元々出ていた瞳はオレンジ色に輝いている
綺麗な黒髪もしなやかに風に揺れ鮮やかに人を魅了する
服装は白の浴衣ドレスが背の部分が完全に露出しており純白の白を容易に殺せるだろう
「相変わらずこの姿は恥ずかしいね」
No.02は自分の姿に頬を赤く染めながらゆっくりとカイト達に近づく
「ちょっと先に聞いても良いかなお兄さん、さっきのお姉ちゃんの攻撃をどうやって死なずに済ませたの?」
No.02は上目遣いでユートを目をじっと見つめる
「あ?簡単な事だ、鋼鉄化という魔法で体を硬くして外傷を無くして内部に響いてくる衝撃は後ろにバックステップして躱そうとしたけど思った以上に強くてそのまま吹っ飛ばされたって事だ」
「鋼鉄化は内蔵は硬くは出来ないからな、だから正直後一二発さっきの威力のパンチされたら内蔵が破裂するかもな」
ユートは口から次々と本来ならば敵には教えてはならない事をポロポロと零していく
「へぇ~そうなんだ、じゃあ私のパンチも効くのか試してみるね」
No.02は拳を握りしめてユートのみぞおちを思いっきり殴る
ユートは不意の攻撃を完全な鋼鉄化で対処できず硬度は精々ジム通いの少し熟成された腹筋程度の硬さで受けてしまった
ユートは壁を貫通し隣の部屋の壁に体がめり込んでいた
「ごフッ…はぁはぁ…」
ユートの呼吸は荒くなり口から嘔吐するかの様に血を大量に吐き出す
「今回はちゃんとダメージを与えられた様だね」
「しかもその様子じゃ魔法も詠唱出来ないだろうし…これでお終い」
No.02はユートに一直線に走って行く
「さっきから僕を無視しないでほしいな!」
カイトがNo.02の後ろからデュランダルで斬り掛かるがNo.02は常人には出来ないような動きでデュランダルを華麗に避ける
「いきなり斬り掛かるなんて女の子にそんな事しちゃ嫌われちゃうぞ~」
No.02はカイトに一言掛けるがそのままユートに向かって走りユートの首を飛ばす
「マスター、これで良い?」
No.02は生首となったユートを持ち上げ頬を舐め上げる
「完璧だよ!No.02!やはりこのポンコツとは訳が違う」
クロガネはNo.02の戦果を見て大口開けて高笑いをする
「No.01見ろ!お前がミスった性でNo.02に余計な仕事をさせたのだ」
クロガネはNo.01の腹部に力いっぱい蹴りを入れる、No.01は蹴られてその場に腹部を手で抑えて座り込む
「誰が座って良いと言った!その姿勢じゃあ上手く蹴れないじゃないか!」
クロガネはNo.01の髪を引っ張り無理やり立たせる
「《謝罪》申し訳ございません…マスター」
クロガネは髪を引っ張ったまま何発も腹に拳を叩き込む
「貴様に出来るのはこうやって私のストレス発散しか出来んのだよ!このゴミがぁ!感謝しろよ?」
露出しているNo.01の腹部は次第に痛々しい紫色のアザで埋め尽くされる
「《感謝》マスターのストレス発散に使って頂き…ありがとう…ゴフッ…ざいます」
No.01は苦痛の表情を浮かべながらクロガネに表面上の感謝の言葉をあげる
「いい加減にしろよ…クロガネ…流石に女の子がこんな状態になっているのをこれ以上は見過ごせない」
No.01を殴るクロガネの手を掴みそのまま肩の関節を外す
「ぐぎゃぁぁぁ…バカな…なぜ生きている…」
クロガネはNo.01を手から離し肩を抑える
「生きてるも何も死んでないし、なぁNo.02」
ユートはNo.02の方へ振り向きNo.02が持っているユートの生首を指さす
「そそ…これはねぇ…」
No.02が手に持っている生首にかぶりつく
するとユートの顔は粉々に砕けて床に零れ落ちる
「う~~~ん!!甘くて美味しい!!」
No.02は頬に手を当てて味わう
「あれは飴だ、うまく出来てるだろ?あの一瞬で作るの大変だったんだからな」
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